先週末はウィーン・シティー・マラソンがありました。

ウィーン・シティー・マラソンは、国連があるUNOシティーを出発して、プラターの並木道、シェーンブルン宮殿、ウィーンの街中を駆け抜けるフルマラソンです。

毎年数千人が参加します。

私が制作中のアルバム収録曲の中で1曲を編曲したRue-Ran WUさんも参加しました。

 

かく言う私は参加したわけではなく、偶然マラソンに遭遇しました。

 

この日は私の声楽の師匠が開いてくれた、著名なピアニストで作曲家のクロバツさんのセミナーに参加するべく向かっていました。

 

ところが、マラソンがあるので、バスも路面電車も全部ストップ!

パトカーも止まっています。

後ろの方にランナーたちが見えます。

 
 
あと、20分で着かなければいけないのに、どうやって行こう?
私は軽くパニック!
こんな時は、ナビで調べるより、ウィーン生まれの旦那に電話!
特急列車に乗ると、比較的近い駅に着くことが分かりました。
 
間に合う!
気持ちの余裕が出て、初めて見るウィーン・シティー・マラソンを撮りました~。
 
 
この日の午前中は気温10度くらいと、ちょっと寒かったけど、
素晴らしい青空でした。
 
 
プラターシュテルン駅のロータリーを駆け抜けるランナーたち。
 
 
その後、無事特急列車に乗れ、やれやれと座ったら
車窓からもランナーが見えました。
ドナウカナル(ドナウ運河)沿いを走るランナーたち。
 
 
セミナーにも間に合いました~!
このセミナーは2日間ありました。
 
私は、セミナーでニコライ・オットーのオペラDie lustigen Weiber von Windsor(ウィンザーの陽気な女房たち)から ソプラノ・アリアNun eilt herbei (急いでおいで、愉快ないたずら)と
自作曲を歌いました。
 
ピアニストのクトロバツさんから有益なアドバイスを頂けたのはもちろんですが、
私が歌っている間、私の師匠オルガ先生が、身振り手振りで私に指示を送ってくるので助かりました。
 
オルガ先生は、長年ウィーン国立歌劇場で活躍されたソプラノ歌手です。
 
自分の番が終わって席に座ると、オルガ先生のパートナーのゲルハルト先生もまた、参加者が歌っている間、指揮をしながら聴いていました。
 
ゲルハルトさんはウィーン少年合唱団の顧問で、息子が在団時代にボイストレーニングの担当でもあった元テノール歌手。
 
1つの部屋に、指揮者が2人!泣き笑い
2人ともセミナー参加の生徒たちを助けたくて仕方ないんですね~。
私たちはお2人の愛に包まれて歌っているんだな~と感じました愛飛び出すハート
 
今回講師のピアニストで作曲家のクトロバツさんは、大変な親日家で、
何度も来日してコンサートをしており、
日本の俳句に作曲して楽譜を出版されています。
歌詞は、オリジナルの日本語バージョンとドイツ語バージョンがあるそうです。
 
 
いつか私の自作曲とクトロバツさんの俳句の曲、
両方を1つのコンサートで歌ってみたいな~ニコニコルンルン

 

 

 

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