さて、危険と言われるスペイン地区から、
ナポリのショッピングストリート、トレド通りへ出ました。
 
ここから地下鉄に乗って移動します。
 

 
地下鉄って怖いイメージがありますよねアセアセ
 
でもナポリの地下鉄はホントにきれいで、
これまで乗っていて危ない目に遭ったこともありません。
ただ、いつも混んでますけど。
でも、朝の東京メトロ銀座線とかに比べればぜんぜんマシです笑い泣き
 

 
なかでもトレド駅はピカイチキラキラ
すごくきれいなのです。
 

まるで海の底にいるようなデザインになっています。

 

 

 

前に行ったとき写真を撮りまくったので、良かったらぜひ↑
 
トレド駅から乗ってムゼオ駅で降りました。
そして、美術館とは反対側の出口へ。
 

 
駅の通路にはなんだか悲しくなるような暗い写真。
 
そして地上に出たら……
 

 
ひえーーーっゲロー
いきなりゴミの山アセアセ
 
はじめて来るエリアで「サニタ地区」と言います。
一緒に行った友だちが
ぜひ見てみたい地区だというので来てみたのです。
 

 

サニタ地区。
ものすごい人出でしたが
観光客っぽい人たちは見当たりません。
 

 
地元の人たちがフツーに買い物してる感じ。
金魚屋さんが、なんだか昭和っぽいわぁ。

 

 
テンション上がる活気あふれる八百屋さんキラキラ
ブラッチャーノよりぜんぜん安いっ爆  笑
 

 
そしてブラッチャーノではまだない、
ソラマメも出たりして南に来たなと感じます。
 
 
大盛況なお肉屋さん。
卵が30個3ユーロって激安ポーン
 
 
モノと人とスクーターと、
何もかもをごちゃ混ぜにして
道の上にバーンと広げたみたい。
 
活気にあふれていて、怖いと言うより楽しいっ爆  笑
 
 
夕方の5時ぐらいでした。
仕事帰りの買い物客でにぎわっていたのかも。
 
 
ストリートアートもたくさんあって、
建物に描かれた絵が独特な雰囲気を放っています。
 
 
ポップアートみたいなのとか。
 
 
建物に描かれたとは思えない表現力です。
白1色だけなのに、なのに何だかすごいキラキラ
 
 
サニタ通りの終点にあった教会。
サンタ・マリア・デッラ・サニタ大聖堂です。
 
正面ファサードの右上に
チラリとクーポラが見えてるのですけどね。
マヨルカ焼きでとてもステキでした。


これねラブ
遠くからのほうがよく見えます。
 
 
中に入って見たらミサの真っ最中でした。
でも何だか様子が普通じゃない。
 
 
この日はサニタ地区の守り神的な聖人、
サン・ジェンナーロの祝日だったのですポーン
 
本当は1週間前だったけれど、
ちょうどパスクワ(復活祭)と重なってしまったため、
この日にずらして祭典が行われていたのでした。
ものすごくラッキーラブ
 
ミサが終わり、サン・ジェンナーロ像が運び出されました。
人混み押されて外へ出ることもできずアセアセ
 
 
サン・ジェンナーロのお出ましを待つ人々。
熱気がすごい。
ナポリの人は信心深いと言うけれど本当でした。
 


このサニタ地区はスパッカナポリよりもカオス、
というよりふだん着のナポリを見ることのできる場所でした。
あんまりツーリスト化してほしくないなぁ。
 
ここからは教会内部にあったお宝アートを。
 
 
6~8世紀 
Cattesra episcopaleとありまして
大聖堂の司教が座っていたイスらしいポーン
地下にあるカタコンベから見つかったそうです。
 
そう、この教会にはカタコンベも残されているのです。
正面祭壇の真下から入れます。
 
 
正面祭壇には階段があって、
舞台装置みたいな感じで素晴らしかったです。
なんというか、ナポリのものって、
いちいちドラマチックなんですよね。
 
 
17世紀
San Biagio tra i santi Antonino e Raimondo
聖アントニオと聖ライモンドの間の聖ビアージョ
 
左右にある各個人礼拝堂のデザインも面白かったです。
 
 
イエス様の誕生シーンとか。
 
 
ミサをやっていたのであまり観られなかったのですけど、
きっとここには、また行くと思います。
 
 
これ、なんか東洋っぽいし
気になって写真だけ撮っておいたのですけどね。
帰ってきて調べてみたら……
Martiri di Nagasaki di anonimo
長崎の殉教者たち(作者不詳)
でしたっポーン
 
数えてみるとちゃんと26人います。
右下にその26人の名前が書かれていたんだろうなぁ。
 
これはやっぱり再訪しなくては!!