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ゆみこま

NY de 海藻問屋

ミネソタ州ミネアポリスで、5月25日黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官に喉を押さえつけられて死亡する事件がありました。



フロイドさんは地面に顔を押さえつけられ、「息ができない」と訴えたにも関わらず、約9分間に渡って警官の膝で喉を強く押さえつけられ亡くなったのです。


この時の一部始終を周囲の目撃者が録画し、その動画がネット上に拡散し抗議デモが全米で過激化していきました。その後、デモは放火や略奪などの暴動にエスカレートしていき、私の住むNYでも夜間は外出禁止令が出るなど治安も悪化しつつある状態です。



日本という安全な国で育ち、人種差別を経験しないで生活してきた私達が、今回のミネアポリス暴動を理解するのは非常に難しい事ですが、子供を持つ母親としてこの動画を見た時涙が止まりませんでした。



フロイドさんは、息が途絶える前に必死で「息ができない」と訴え、最後に2度「ママ」と叫びました。



そうです、彼は母親に助けを求めていたんです。(お母様は2年前他界されていたようです)





今回の暴動は、偶然の事件ではなくアメリカに根強く残る歴史や社会構造、しいては警官による不当な人種差別が蓄積し、何も変化なく現在まで持ち越されて来たことが爆発してしまった結果です。



NYのデモの様子(CBS TV)




コロナで感染の恐れがあるのにも関わらず、多くのニューヨーカーが連日デモに参加しています。暴動や放火などネガティブな事柄に報道が集中しがちですが、9割のニューヨーカーはピースフルなデモを実行に移しています。健康被害のリスクを冒してまで行動する彼らの底力は本当にあっぱれです。













今回、フロイドさんはご自身の命をもって人種差別に光を与えてくれました。今回の事件が、将来的にすべての子供たちが安心して生活できる社会になります様に。その転換期が今である事を心から祈っています。



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