はじめはダンスや歌がうまくて顔がタイプの人をなんとなく追っていたのですが、

合宿に入ったあたりから完全に人となりが気になりまくっている。

仕事にも重ねまくっている。

 

(1)見てるよ宣言

(2)フォロワーの強さがリーダーを強くさせる ←今回はこちら

 

 

本日は4次審査(合宿)の第1ステージについて。

3チームに分かれて、同じトラックにそれぞれメロディーと歌詞とコレオをつけて10日間で発表。

 

※ちなみにこれは人気投票で決まるオーディションではない。

各ステージにおいて審査ポイントが明確になっており、主催が判断して順位をつけ、全員にFBを返す。

(合宿第1ステージは作詞作曲コレオ歌割りも自分たちでやるのでクリエイションの過程も見るけど、

第2ステージはプロの楽曲コレオを限界まで完成度高く仕上げ、当日の出来栄えしか見ない、など)

 

 

チームA…そつない ばんばん意見出る

チームB…みんな一歩踏み出せない うまく行かなくて荒れる

チームC…若い子多くてリーダーの負担過多!

 

チームBを見かねた主催が個人面談を入れるんだけど

(オーディションなのにそういうことするんだあというのがまた印象的)

そこで話していたことが心に残ったのでメモ。

 

 

「感情で」伝えるのではなく

「感情を」伝える、ってこのことだなと思って。

 

感情的に、納得してない!嫌だ!と暴れることよりも

自分は嫌な気持ちになっている、ということを冷静に伝えることができたら

それこそ対話だなと。

 

そして一番本番が楽しそうだったチームCは

中学生2人と高校生と19歳(未経験)、23歳(リーダー)。

 

中学生2人はめちゃくちゃ才能あるんだけど、

ついついみんなといるときも自分の世界に入って自分のパート練習はじめちゃったり、

真面目な場面でふざけちゃったり…

 

リーダーがそれを注意したりしながらなんとかチームをまとめていくんだけど、

チームのことを考えすぎて、自分のことがおざなりになっていっぱいいっぱいになってしまう。

そりゃそうよ、だってオーディションなんだもん。自分も限られた時間でスキルアップしなくちゃいけないのに。

どうしても若手のほうが自分のことだけに全集中しやすい環境ではあるよね。

 

崩壊中のチームBにも中学生がいるんだが、

「才能ある若い子供(あえて子供と言うけど)」の個性を殺さずにどう伸ばすのか、

どうチームに目を向けさせるのかもめちゃくちゃ難しいんだなと痛感。

 

そんで、そんなときにこの高校生がめちゃくちゃ良かった。

経験値的にこのチームのNo.2はこの高校生になるんだけど、

リーダーが中間発表後に「(チームのこと考えすぎて)自分のクオリティに納得がいかない」って一人で泣いてるところに

そっと来て「だと思った」「俺は分かってた」「一人で抱え込んでたでしょ」って寄り添ってくれるんだよね。

 

年齢的にも5,6個違くてリーダーの側から助けてって言いづらいだろうし、

実際に「違う 君たちには何もないんだよ」ってめっちゃ言ってたし、

この高校生的には相談してくれるの待ってたんじゃないかなーと思ったり。

 

その日の夜にリーダーがチームを集めて、より良いチームにするために話し合うんだけど、

そこで指摘を受けてうつむいちゃう中学生2人の手を握って、声をかけてあげるのがぐっとくる。

 

13歳なんだから。年齢が13歳なのは事実なのね

その中で2人がめちゃくちゃ頑張っているのって超事実なの

超すごいの

プロフェッショナルで同じ目線だけど13歳で頑張っているっていうのは

俺らからしたら超ハンパないのね

俺らじゃ絶対できない 俺が13歳だったら絶対できなかったし

超すごいことしてんだよ

だってさ お母さんいないところで7日間も生活してるんだよ(合宿7日目)

 

締めるとこ締めつつみんなが楽しんでほしいのが一番

リーダーとしては絶対5人で次の審査に進みたいのでそのきっかけになれば、って

大人すぎん???

 

 

 

2人ともここまで特に注目はしてなかったんだけど、

まじでこのコンビと一緒に仕事したいなと思った。

 

なんか今回は学びを話すのにエピソードの共有が欠かせなかったので

すごいオタクブログになってしまったんですが。

 

今まではみんなにたいして「Let's」を言うのがリーダーだと思ってたんだけど、

実際に全体が見えてない、自分のタイミングで「Let's」を繰り出して失敗しているのを見たりして

「Let'sを言う」は手段のひとつに過ぎず、みんなの向いている先を揃えるのがリーダーだなと。

 

そして仕事においてもリーダーだって自分の成果を出さなくちゃいけないなかでチームをまとめる苦しさがあるんだけど、

そんなときに「わかってるよ」って言って寄り添ってくれる人、

リーダーとメンバーが1対多の発信になるじゃなくて、リーダー側で一緒に考えてくれる人がいるのって

とっても頼もしいし、チームを輝かせてるのはカリスマ的なリーダーだけじゃなくて

リーダーを支える存在あってのことだなと。

 

クリエイティブの質では他のチームが勝ったんだけど、

本番の雰囲気は本当に良かった!

そして他のチームの発表を見ているリーダーがすごいノリノリで盛り上げ上手で

フォロワーとしても素敵だなと思った!

 

平和。推せる。

 

なんやかんや曲一番すきかも。

 

こんなにいい声してたの!?とイヤホンで驚く

 

 

(補足)

私の好きな部分が書いてないのでできれば映像のほう(hulu)を見ていただきたいですがw

あらすじ知りたい方にはこちら

 

チームA

 

チームB

 

チームC