ナポリの町を歩いていると、
バールやパン屋さん、お総菜屋さんの店先に
ショーケースが置いてあるのが目につきます。
 
そこにはナポリと言えばな
スフォリアテッラババ、揚げピザなどと共に
ロール状になった食事パンみたいなのがありました。
 
何なのか気になっていたのですけどね。
 

 
こちらのお店に入って、ナゾが解けました。
 
本来、Fiocco di Neveフィオッコ・ディ・ネーヴェ
雪の結晶とでも言うようなお菓子で有名なお店です。
 

 
店内がむちゃくちゃカワイイ、映えるラブ
 

 
これがウワサのフィオッコ・ディ・ネーヴェ
 
直径6~7センチほどのまん丸な焼き菓子。
上から粉砂糖がこれでもかと振りかけてあるので……
 

食べるとこうなる笑い泣き
 
王道だとリコッタチーズクリームが入ってて
ほかにもチョコレートとかピスタチオなどバリエーションがありました。
 

 
私は気になっていたコレをチョイス。
 
コレは何だとお店の人に指さして聞いたら
パニーノ・ナポレターノだと言う。
なんでもナポリでパニーノと言えばコレなんだってポーン
 
一緒にいたローマの民たちも知らなかったと言ってました。
 

 
ふわっとしたパン生地に、
チーズやハムを巻き込んで焼いた感じ。
 

 
思っていた通りの味です。
ヘビーだけどムチャクチャ美味しいっ酔っ払い
 

このお店、ナポリ界隈では有名店なようです。

POPPELLAポッペッラ
 
1920年にパン屋として創業。
3代目になってフィオッコディネーヴェの開発でブレイクしたっぽい。
 
2代目は大きなタラッリ
Taralli ‘nzogna e pepeタラッリンツォーナ・エ・ペペ
で名を馳せたのだそうです。

私たちの行った店舗は旗艦店だったらしく、

街歩きを続けていたら別の店舗もありました。

 

 
フツーな感じ。
歩いていたら見逃しちゃいそうな滝汗
 


Tarallificioタラッリフィチョ
タラッリ店、とあったので2代目のお店かなと思いました。
 

 
ラードを練り込んであるナポリのタラッリ。
これまたヘビーなんですアセアセ
 

 
奥にチラ見えしてるのが二代目?
 
私は手前のパニーノ・ナポレターノに夢中笑い泣き
でも、3代目のお店で食べたのとちょっと様子が違う。
こちらのほうが油脂分が少なそう。
 
不思議に思って深掘りしたら!!
 

 
ぜんぜん違う別のお店でしたゲッソリ
 
こっちのほうが質実剛健な感じがして好みです。
次にナポリへ行ったらいろいろ食べてみたい。
 

 
奥の殻付きのまま卵が刺さってるの、
ビジュアルの破壊力がハンパない笑い泣き
度肝を抜かれました。
 
これはナポリのイースターで食べられる
CasatielloNapoletanoカザティエッロ・ナポレターノ
 
読んでみたら、
リコッタとプロヴォラチーズにハム類を……
ってパニーノ・ナポレターノと同じだわ笑い泣き
 
ピッツァ生地にラードも練り込んであるそうです。
 
気になる卵は半熟のまま生地に入れて、
そのままオーブンで焼いてあるらしい。
食べてみたいなぁ。。。