愛媛でのファーストアルバム発売記念コンサートの翌日は、

弟の車で息子と一緒にお墓参りに連れて行ってもらいました。

 

里帰りするたびに、お墓参りして

ご先祖様に感謝と将来の目標を誓います。

 

お墓に行く途中に見える湾の海。

どこに観光に行くわけじゃなくても、素晴らしい景色です。

 

辛かった幼少期から10代後半まで、

何度も生きるのをやめたくなり、本当に生きづらかったけど、

田舎の自然に癒されて生き延びたんだな~とつくづく思います。

 
 
お墓から見渡す、湾と海。
こんな素晴らしい景色の山の上にお墓があって、ご先祖さまも幸せですね。
 
 
お墓参りの後に車を降りて、私が通った小学校を見ました。
変わってない校舎と、私が卒業後に新築した校舎。
2歳年下の弟と一緒に当時の校舎について話しながら今の校舎を見ました。
 
 
数年前の洪水で実家が浸水し、私のピアノが壊れてしまったので、
今は実家にピアノがありません。
 
愛媛のコンサートの後、大阪のコンサートまでに10日あり、
息子の指がなまってしまわないよう、母に連れて行ってもらって、
叔父の家のピアノを弾かせてもらいました。
 
その日の夜、弟が夕食に作ってくれた、イタリアンのコース料理。
 
まずは各種前菜(カポナータ、生ハム、モッツアレラ、エリンギとズッキーニのローズマリーソテー)と白ワイン。
 
 
ホタテのカルパッチョ風バルサミコ酢ソースがけ。
生のホタテなんて、オーストリアじゃ食べられませんから~!
 
 
ベジタリアンの息子のために別メニューで作ってくれたオムレツ、カポナータソースとパルメザンチーズ。
 
 
サバのソテー。実家の庭に生えているローズマリーを添えて。
 
 
ボンゴレビアンコ。
海の無いオーストリアに住んでいる私にとって、魚介類のメニューは本当に嬉しい!
 
 
イタリア風牛肉のステーキ。
弟が選んだワインを白、白、赤と確か3本開けました。
これだけのメニューを弟が1人で作ってくれました!
撮り忘れた写真、載せきれない写真もあります。
 
クオリティが高いイタリアンレストランがウィーンには無いので、
実家でゆっくりとリラックスして美味しいイタリアンのコース料理を食べられるなんて、最高の贅沢です!
 
 
翌日は、高校の同級生が教員を務める小学校の音楽室で練習させてもらいました。
彼女とは高校以来の友達。
帰国するたびに会っていますラブラブ
 
 
典型的な学校の廊下。
私の母校ではありませんが、懐かしい雰囲気です。
 
 
「音楽の都ウィーン」なんて言われていても、
オーストリアの公立学校に音楽室はありません。
 
ウィーン国立歌劇場に出演している歌手もほとんどが外国人、
ウィーンの音楽コンクールの入賞者も外国人、
ウイーン音大の合格者も外国人です。
 
日本では幼稚園の教諭がピアノを弾けるのに対し、
オーストリアの幼稚園教諭はアコースティックギター。
オーストリアの幼稚園にピアノが無いからです。
日本の小学校教員採用試験にはピアノもあります。
(私は教育学部卒業、教員免許を取得しました)
 
日本では公立小学校に、中学・高校にも、こんな素晴らしい音楽室があります!
広くて色んな種類の楽器が置いてあります。
恵まれた環境だな~と心から思います。
 
 
自分のピアノ曲を練習する息子。
息子は愛媛と大阪のコンサートで、
バッハ、ベートーヴェン、ショパンを弾いてくれました。
 
私も愛媛のコンサートの反省点を踏まえて練習。
日本のお客様の前で日本語で歌う恐ろしさよ~!😱
 
学校の廊下から見えた外の景色。
素晴らしい自然に囲まれて勉強できる生徒たちは、幸せですね~!
 
 
練習中にこの学校のお美しい教頭先生も音楽室にいらっしゃり、
なんと音大でピアノを専攻されていたとのこと!
私たちの練習の後に、ご自身もモーツァルトを1曲弾いてくださいました!ルンルン
 
以前は地元でコンサートをすることに難しさを感じていましたが、
今では息子がピアノ伴奏できるようになり、
先日のコンサートでは地元の合唱団の指導者がお越しくださったり、
そしてこの日は音大卒の教頭先生!
 
こういった音楽関係の繋がりができて、
次回のコンサートへの目標を持てました。
 
練習の後は、高校の同級生と息子と3人でお茶。
素敵な雰囲気のカフェです。
 
 
ケーキの説明を息子にドイツ語でしていると
(息子とは普段は日本語ですが、込み入った話になるとドイツ語で話します)
店長さんに
「ドイツからですか?」
と話しかけられました。
 
私はオーストリア在住ですが、オーストリアの公用語もドイツ語です。
店長さんはドイツのフランクフルトでパティシエの勉強をされたそうです。
 
愛媛の田舎でドイツ語繋がり、なんだかご縁ですね~!
ケーキも美味しかったです!
1人で2個食べた息子泣き笑い
 
 
夜は家の庭で花火をしました。
 
オーストリアには子供が手で持ってできるような花火は無いのです。
(とても危険な違法の打ち上げ花火は闇で売られてますけどね)
童心にかえって花火を楽しむ息子。
 
 
今回の帰国は休暇というよりコンサートツアー。
 

家族、友達、色んな方々に支えられて

愛媛でコンサートができ、

大阪のコンサートの練習もでき、

たった2日間ですが愛媛でリラックス出来ました。

 

帰る実家があり、会える友達がいる。

本当にありがたいことですニコニコ飛び出すハート

 

 

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