第一夜は最前列、第二夜は階段席の前のほうの席だったので、
第三夜は階段席で番号のない、もっとも安い席にしてみました。
アレーナのシンボル、残った壁がこんなに近い
第三夜は『セビリアの理髪師』。
凝った舞台装飾ではないけれど、とにかく衣装がかわいい!
とってもワタシ好み
舞台の見え方はこんな感じ。
さすがに小さくて、役者の表情まで感じることはできません。
この席でももちろんキャンドルサービスができました。
第一夜、第二夜に見た遠くのキャンドルライトは、ここで灯されていたんですねー。
こうしてみんなで手にキャンドルを持ちながらの鑑賞なんですけど、
この日はなかなか火が回ってこなくて、始まってからだいぶ経っての点灯でした
驚くべきことにこんな遠くからでもきれいに聴くことができるんです。
オーケストラはもちろん、私にはまったく遜色を感じませんでした。
そして、この日も指揮者は人気のアンドレア・バッティストーニ
歌手の歌声は、顔の向きによっては若干聴き取りづらいことがありました。
こうして舞台の端のほうによって演じられているシーンなら臨場感さえ感じられます。
これが石で作られた円形競技場の音響効果なんでしょうか。
大掛かりなスピーカーは何も設置されていなかったので、生声だと思うんです。
これには本当に驚かされました。
この位置からだと舞台装置の全貌を見ることができます。
イタリアの遺跡を使った会場演出でいつも思うのは、照明の使い方が上手なこと
それがこうして舞台上のセットへの照明にも生かされていると思います。
『セビリアの理髪師』の演出、最後の大仕掛けはコレですっ
打ち上げ花火
これは、もう本当に感動ものでしたーっ
鳥肌が立つほど盛り上がり感激して、やっぱり最終日も観に来て良かったわぁ
動画もあったので、雰囲気をお楽しみください。
2015年のものですが、演出はまったく同じ。
2分を回ったぐらいで花火が上がります
花火も終わり、カーテンコール。
この日はとても長かった気がします。
照明で飛んじゃってますが、ここに人気指揮者のアンドレア・バッティストーニもいまーす
さて、後日、9月初旬にテレビでアレーナのイベント放映をしまして、
私たちが鑑賞した『セビリアの理髪師』もやってたんですね。
このとき出演していた歌手の歌がすごくて、私たちが聴いた回とはぜんぜん違くて、
それをお友だちに報告したら、とっても有名なバリトン歌手でした。
Leo Nucciレオ・ヌッチっていう人なんですって。
お友だちが教えてくれたんですけど、
本当はこの秋のローマ歌劇場来日公演で日本に来る予定だったんですってね。
でも、高齢を理由にキャンセルしたらしい
いやいや、こうして拝聴する限り、ぜんぜんお元気だわ