豚バラ肉はイタリアでもよく使われる部位です。
そのままオーブン焼きにして
パリパリにして食べると美味しいんですよね酔っ払い
 
でも、炒めたり煮込んだりして
脂のうま味を出汁のようにして味わうことが多いかな。
 
この日の教会の食堂ボランティアでは、
豚バラ肉が少ししかなかったので、
そのまま食べるのではなく
出汁バージョンで使うことになりました。
 
 
その場合はこんなふうに角切りにします。
 

 
そして、じっくり炒めて脂分を出してから……
 

 
トマトの水煮を入れて煮込んでパスタソースにします。
 

 
豚ロース肉がいっぱいあったので、
野生フェンネルの花のハーブをふって
オーブン焼きにしました。
 
これを豚バラ肉でやっても激ウマです。
東京のローマ食堂でもお出ししました。
 

 
前日に下処理まで終わってたインゲンは
刻んだニンニク、オリーブオイル、レモン汁、
そしてミントと一緒に和えました。
 
ミントを入れるって初めてですが
この組み合わせは神レベルキラキラ
あとで自宅で再現してみます。
 

 
オカヒジキはオリーブオイル、レモン汁、ニンニクのみ。
 

 
レタスもカットして
トマトとラディッシュも入れてサラダにします。
 

 
テーブルセッティングも完了。
ちょっとしたトラットリアみたいですよね飛び出すハート
 

 
この日のメニューは私が書きました。
 
いつも書く人がお休みだったので
ピンチヒッターだったのですけど、
なんで外国人に書かせるかな?
 
前から薄々思っていたのですけど、
イタリア人でもイタリア語を書くことに
あんまり自信がない人って多い気がします。
 
シャレで最初に日本語で張り出したら
来場者が困惑してました笑い泣き
 

 
前菜は
いつものピッツァ
焼きナス、パプリカ、ふだん菜と3種野菜料理です。
 

 
豚バラ肉のトマトソースのパスタ。
アマトリチャーナです。
 
パルミジャーノレッジャーノをかけたけれど
ローマっ子ならペコリーノロマーノ
羊ミルクのチーズをかけたいらしい。
 
でも、そもそもこの日はなかったし、
ペコリーノ嫌いなイタリア人も多いそうなので
これで良しとしました。
 

 
メインは豚ロース肉の野生フェンネル風味
インゲンのミント風味にオカヒジキを添えました。
 

 
オカヒジキのニンニクはほんの少し風味をつけたかっただけ。
 
なのでみじん切りにせず、
こんなふうに2つ割りにしただけです。
イタリア人のニンニクの使い方が細かくて
こだわりを感じます笑い泣き
 

 
この日はボランティア人数は少ないのに
想定外に30人以上も来ちゃって大変でしたアセアセ
 

 
こちらはイスラム教徒のために準備したもの。
宗教的に豚肉を食べられないので配慮が必要なのです。
カトリックの教会なのにイスラム教徒が毎回必ず来る不思議。
 
パスタソースはトマトの水煮に
オレガノやイタリアンパセリ、ニンニクを入れて風味付けしました。
 
 
メイン料理は豚ロースの代わりに牛肉100%のハンバーグ
 
誰からお庭から持ってきた
ローズマリーを乗っけてオーブンで焼いていました。
ハーブづかいの巧みなところが
イタリアマンマの特徴でもありますハート
 
 
これ、なんだか分かりますか?
イースターの卵型チョコレートです、
というか、だったもの笑い泣き
 
 
たくさん残っていたので、
デザートのクロスタータに添えましたハート
 
イタリアンのフルコース。
野菜料理が多くて家庭の雰囲気で良いですよね。
 
ご寄付いただいた野菜を
すべて残さずに使うイタリアマンマの創意工夫と心意気に毎回、感心します。