久しぶりに教会の食堂ボランティアに行ってきました。
ボランティア、
イタリア語ではVolontarioヴォロンターリオ。
日本だとたいていの人が、
他人のために何かをしてあげる
「奉仕活動」を思い浮かべると思いますが、
イタリア語の辞書を引くと……
[形]
1 自発的な
2 自由意志による, 任意の, 随意の
offerta volontaria|任意の献金
assistente ~|(大学の無報酬の)副手
[名](男)
1 志願兵
esercito di volontari|義勇軍.
2 [(女) -a]ボランティア, 篤志奉仕家.
「自発的」とか「自由意志」とかです。
「奉仕」や「滅私奉公」というより、
自分が好きでやってるというニュアンスが強まりますよね。
私もまさにその通りで、
主に自分のイタリア料理力を高めるために参加してるサークル活動という感覚です。
料理の好きなイタリア人が集まり、
食材を集め、レシピのアイディアを出し合い、
1回の昼食会を作り上げていく感じ。
本当に勉強になります。
↑私ももちろん自分にできることを
さて、今回のボランティアでも多くの学びがありました。
ここでシェアしますね~
ブロッコリー
小房に分けてから、良く洗います。
まずは塩水でクタクタになるまで茹で、
それを改めてフライパンで炒めます
上がその証拠写真
20分ぐらい茹でたあと、
さらに30分ぐらい炒めてました。
量が多いというのもあると思いますけど。
オリーブオイルとニンニクで、
こんなふうに色が変わるまで。
クタクタというより、グズグズになってますね
ここにアンチョビペーストを入れ、
最後に塩で味を調えて出来上がり。
フィノッキオ(フェンネル)
こういう切り方のことを
Spicchio/Spicchiスピッキオ(単数形)、スピッキ(複数形)といいます。
ニンニクの1片ならUn spicchioウン・スピッキオ。
くし形のことをスピッキオと呼ぶようです。
少し塩を加えて透明感が出るまで
クタクタに炒めたら出来上がり。
ちなみに手前は骨付きチキン。
手羽元と手羽先です。
オリーブオイル、ローズマリー、
塩に赤ワインでじっくり火を通しているところ。
トマトを入れ、さらに煮込んだら出来上がり。
こちらは白いんげんのサラダ。
白いんげん、刻んだニンジンとセロリを
オリーブオイル、塩、コショウに、
ワインビネガー少々をまわしかけて出来上がり。
作りたてよりひと晩ほど味を馴染ませたほうが美味しくなるらしいです。
ボランティア活動は2日にわたって行われ、
初日の土曜は調理の下ごしらえ、
本番の日曜ランチは仕上げとサービス、後片付けです。
もし興味のある方がいれば、
ブラッチャーノ滞在に合わせて参加も可能です。
お料理好きの人ならきっと楽しいと思うなぁ