畑仲間のおうちで夕ごはん。
イタリアの田舎に久々に身を置いてます。
すばらしい夕暮れの空。
こういう景色を眺めながらワインを飲みおいしいものを食べ、
気の置けない仲間と他愛のないおしゃべりをしながら過ごす時間……。
まさに至福
青いトマトのスパゲッティを食べた後は畑の小松菜の試食です。
みんなにとって初めての小松菜。
おひたしを作ることにしました。
あと、ちょうど家に豚ひれ肉があったので、ヒレカツも作る!
というわけでキッチンを借りて料理しました。
このコンロ、なんだかレストランの厨房っぽくってカッコよかったなぁ。
葉物野菜を茹でるとき、軸のかたい部分を先にお湯に入れて、
1分ぐらいたったら徐々に葉っぱの部分も入れていく……
というのを私は母親から仕込まれたのですが、
この方法がイタリア人にはとてもめずらしかったらしく、
賢い調理法だとしきりに感心してました
ヒレカツもこんがり
パン粉は日本から持ってきています。
イタリアのパン粉だと細かすぎて日本のカツにならないの
卵に水と小麦粉、塩を入れたバッター液にヒレ肉をまとわせた状態で持ってきまして、
こちらのキッチンではパン粉をつけて揚げるだけ。
このスタイル、時短でよかったわ。
小松菜は茹でて切ってだし汁で和えて、上からかつおぶしをトッピング。
セコンド=ヒレカツ
コントルノ=小松菜のおひたし
と、相成りました。
とんかつソースも日本から持ってきていたけど、それにケチャップを混ぜてみました。
和ガラシは粉タイプを日本から持ってきてます。
ヒレカツにはやっぱり、この2つがないとねぇ
私なんかは、あー、白いごはんがあればなぁと思いましたけど、
彼らはせっせと例の巨大パンを切って食べてました
さて、夕ごはんが終わってデザートの時間です。
ブラッチャーノでいま、いちばん話題のジェラテリア。
素材にむちゃくちゃこだわっていて、ミルクを使わないものもあるビーガンジェラートです。
チョコレートジェラートなんて、ほんと、カカオの風味がガツンときて大人な味わい。
手前の薄いベージュは、リンゴ&シードル
そんなジェラート、初めて食べたけどたしかにその2つの味がして不思議
あとはイチゴとピスタチオ、どれもおいしかったです。
田舎の一軒家なので、周りになーんにもなくて真っ暗。
どんなに夜中までさわいでも、苦情もありません
星もきれいだったなぁ
夜中を過ぎたらさすがに寒くなったので夕ごはんのあとは、リビングに移動。
なんと3時まで食後酒を飲みながら長居しちゃいまして、次の日は夕方まで使い物になりませんでした