トマトの美味しい季節になってきました。
 

 
というわけで、教会の食堂ボランティアにも
トマトのご寄付をたくさんいただきますハート
 

 
変なカタチをしたのは
Cuore di Bue(クオレ・ディ・ブエ)。
牛の心臓という名前まで変なトマトです。
これは生のまま、サラダで食べると美味しいんですハート
 

 
完熟しているものは料理に使います。
モロッコインゲンと一緒に煮るのは定番です。
 

 
オリーブオイルとニンニク、塩でじっくり火を通していきます。
 

 

チコーリア

 

 
日本では見ませんけど、一応和名があり、
「キクニガナ」だそうです。
菊・苦・菜で、キクニガナ。
 
たしかに若干、春菊っぽいかもキラキラ
 

 
クッタクタに茹で倒して、水気をしっかり絞ります。
 

 
アクがすごいんですアセアセ
 
この茹でたあとのお湯色を見ると、
やっぱり1度茹でてアク抜きしないとなと思います。
 
さて、やっと今日の本題、
正しいトマトソースの作り方です。
 
まぁ、イタリアマンマのレシピなので、
ホント、人それぞれなんですけどね。
 
でも、パスタソースとして、
シンプルにスパゲッティと和えるだけなら、
このつくり方をする人が多いように思います。
 
日本では「ポモドーロソース」などと呼ばれるアレです。
 
Pomodoro(ポモドーロ)はイタリア語でトマト
だからトマトソースってことなんですけど、
最近ではなぜか「ポモドーロ」というと、
トマトソースで和えたパスタ料理を指す日本語の不思議。
 

 
まずはオリーブオイルで香味野菜をじっくり炒めます。
 
オリーブオイルにニンニクを入れ香りを出し、
そこへみじん切りにしたニンジン、セロリ、玉ねぎです。
イタリア料理の基本「ソッフリット」、
日本料理の「昆布とかつお節の出汁」みたいな位置づけと言えるでしょう。
 

 
トマトの水煮を裏ごししたパッサータを、
バジルの葉を入れてじっくり煮込んでいきます。
 
 

 
多めに入れたオリーブオイルと
トマトパッサータが完全に混ざるようにします。
分離したままではNGです。
 
ここまで煮込んで前日の下準備は終了。
 

 
鶏肉ローズマリーニンニク、塩を順番にして、
このまま冷蔵庫でひと晩マリネしておきます。
 
翌日、日曜ランチの本番の朝、
ポテトと一緒にオーブン焼きにして仕上げます。