一応、映画館の再オープンが許可されているイタリアですけど、
実はブラッチャーノに1つしかない映画館は閉館したまま
でも、対岸の町トレヴィニャーノの映画館は再開しまして、
さらにオープンエアでの上映も行ってるというので、行ってみました。
もともと映画館にそんなに行くほうじゃないのですけど、屋外上映は別物です。
この辺りは空気もきれいで星もよく見えるので、まさに星空チネマ。
本当に星空の下で映画を鑑賞することができるんですー
それだけでステキじゃないですか
トレヴィニャーノの町の小高い丘の上にアレーナがしつらえられていて、そこでの上映です。
で、会場には飲食サービスもあって、ちょっとしたゴハンを食べたり、アペリティーボしながら映画を観られました
というわけで、ここで夕ごはんをすることにしました。
と言ってもメニューは少ないですけどね。
冷製パスタかスペルト小麦サラダにサンドイッチというラインナップでした。
となりのブースはバールになっていて飲み物をオーダーできます。
ローマ法王シスト5世のファミリーが経営してたワイナリー、トッレインピエトラの微発砲白をいただく。
このワイナリーに前に行ったときの様子はこちら。
映画の上映があるので、めっちゃ暗いテーブル
スペルト小麦のサラダに、サンドイッチはハム&チーズを温めてもらいました。
白い籐椅子が並べられたなかなかおしゃれな座席スペース。
隣と間隔を開けて座るように指示されました。
向こうにそそり立っているのは自然の岩盤です。
ヤシの木とスクリーン
このシチュエーション、ものすごく面白いです。
こんな場所で映画を観られるというだけで、なんかワクワクしますよね
で、肝心の映画ですけど事前に友だちから送られてきた情報はこちら。
めんどくさかったので、サラリと読んで、
85歳の誕生日パーティーのあとに死体が発見されたのね、
ワタシの好きな海外ミステリですな、うん、行く、
と、そんなに期待もしてなかったのですけどね
ダニエル・クレイグが出てて、これがムチャクチャ面白かったんです
日本でも今年の1月に公開されたのですね。
邦題は『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』。
イタリアでは、Cena con dilitto Knives Outで「ナイブズ・アウト 事件がらみの晩餐」みたいな感じ?
映画のタイトルのつけ方ってお国柄が出るのかもしれません。
食いしん坊のイタリア人なら、Cenaチェーナ、晩餐と出たら食指をそそられます
DVD7月22日発売ですって
なんとタイムリーな
最後まで展開が読めなくて、ほんと面白かったです。
ミステリーなんだけどコミカルな部分もあって、誰でも楽しめると思います
絶賛オススメ