ボスコレアーレ遺跡の発掘品のつづき。
 

 
ポンペイでも観られる人型の遺跡がありましたポーン
遺跡というのも変なのですけどアセアセ
 

 
発掘されたときの様子。
ヴェスビオ火山の噴火が79年なので、
約2000年前のヒトということになります。
 
堆積していた土砂に石膏を流し込み、
固まったら発掘して型だけを残すとこんなふうになるのですね。
 
 
そのままでは崩れるので、
型を取りそこにマテリアルを流し込むことで
量産型ポンペイ人ができますアセアセ
 
それでも等身大のヒト型ってリアル滝汗
 
熱さで苦しんだのか、
はたまた火山性のガスでやられたのか、
手足の様子からその最期の時の苦しみがまざまざと伝わってきます。
 

 
このボスコレアーレの発掘品を観ていると
食料や日用品など2000年前の人々は、
とても豊かな日常生活を送っていたことがうかがえます。
 

 
エトルリア遺跡でよく出てくる、
寝姿の人はワイン用の盃を手にしています。
ゴールドの髪飾りや首飾りもすごい。
 

 
60度の火砕流に保護されて、
木製家具の類も原形をとどめていたそうです。
 

 
ベッドの脚とか枠組みポーン
今とあんまり変わらない気がします笑い泣き
 

 
こちらも家具の留め具、装飾の一部。
 

 
レードルや桶などの日用品。
 

 
2000年前のパン!!!
今とあんまり変わらない滝汗
青いのはパンの焼き型。
 

 
穀類を挽いて粉にするための石うす。
 

 
穀物の炭化した遺跡。
こういうのが残っていたから、
当時の人が何を食べていたのか分かるそうです。
黒いのが遺跡、上の茶色いのが今の現物。
 

こんなにも多くの有機物が炭になって残っているからこそ

当時の生活の様子がよく分かるのです。

 

 

今でもこれと同じような

大きくて丸いパン、売ってます笑い泣き

 

ポンペイはヴェスビオに近く

高温のマグマが流れ込んだので、

こうしたものは燃えて灰になってしまったんですよねアセアセ

 

ボスコレアーレでは炭化してカタチが残っているので、

見ていてものすごーくリアルだし、

研究するにも打ってつけだったというわけ。

こちらに残されたものを観て

ポンペイでの暮らしぶりを再現することもできるのですグッ