13年ぶりに訪ねた姉夫婦宅は、見るも無惨なゴミ屋敷でした。
経緯↓から、どうぞ。
13年ぶりに姉のお家へ行くのに、
それなりの覚悟を、私はしていました。
訪問ひと月前、
BS朝日で放送されていた
山下ひでこさんの番組「ウチ断捨離しました!」
↓が強烈だったので、姉に送って観てもらいました。
(こちら↑の無料配信は現在終了しています)
「紙ゴミの万年床...介護士妻の美意識革命」
出演されていた介護士妻さんも、
私や姉と同じく、ご主人と2人暮らしでした。
3LDKマンション住まいで、
各自、自分の部屋を使用していました。
ダイニングキッチンは、物が多くありましたが、
毎日、料理はできている状態でした。
ご主人のお部屋は、ご自身で管理されているので、
きっちり片付いていました。
おふたりが使用していない1部屋は、
物なのかゴミなのかがわからない物で溢れている、物置状態でした。
介護士妻さんのお部屋は、書類やレシート、古い雑誌、
包み紙等々、大量紙ごみの上に、布団敷いて寝ている状態。
そして、大量の物達に囲まれていました。
可愛く明るく無邪気に笑いながら
「そんなに汚いですか? これってダメですかね?」
介護士妻さんは、何度か言っていたと思います。
その度に、山下ひでこさんは
「自覚がないのが、1番良くない。それが何よりも悲しい。
思考が停止している。感覚、感性が麻痺しています。
取り戻そうよ。気持ち良く暮らそうよ」
優しく解いて、片付けを促していました。
気立ての良い介護士妻さんは、途中体調を崩して中断したものの
山下さんと、優しい旦那様の助けを借り、
ご自身の部屋とLDKの片付けを完了させる事ができました。
(物置部屋は未完了でしたが、きっと完了されたと思います。笑)
私自身、長年書類の整理が中々進まず、苦しんでいるので
紙達と格闘する介護士妻さんの姿は、身に沁みるモノがありました。
姉に観賞後の感想を聴くと、
「私のお家は、あんなに酷くないから大丈夫だよ〜」
カラカラ笑いながら、明るい言葉が返ってきました。
えっ!?
そうなんだ〜。
あのお家よりは、片付いているんだ。
ほんまかな???
疑う気持ちはあったものの、
姉を信じたい気持ちが強く、信じてしまった私でした。
②へ続く。