3週間ごとに巡ってくる教会の食堂ボランティア。
 

 
なんとこの日は私ともう一人の2人だけ滝汗
 
こんなにたくさんの食材を目の前に
もう一人は半ばパニック状態です。
 
しかーし!
私の人生はいつもピンチの連続なので
これぐらいのことでは動じません笑い泣き
だって、淡々とこなしていくだけで良いのですから。
 

 
とにかく、やるべきことをやっていくだけ。
チコーリアは悪くなった部分を取って……
 

 
流水に放っておきます。
 

 
ズッキーニもとりあえずきれいに洗って、
何を作るか考える。
 
できるだけ手間をかけずに調理できるもの。
オーブンで焼き上げるのが良いと思ったので、
私がいつも作ってる
夏野菜のオーブン焼きにすることにしました。
 

 
パプリカもあったので一緒に焼きます。
 

 

ジャガイモも少し残ってたので焼いちゃいましょう。
 
ひたすら野菜を切っていくだけ。
無心になって無我の境地……ほとんどメディテーションです笑い泣き

 

もう一人が、カフェ休憩しようというので……

 

 
バールへ行きました。
 
で、この間、先の見えた安堵感からか、
もう一人が喋る喋る笑い泣き
 
それが、
私たちはよくやっている、
私たちはサイコーだ、
と、もっぱら自画自賛なんですよね滝汗
 
イタリア人って打たれ弱い一面のある人が多い気がします。
誉められないと不安になるらしい。
でもって、誰も褒めてくれないときは、
自分で自分を誉めてテンション上げて行くのです。
 
これがイタリア語の不思議なところで
大げさに抑揚をつけて言うと、
魔法がかかったようにちょっと元気になれるのです。
日本語の平坦な抑揚ではこうは行かないと思います。

 

 

戻ってきて作業のつづき。

夏野菜のオーブン焼きは、前日のうちに焼いてしまいます。

 

 
トリッパは玉ねぎとセロリで1時間ほど下茹で。
 

 
その後、香味野菜、トマトの水煮で煮込みました。
ミントをたっぷり入れるのがローマ風です。
 

 
夏野菜はいったんオーブンから取り出し、
上下を返して再びオーブンへ。
 

 
パスタソースはプッタネスカにしました。
 

 
スイスチャードはクタクタに茹でて
絞るように水切りしておきます。
 
 
助っ人で午後から来てくれたマリアグラーツィアが
ナスのグリルを準備してくれました。
大量のナスをこのやり方で調理するイタリア人、なぜか多いです笑い泣き
 
こんな感じで前日の下準備は終わり。
 
野菜はすべて使えたし、
パスタソースも作ったし、
メインのトリッパも煮込んだし。
 
ホント、私たちはよくやった!!!