イタリアでは今年もサマータイムを実施するらしくアセアセ
 
今日現在、日本との時差は8時間ですが、
明日の3時で時間調整され時差7時間に縮まります。
日本時間の朝7時はイタリア時間の真夜中0時。
 
そして、明日3月31日の日曜日は
キリスト教の復活祭でもあります。
 
春分を過ぎて最初の満月の後に来る日曜日
これがキリストの復活の日、イースターとされています。
 
今年は3月20日の春分の日のあと、
3月24日が満月でした。
というわけで、
3月31日が最初の日曜日となったのです。
 
イースターはイタリア語だとパスクワ。
パスクワの前の日曜日は、
キリストがエルサレムに入城した日とされています。
 
その時、彼を信奉する人々が、
ヤシの葉をかかげて彼のエルサレム入りを歓迎したそうです。
 
なのでイタリアではこの日を
Domenica delle parme、ヤシの枝の日曜日。
日本語になるとなぜか「枝の主日」ということになってます。
 

 
この日の朝、カトリック信者でもないのに、
ブラッチャーノの教会でミサに与かることになりました。
ガチなカトリック信者の友だちに頼まれ、
前日にカットしたばかりの
畑のオリーブの枝を持って行ってあげたのです。
 
 
ただいま畑ではオリーブの枝の剪定の真っ最中。
ヤシの木の少ないエリアでは、
代わりにオリーブの枝を使ってこの日のミサで聖水をかけるのです。
 
そしてその枝を家に飾ることで、
その1年の厄災を逃れることができるという、
日本でいうとお正月の破魔矢みたいな存在になります。
 
 
ミサが終わったあと、バールで朝ごはん。
私は前日の夕ごはんが遅かったのでカプチーノだけ。
お友だちは全粒粉小麦のコルネットとカフェマッキアート。
ハチミツ入りで美味しかったというので今度試してみようと思いますキラキラ
 
この週末、私はいつもの教会の食堂ボランティアでした。
 
 
というわけで、この日2度目の枝の主日のミサ笑い泣き
 
 
この教会ではオリーブの枝を自由に持っていけるように準備してありました。
 
 
それぞれが枝をもらって、神父様が来るのを待ちます。
 
 
神父様がいらして聖水をかけながら、
人並みの間を縫っていきました。
 
聖水をかけたあと枝の主日のミサですが、
このミサは最も長いミサと言われていて、
すべてをこなすと1時間ポーン
 
この後ボランティアがあったので、
ミサには参加せず裏口からキッチンへ抜けていったら……
 
 
オリーブの枝が山のように積まれていました。
 
毎週日曜日にミサに来る人だけではなく、
私のようにお守りとしてもらうため、
この日だけ教会に来る人が、いーっぱいいるのです笑い泣き