昨日のつづき。

 

プーリア州サレントのスイーツ「パスティッチョット」。

合わせたロゼワインのブドウ品種

「ススマニエッロ」について調べたらとても面白かったチュー

 

【サレントIGPススマニエッロ】

IL SUSUMANIELLO, STORIA DI UN VITIGNO CHE HA RISCHIATO DI SPARIRE - Il Nomade di Vino

 

おそらく現クロアチアのダルマチア原産

アドリア海を挟んでプーリアの反対側にある沿岸地域ですけど、

紀元前2世紀からローマの属州だったそうです。

 

そこから海を渡ってプーリア、

しかも海沿いのサレント半島に根付いたのは想像に難くないですね。

 

ブドウの名前ススマニエッロは、

最初の10年間は大量の房を実らせるため

馬車馬のように働く人を指す

「Somarelloソマレッロ」から来てるらしい。

 

サレントのもう一つの固有品種、

ネグロアマーロと対照的な個性があり

ポリフェノールとアントシアニンが多く、

やわらかな酸が特徴。

 

2つをブレンドすることで

より美味しいワインを作っていたのに!

 

グローバル志向になった農業改革と、

古株になると収穫量が減ることなどが要因となり、

ススマニエッロを作る人が激減。

一時は市場からほとんど姿を消したそうです。

 

それが近年になって栽培技術の進歩や

品種自体の個性が再認識されるように。

徐々に生産量も回復してきているとか。

 

私がいつも見てるワイン本には載っていませんでした。

ソムリエ教本のプーリア品種にも掲載なし滝汗

 

でも教本のブリンディジ県のところに1か所だけあるのを発見ポーン

 

 

DOCワインOstuni Ottavianello(赤ワイン)

ここに混ぜて良い品種の一つとして挙げられていただけアセアセ

しかも最大15%までしか混ぜちゃいけないらしい笑い泣き

 

いずれにしてもまだまだ希少な品種みたいですね。

 

日本で買えるのかな?

 

 

 

 

 

ひえーーーーポーン

 

ホント、日本って何でも買えるのねぇ滝汗

でもさすがにロゼはまだ入ってないみたい。

 

毎月第3金曜日にZoomでやってる

「はじめてのイタリアワイン」

 

前半では上述のような歴史的、地理的背景を説明し、

後半では実際に味見していろんな料理と合わせてみる、

というのをやっています。

 

今期は日本でも1000円台で買えるワインをフューチャー中。

 

4月 チェラスオーロ(ロゼ・アブルッツォ州)
5月 モスカート(白・ピエモンテ州)
6月 グレコ(白・カンパーニャ州)

 

ここまでは終わりまして、

7月からは下記ラインナップになっています。


7月 ヴェルメンティーノ(白・中部イタリア)
8月 ペコリーノ(白・アブルッツォ州)
9月 グリッロ(白・シチリア州)
10月 ネロダーヴォラ(赤・シチリア州)
11月 ランブルスコ(赤・エミリア・ロマーニャ州)
12月 ネグロアマーロ(赤・プーリア州)
1月 テロルデーゴ(赤・トレンティーノ-アルト・アディジェ州)
2月 品種未定(赤ワイン)
3月 品種未定(オレンジワイン)

 

お申込みなどシステム詳細はこちらからどうぞ。

 

 

毎月1000円で受講できます。

ワインは事前に各自でご用意いただきますが

なくてもぜんぜん大丈夫です。


オンラインサロンは

毎週金曜23時からzoomでやってますが

毎週参加の必要はありません。

好きな回だけとか、

遅れて参加とかぜんぜんOKでっす。


皆さまのご参加をお待ちしてます✨