ブラッチャーノ湖では古代ローマ時代には
すでにウナギ漁が行われていたそうです。
ローマ街道を通ってローマの市場まで届けられるウナギは
ローマっ子の間でも人気の食材だったとか。
ブラッチャーノ湖のウナギには漁期があり、
11月1日~3月31日までと決められていると聞きました。
なので夏には食べられないと思っていたのですけどね。
6月半ば、ウナギが食べたいというお客さまに
美味しいものはタクシー運転手に聞け!
ということでいつものドライバーに聞いたら
対岸の町トレヴィニャーノ・ロマーノのレストランを教えてくれました。
湖上のテラス席![ハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/081.png)
![ハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/081.png)
むちゃくちゃステキでテンション上がります![飛び出すハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/610.png)
![飛び出すハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/610.png)
まずは湖で漁獲されるラッタリーニ、
ラッテリーニなどと呼ばれる小魚のフライ。
泡モノにむちゃくちゃ合うんです![酔っ払い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/043.png)
![酔っ払い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/043.png)
私はワカサギっぽいなぁと思うのですが、
お客さまはキビナゴに似てるとおっしゃいます。
頭から丸ごと食べられます。
内臓の苦みが少ないから確かにキビナゴのが近いかなぁ。
イタリアの前菜と言えばコレですね。
生ハムとチーズの盛り合わせ。
アサリと花ズッキーニとプチトマトのソースで
小粒なニョッキを和えてありました。
小さなニョッキがモッチモチで不思議な食感。
Gnocchettiニョッケッティと言います。
コントルノ(副菜)は
今回の滞在でお客さまが初めて知ったというチコーリア。
ハマってらっしゃいました。
ほろ苦くて美味しい青菜です。
メインのウナギはカッチャトゥーラ風。
白ワインビネガーで煮込む甘酸っぱい味付けです。
ローズマリーがいっぱい入っているのは臭い消しですね。
イタリアではウナギを輪切りのブツ切りにします。
マグロもわりと輪切りです。
魚を開いて骨を外して調理するって、
日本独特な繊細さがあるなぁと思います。
ウナギの骨って火を通すと簡単に外れます。
なのでブツ切りでもぜんぜん問題なし。
食事をしている間にすっかり日が暮れました。
ブラッチャーノ湖に生息する白鳥は本当に人懐こいです。
この日もテラスの下に来ていました。
おこぼれのパンなどを期待してと思われます![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/050.png)
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/050.png)