水さえあげておけば自然に出てくるミント。
毎朝摘んでミントティーにしてるのですけどね。
最近ちょっと勢いが落ちてきたと思ったら……
こぼれダネからバジルが出てきてました
緑色だから気づかなかったー。
このシチリアバジルなんて大きさも同じですし。
バジルも好きですけど
このままだとミントがなくなっちゃいそうだったので……
丹念に引っこ抜いて寄せ植えにしました
それとは別にプランター栽培してるバジルもモリモリ。
イタリアの夏はバジルにとって完ぺきな環境なんですね。
バジルの大量消費料理と言えば
イタリアでは昔からジェノヴェーゼと決まってます
モルタイオと呼ばれる石うすを使って作るの。
なんだか遺跡から発掘したみたいですよね
モルタイオに材料を入れてすりつぶして作ります。
ミキサーでガーッとすると、
モーターの熱でバジルの香りが飛んじゃうらしい
バジルは水洗いして水分をよく拭いておきます。
水気が残ってると仕上がりが水っぽくなっちゃうので要注意。
まず最初に粒塩とニンニクを入れます。
すりこ木でゴリゴリすると
塩の粒でニンニクが潰れていって塩も砕けて……
ペースト状になります。
そうしたら本来は松の実を入れますけど
私はピスタチオで作るのがお気に入り。
仕上がりのグリーンがより美しくなる気がします。
ペースト状になりました。
このあと、羊乳のペコリーノに
牛乳のパルミジャーノレッジャーノチーズを半々ずつ。
そしてここでバジルです。
最初からバジルを入れてもうまく混ざらないんですよね。
順番に潰して混ぜていくのが上手に作るポイント。
畑の虫食いジャガイモをパスタと一緒に茹でます。
ジェノヴェーゼソースにはパスタだけでなく、
ジャガイモとインゲンを入れることも多いです。
さて、バジルもペースト状にできたら……
最後にオリーブオイルです。
茹でたパスタとポテトを和えたら出来上がり。
若干すりつぶし方が足りないけど、
これで十分美味しかったです。
手づくりジェノヴェーゼ、しかもモルタイオ。
私の料理教室でもリクエストがあればこれでジェノベーゼを作ります。
初めての美味しい体験に皆さん、驚かれます
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ブラッチャーノでのんびり過ごす癒しの1週間をどうぞ。