こんにちは!
あおばく整骨治療院の弓田です。
https://www.aobaku-seikotsu.com
前回に引き続き、デスクワークで体が痛くなる理由について。
今回は腰です。
まず、座っていると股関節と膝が曲がり、血流が2か所で失速してしまい、30分座ると立っているときに比べて、70%血流が悪くなるところは、前回もお話ししました。
さらに、腰に関しては股関節周辺の筋肉が重要になります。
特に、以前腹筋の回に登場した腸腰筋。
この筋肉は、腰の骨の側面&骨盤の内側から股関節の内側を走行する筋肉。
背骨&骨盤が固定されているとき(立っているとき)は、もも上げなどを行います。
しかし、太ももが固定されているとき(座っているとき)は、腰・骨盤が前に引っ張られて、腰が反らされます。
腰が反れば、腰の筋肉は縮みます。
・・・・・・・想像しただけで痛そうでしょ?
さらに過去の論文によると、立っている姿勢と、よい姿勢で座っているで立っている姿勢での腰の負荷を100とすると、座っている姿勢での腰への負荷は150となります。
これは、立っているときは上半身を、腰+下半身で支えますが、座っているとお尻~ふくらはぎ迄の筋肉があまり働かない分、腰に負担が集中すると推測されます。
さらに、前かがみになればなるほど腰への負荷は増えていきます。
もちろん、お仕事などで座ることは避けられないので、肩・首の時と同様に、仕事に飽きてきたら立ち上がる、たまにうろうろするなど、完全に固まるのを阻止しましょう。
それでも、痛みが続いたりする場合はプロに相談しましょう。
ではでは(^^