今の社会情勢から思うこと | 心 体 魂の癒し ありのままの自分で♡

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感じたこと、私の日常など、ゆるゆると書いてます。
看護師をしながら、子育てと、空いた時間にヨガを教えたり、ヒーリングなどやっております。
メッセージ頂けると嬉しいです。

お互いの価値観の違いから、近しい人ほどぶつかりやすい。
どんなに仲が良くても人それぞれの価値観は違う。

だからといって自分を責めないでほしい。

今こんな状況。不安で不安で、自分をコントロールできず人に対して厳しいことを言ってしまうかもしれない。

今の社会情勢、健康への不安。
私は人間は絶対に安定した生き物ではないと思う。
敏感な人は生きているだけで様々なことを感じとってしまう。

誰かお願いだから助けてほしい。

そんな気持ちになるのは至極普通のことではないかと思う。

強い人は、自分は大丈夫。私はそれも正しいと思う。
それに対して「あなたは何をやってるの!」という気持ちにはならないし、私はそういう人と一緒にいると心地がいい。

私は訪問看護ステーションでパートとして働いていますが、とにかく皆明るいウインク
私が色々と深刻に考えてしまうところがあるので、仕事に行くと明るい気持ちになれる。

患者さんも人間、色々な人がいるが、不安を取り去り、明るい気持ちになってもらうことも私たちの重要な仕事だと思っている。

不安になると免疫力が下がり、笑うと免疫力が上がるのは誰もが知っていること。

自分の病気をネタに笑わせてくれる人がいるが、いつも元気だ。


上で述べたように、人は全く違う。他人からもし、あなたはこういう人間だ、と言われて全く違ったとしても、その人にとってはそれが現実なのだ。

いくら自分が違うと反論しても、その人が信じていることは変わらない。

親しい人にこんなことを言われたらやはりかなりのショックを受ける。

しかし、きちんと自分の意見を述べることも大事だが、親しい人なら何故そんなことを言ったのか、推測もできる。

私が昔、人間分析をしようと思ったのはそういう理由がある。



一昨日、関西ヌーソロジー研究会に参加してきました。
ある一定の観点から分析したものは正しい。
しかし.、別の観点から分析すると、間違ったものになる。

そう、私たちは全ての観点から考えれる思考力がこれから必用になってくるのだ。

そのためには人の意見を聞かなければいけない。もし、自分の意見と違っていても、まず聞いてその人の観点に立ってみる。

現在のcovid-19の流行に関して、とうしんさんは
①臨床的観点
②公衆衛生的観点
④政治、経済的観点
⑤スピリチュアル観点

を挙げていましたが、私も全く同感です。

どれかを優先すればどれかが犠牲になる。

この相反するものを統合するのがヌーソロジーの考え方です。

私は「思いやり」という簡単な言葉を使っていますが、それは全体を見渡すことのできる思考力と考えています。


私は日本人はやはり世界と比べて凄いと思うのです。
中国は本当に隣接した近い国です。

しかし、日本で爆発的な医療崩壊は現在のところ起きていません。
医療崩壊が起これば、武漢、イタリア、アメリカの主要都市のように死者が続出します。

私の推測ですが、日本はそれをちゃんとわかっていて水面下でしっかり熟考していたと思います。日本には頭の良い専門家がたくさんいます。

私は医療者として、まず医療崩壊を起こさないことが第一ステップと考えていましたが、政府はその通りにしてくれました。
それは、武漢やイタリアの現状を見たらわかることで、医療崩壊が起これば助かる命が助からないのです。

全てを見渡して、優先順位をつけることは大切です。

そのためには多少の忍耐を持つことは大事で、何も知識なくパニックになることだけは避けて欲しいのです。

知識は実際人を助けます。

経済優先だった世界。確かに必用ですが、行きすぎた部分を反省することも大切です。
私個人としては、この経済優先で、人間を省みない社会がこれからどう変わっていくか楽しみです。

私自身は、悪い部分が蔓延している社会を、お互いが助け合い、思いやりに満ちた女性性(女性のことではありません)が変えていく。今一度いらないプライドを捨て去る良いきっかけになるのではないかと考えています。

そのためにはどうか、若い人たちの協力が必用です。

年配の方への尊敬は忘れず、しかし社会を変えていくのは若い人です。

今もまだまだ自身の保身、プライド、虚栄心で自分を見失っている人はたくさんいます。
そういう人は今のコロナでかなりの恐怖心を持っているでしょう。


批判を覚悟で言いますが、人間は100パーセントの確率で死にます。
100パーセントです。

いつも言っている、明日自分が死ぬとしたら何をするか。
今の状況だから言っているのではなく、常にそれを当たり前のこととして考えるのです。

自分にとって何が大切か見えてくるのです。

人からの批判を恐れて自分のしたいことを我慢することも、その人が良いことと思えば本望です。

また、長期的に見て今の社会を変える努力も必用です。

この二つはもちろん相反しますが、狭い視野で見ていると行き詰まってしまうのです。

私が言いたいのは、知識、それを噛み砕く能力、そしてやはり「思いやり」なのです。

今自粛の状態、どうか、ユーモアを持って、また自分自身を省みる。

私はそれを望みます。