宝物の伝記 | ピアニスト佐藤由美の公式ブログ ~ゆみのすけ音楽会~

ピアニスト佐藤由美の公式ブログ ~ゆみのすけ音楽会~

クラシックピアニストゆみのすけは、音楽の楽しさをお伝えするトークコンサートから大真面目なリサイタルまで様々なスタイルの
コンサートを展開しております。クラシックは難しい、眠い…。でもそうでもないかもしれませんよ。自由に楽しんでみてください。


一昨日、モーツァルトのお誕生日に岐阜市のカフェでコンサートを行いました。聴いていただいたみなさま、本当にありがとうございました。


1月27日は愛するモーツァルトのお誕生日です。1756年生まれの257歳!



200歳以上も歳上のお兄ちゃん♡♡♡ (笑)



天才作曲家に向かって平凡な私がお兄ちゃんなんて呼ぶのは図々しいんですが、そうなってしまったのには理由がありまして…


私が初めてモーツァルトを弾いたのは5歳の時。曲はメヌエットでした。


幼いながらになんだかすごく惹かれるものがありました。それからまもなくしてモーツァルトの伝記を買ってもらいました。


子ども用の伝記ですが、まだまだ難しい本だったのではじめは母に読んでもらい、その後自分で何度も読んで文章を記憶してしまうほど(笑)。


ピアノでももちろんモーツァルトをいっぱい練習しましたよ。どんどん夢中になっていって、今でも気持ちは変わりませんね。幼かった私はいつもモーツァルトを追いかけてました。だからでしょうね、お兄ちゃんなのは(笑)。


そんな気持ちが通じているのでしょうか?


今回のコンサートも1月最後の日曜日と決めただけで、偶然モーツァルトの誕生日だったのです。


モーツァルトお兄ちゃん絡みのことではこういう偶然がいくつかあります。


もしかしたら偶然ではないのかな?


モーツァルトのお話をする時にはこんなぶっ飛んでいる私ですが、お兄ちゃんの曲を弾く時には真剣ですよ。


本当に難しいんです。シンプルすぎて、すぐに弾けてしまう曲ばかり。そういう曲を音楽的に愛情たっぷりに演奏する、しかもモーツァルトらしくなければならない…


モーツァルトらしく???


よく◯◯らしくっていうけど、そんなのタイムマシンで本人に聞きにでもいかない限り、わかんないことなんですよぅ。


楽譜から、音から…感じて受け取るしか方法はないんです。作曲家ごとにいろいろ決まり事があり、中でもモーツァルトは特に厳しいルールがいっぱいあるんですが、それをおさえた上で、あとは自由に…という、なんとも矛盾だらけの中で何かを見つけていくんです。



それが面白いのがやはり『モーツァルト』なんです。

 

 



♪応援してね♪
にほんブログ村 音楽ブログ 音楽活動へ
にほんブログ村

 

 

 

 


♪♪♪佐藤 由美ピアノリサイタル♪♪♪

<名古屋>
日時:2013年3月26日(火)18:30開場 / 19:00開演
場所:電気文化会館ザ・コンサートホール
(名古屋市中区栄2-2-5)

<東京>
日時:2013年4月25日(木)18:30開場 / 19:00開演
場所:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
(東京都葛飾区立石6-33-1)

☆チケット情報
全席自由 / 前売り¥3,500・当日¥4,000

ローソンチケット
名古屋公演:Lコード 45198(お問合せ 0570-084-004
東京公演:Lコード 39823(お問合せ 0570-084-003


詳細はこちら→リサイタル開催


お問合せ及びチケットのお申込みは
yuminosuke97@hotmail.co.jp
まで よろしくお願いいたします。