クラシック作曲家のお誕生日が続きます。
先日27日はモーツァルトのお誕生日、そして今日31日はシューベルトのお誕生日なのです。
モーツァルトだけでなく、シューベルトも大好きです。『歌曲の王』といわれ、「魔王」や「鱒」「野ばら」「未完成交響曲」などで有名なシューベルト。
モーツァルトもシューベルトも短命だったんです。
モーツァルトは35年、シューベルトは31年の生涯…
昨年、私は遂にモーツァルトの年齢を超えました。
つまりは、これからは歳下の作品を弾くことになるのです。しかし、そうとはとても思えない。高い精神性と芸術性。この先何十年と人生修行、音楽修行を重ねても、到底到達できる世界ではありません。
膨大な数の歌曲を作曲したシューベルトはピアノ曲もたくさん遺しましたが、ピアノ曲も私にはシューベルト自身の歌声、魂の叫びのように聞こえます。
いつまでも同じ場所に留まって終わりがないかのように感じることもある。幸せいっぱいだったり本当に悲しかったり燃え上がるような内面の激しさだったり…彼がどんな気持ちだったのかは楽譜から読み取るしか方法はないのですが、シューベルトの音楽の特徴として私が一番に感じるのは、自分にとても素直に綴った音楽なんだろうなということです。
曲の説明をしたり理論的な分析をするのは私はとても苦手です。じっくり楽譜と向き合って作曲家のメッセージを読み取る研究は一生懸命するけど、形式がどうとか和声が…なんてことには全く興味ない。
特にシューベルトではそうです。思いのままに書いていったシューベルトの音楽を分析して理論的に演奏するなどナンセンスだと思ってしまう…。感じることがいかに大切か?
形式や和声などは、曲を知ればそれは自ずと見えてくることです。それだけ様々な曲を勉強して経験してきたからこそ分かることではあるのですが。演奏に説明は要らないのです。
自然な感じ方をしていれば、理論は後からついてくるもの。結果的に理論上も正しかった…でないといけないと思う。
言葉だって文法を考えながら話してるわけじゃない。それと同じです。文法では想いは語れない。
また、作曲家がどんな出来事の時に書いた曲であるとか、どんな環境下で音楽活動をしていたかなどは知っているべきですが、作曲家の気持ちになって演奏するなんてことはできるわけないのです。
人同士、全てを分かり合えるわけではない。分かり合う努力はするべきですけど。
↑なんかのドラマのセリフで同じようなのがあったなぁ(笑)。
人同士のつきあいのように曲を思いやり尊敬し、曲から学ぶ。
これがクラシック音楽に取り組む上で大切な心構えのひとつなのではないかなぁ?
好き勝手に今の自分の考えを書き連ねています。この先、どう変化するでしょうね? 私の音楽観。
リサイタルに向け、シューベルトの大ソナタに取り組んでいます。最後から2番目のソナタ。シューベルト最晩年、31歳の時の作品。
私なりのシューベルトが弾きたい。その気持ちだけで取り組んでいます。
モーツァルトを上手に弾きたい。シューベルトも上手に…(笑)。
結局はあれもこれもよくばりな私(笑)。どの曲もじっくり味わって演奏できたら、これ以上に幸せなことはありません。
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<名古屋>
日時:2013年3月26日(火)18:30開場 / 19:00開演
場所:電気文化会館ザ・コンサートホール
(名古屋市中区栄2-2-5)
<東京>
日時:2013年4月25日(木)18:30開場 / 19:00開演
場所:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
(東京都葛飾区立石6-33-1)
☆チケット情報
全席自由 / 前売り¥3,500・当日¥4,000
ローソンチケット
名古屋公演:Lコード 45198(お問合せ 0570-084-004)
東京公演:Lコード 39823(お問合せ 0570-084-003)
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