おはよーございます
ゆーみんです
時の流れを早く感じることは
流れてくるニュースを聞いていて
思うこともありますが
一昨日の9月11日はアメリカで起きた
同時多発テロからもう22年も経っていて
あの時のテレビの画像はあまりにも
現実離れしていて何が起きているのか
ただ呆然と眺めていたことを思い出しますが
どんな思いでこの22間を過ごしてきたかと
ご遺族のお気持ちは想像に絶すると
思うのですが偶然その日に観たのが
『ものすごくうるさくてありえないほど近い』
原題:Extremely Loud & Incredibly Close
制作年;2011年
製作国:アメリカ
2005年に発表され『9・11文学の金字塔』
と評されたジョナサン・サフラン・フォア
によるベストセラー小説を
『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』
のスティーブン・ダルドリー監督が映画化
した作品ですが9・11テロで最愛の父を
亡くした少年オスカーはクローゼットで
1本の鍵を見つけ父親が残したメッセージ
を探すためニューヨークの街へ
飛び出していくのですが第2次世界大戦で
運命の変わった祖父母
9・11で命を落とした父
そしてオスカーへと歴史の悲劇に
見舞われた3世代の物語がつむがれ
最愛の者を失った人々の再生と希望を
描き出していく・・・といったストーリー
展開ですが脚本は『フォレスト・ガンプ
一期一会』のエリック・ロス
オスカーの父親役にトム・ハンクス
母親役にサンドラ・ブロックと
アカデミー賞俳優で固められていますが
何より演技の経験がないものの
テレビのクイズ番組の出演を見た監督に
見出されたオスカー役の
トーマス・ホーンの演技に圧倒されて
しまいましたがアスペルガー症候群を疑われ
周囲の人々や環境とうまく折り合って
生活をしていくことが苦手なオスカーに
いつも寄り添ってくれて心の支えになって
乗り越えなくてはならないハードルに
立ち向かう勇気を与えてくれていた父親を
突然の不条理な事件で失い偶然父の遺品から
見つけた鍵のかつての持ち主を探して
たくさんの人々に会いその人たちの
話を聞くともなく聞いているうちに
人は苦しみから逃げないでどう生きて
行けばいいのかということを
観ている側も一緒になって教わり
まだ幼い子どもが肉親を失う深刻な
悲劇の物語で観て泣いてしまうのが当たり前
なのでしょうが特に母親リンダが息子
オスカーの調査探検の先回りをしていた
エピソードや鍵のヒントを求めて
巡り合った様々なブラックという名の
人々の人生を垣間見せたモンタージュに
この映画の本質が凝縮されていているようで
深い感銘とともに
涙腺が決壊してしまいましたが
風変わりなタイトルの意味が気になって
頭から離れずその示す深い意味も
最後まで考えさせられる作品でした
(2023年9月11日(月)視聴)
#ウクライナ
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