こんにちは
ゆみきちです。
遊びに来てくださって嬉しいです
ありがとうございます
息子が正式にクラブチームから
Coach of the Year
に選出されました。
最年少みたいです
嬉しすぎる〜
ラピッズの試合のチケット２枚を
プレゼントして頂き、
めちゃくちゃ楽しい１日を
過ごしてきたみたいです。
シアトルサンダースとの試合で、
１−０でラピッズの勝利
そしてさっそくラピッズユースから
コーチとして、
ヘッドハンティングの
電話が入ったそうです。
コーチングの仕事は大好きだけど
就職活動に入らなきゃなので、
そこまで、サッカーのコーチングの
仕事にのめり込もうとしてない
現状はあるみたいですが、
どうなっていくんでしょうね。
あんまり差別的なこと、
人種を意識しすぎることに
繋がることはブログで
書かないようにしてきた自分がいます。
なぜなら、そこを取っ払った
ところで、一人の人間として
一家族として、アメリカで生活を
送っていきたかったからです。
ただ、息子も大人になった今なら
ちょっと私の正直な気持ち
今なら、今なら、書いても
許されるでしょうか。
やっぱり、日本人として
マイノリティとして、
アメリカに移住してきた
１世代目として
生活の基盤を作り始めた
私たち夫婦のもとで生まれた
息子は国籍をふたつ保持していますが、
顔は思いっきり日本人、
アジア人ですし、その息子が
やっぱりマイノリティという立場で、
扱われてもよい状況も正直ある中で、
このように評価され、
やっぱり厳しい現実は、
白人主義が色濃くあるアメリカで、
でも同時に人種のるつぼでもある
この複雑かつユニークな社会で、
日本人という
マイノリティの立場の人間が、
人の上に立って指導する側
そして、その「指導方法」が
認められ、評価されるというのは
人種を超えた
っていう、感動があるんです 
自分のルーツ関係なく、
人として評価され、
やってきたことが、多くの人
の共感を呼び、必要とされ
認められたという、感動
泣けちゃいます。
本当に声をあげて泣きたいくらい
嬉しくて、涙が出てきちゃいます。
家族三人でいろんなこと
がんばってきてよかったって
心から思える瞬間です。
自分たちの親や先生や指導者を
否定したくはないのだけど、
どうしても「昭和の子育て」や
「日本の教育」というのは、
普通を強いられ、出る杭は打たれ、
周りと同じように協調することを
重んじられてきたと感じています。
和を乱したり、
周りと違うことをしたり
周りと違う考えを持っただけでも、
白い目で見られ、怒られる。
仲間外れにされる。
ひどい場合はいじめられ、
いじめられて当然と、だから
あなたが変わりなさい、と
親や先生や指導者が
かばってくれる以上に逆に
追い詰めることだってあります。
同調圧力が強いのです。
価値観が偏っていて強いのです。
海外に出ると、それを
本当の意味で感じてしまいます。
そんな環境で生きていると、
個性の強い、エネルギーの高い
子供ほど、思考停止してしまいやすい
ことがあると思っています。
人間が本来もっている
それぞれの得意分野、
本当だったら「長所」として、
褒められたり、
そこを活かして活躍の場を
広げていけるはずの
自発性、主体性、自立思考に
ストップをかけられます。
子供の頃から少し人より
エネルギーが高かった私は、
それが苦しくて苦しくて
仕方なかったんです。
だから、アメリカで子育てを
したかった。
自分が持っているポテンシャルを
最大限に人と比べることなく
自分らしく表現して良いと
されているアメリカで、
子育てをしてみたかったんです。
子どもの「できない部分」ではなく、
長所に注目し、 その特徴を
伸ばそうとすると、 不思議と
短所が一緒に伸びていくんです。
息子の子育てで、
それを実感しました。
逆に短所にばかり注目すると、
なぜか、 できていたはずの
長所まで輝きを失い、長所では
なくなっていく、そんなことも
感じる体験もしてきました。
子供は純粋なゆえに、
誰しもそれを知っている
気がして、だから
「自分らしくいるために」
反抗したり、距離を置いたり
本当のことが言えなくなったり、
が、出てくるのかなとも思っていて、
一人ひとりが
求められるべきことは、
他の子供のように、同じことを
できるようになることではなくて、
みんなそれぞれに
得意なこと（長所）、
苦手なこと（短所）が違っていいんだ、
だからこそ、苦手なことは、
誰かにそれを補ってもらいながら、
それを代わりにやってもらいながら
自分の得意なことは
前面に出して、役立つこと
貢献できる喜びを経験する
やったらできた
って成功体験をさせて
あげることの方がずっと大事。
そう思ってきたところがあります。
もちろん偉そうなことを
言ってても、実際にできるかといえば
またそれは別の話で
葛藤だらけの子育てでした。
でも、そうやって役割分担が上手に
できていて、そうやってこの世は
バランスがとれているから、
素晴らしいんじゃないのかって
高校生ぐらいからずっと思っていて、
それは、バンドが
全員ボーカルじゃ、
コーラスという形にはなるけど
ギターやベースやドラム、
キーボードが得意な人が
一緒に音楽を奏でてくれたら今度は、
コーラスとはまた違う
音楽が生まれて
音に厚みが生まれて、
そのバンドらしさという
色が生まれていく。
そういうのが
最高に楽しいんじゃないかって、
それが、「チーム」。
自分一人じゃできない
いろんな強みが集まってできる
「チームワーク」という
美しい共存のパワーなんじゃないかって。
だから、息子のコーチングの
話を聞いていると、
ドリブルばっかりしちゃう
ボールホッガーと呼ばれる
パスしない迷惑な奴
みたいな子にも、そのまま行け
迷ったらそのままパスをせず
自分でやれ。
ってアドバイスするらしい。
もちろん育成年代にもよるのだけど、
「自分の武器はなんだ
」
「強味を知るんだ」
「その強みを誰よりも
伸ばして、唯一無二にすれば
文句は言われない。」
「それを、今は開拓してる最中なんだから
できてもできなくてもどっちでもいいから、
思いっきり楽しめ」
ってコーチの言葉は、子供達に
圧倒的な勇気を
くれるんだと思うんです。
息子のチームの選手たちは、
自分の強味を自覚し、
それを活かそうとプレーを
してるな〜って応援に行くと
感じます。サイドラインで
嬉しくて涙が出ちゃうことがあります。
↑確実に怪しい人
ミスだけを責められたりではなく、
強みを使って、チャレンジが
失敗したとしても、
「今回は、他にも別の良い方法が
あったかもしれないね」と
新しい方法を考えることを
促すだけなので、卑屈になったり、
自信を失うことがないんだと
思います。
「〇〇は、足がめちゃくちゃ
速いだろう
ならそれを活かした方がいい。
〇〇 はドリブルがずば抜けて上手い。
じゃあそれを使わせてやれよ。
周りの選手は〇〇が、
ここでその強みを使うべきだ
って、それぞれの武器を
活かせるよう、そのサポートを
してあげるんだ。
どうだ、みんなできるかな」
ってアドバイスしてるみたいで、
「お前は本当に使えないな。」
「お前は、〇〇より下手なんだよ。」
「スタメンの連中はこれができるけど、
お前たちは、それができないから
試合に出られないんだ。」
そんなふうに、他人と比較され、
ましてや一緒にチームとして
チームワークを作り上げて
いくチームメイトの前で、
そんな自尊心を傷つけられまくる
否定の言葉を言われ続けていたら。
子どもたちは自信をなくし、
劣等感を抱き、コーチの目や
言葉に緊張し、そればかり意識し、
サッカーを楽しむことがで
どんどん出来なくなっていく
のかもしれません。
子育ても一緒だなって思うんです。
人生を楽しむことができなく
なってしまう、他人と比較され
「できないこと」ばかりを
できるようにする人生なんて
つまんなーい
って、思うんです。
「自分の最大の欠点の近くに
最大の長所がある
」
私はこの言葉が大好きです。
長所と短所は表裏一体なんだと
言ってもらったとき、
「長所」にするのか
「短所」にするのかは
自分次第だって思えて、
なんだかプラスのエネルギーが
湧いてきたんですよね。
息子よ、
Coach of the Year
に選出、本当に本当に
おめでとう
パパもママもあなたを
本当に誇りに思います
これからも多くの方達に
愛され、必要とされることを
学び成長していってね。
そして、
人種を超えていけ
思春期のお子さんを持つ
ご家族や、個人的に、グループで
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ゆみきちが、アメリカ生活早３０年、
高校、大学留学経験、５年、
アメリカの学校通訳２０年の
ビジネス通訳・翻訳１０年の
日本でのOL時代の６年、
そしてその後からずっと、
国際教育、英会話教育、日本語教育の
経験を通してサバイバルに
かつ楽しく愉快に過ごしてきた
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