先日、ウィーン9区のサロンで、ピアニストで作曲家の児島響さんのソロピアノコンサートを聴きました。
 
ソロコンサートにちょうど良い大きさのエレガントなサロン。
 

 
コンサートサロンは、ギャラリーにもなっていて、かかっている絵画は全て購入できるとのことでした。
芸術に寄り添ったサロンですね!
 
 
更にこのサロンの素晴らしいところは、今回行った25ユーロ(約4000円)のコンサートチケットで1カ月間何度でもこのサロンの他のコンサートも聴けることです。
 
 
こんなプログラムでした。
 
特にリストの演奏は、きらびやかな和音の音色、躍動感あるリズム、圧巻のダイナミクスで、完全にメフィスト・ワルツの世界に引きずり込まれました。
 
ジャズとご自身の曲もクールで素晴らしかった。
 
 
 
児島さんご自身が分かりやすく曲の解説をしては演奏されました。
 
客がリクエストしたフレーズから即興しますという試みでは、
プッチーニのオペラアリア「誰も寝てはならぬ」のフレーズをリクエストされたのに、5分くらいの壮大なジャズの曲が出来上がったのにはびっくりしました!
 
次に、4人の客がばらばらに言った4音からは、「G、Cis、Ges、D」というめちゃくちゃな配列だったのに(「Ges」は私がリクエスト。もちろん意地悪して無茶な音を言いました指差し)、児島さんは数秒考えて、これまた5分間くらいの壮大なクラッシックの曲が出来上がりました!
 
 
 
児島さんのチラシを見たことがあったので、お顔は知っていたのですが、
先週友達と中華レストランでランチしていたら、友達の後ろの席に小島さんが座っていました。
 
でも直接面識はなかったので、お声はかけませんでした。
 
コンサート帰り道に横から見たヴォティーフ教会
 
その翌日、また別の友達と、別の日本食レストランでランチしていたら、その友達の席の後ろにまたしても小島さんが座っていました!
 
「ありえない!
2日連続で!
なんという偶然!」
 
と思いましたが声はかけず、10分後くらいに見たら、私の知り合いのジャズ歌手が児島さんと同席していました。
 
そのジャズ歌手とはまたお会いしましょうね~とお互いにメッセージをやり取りしていたので、
「ご挨拶しないと!」
と思って友達と私の食後にご挨拶しました。
 
そしたら児島さんが私に自己紹介しててくださいました。
 
でも私ときたら!
「あ、存じ上げてます!
日本人会のチラシでよく拝見してます。
お邪魔しました~」
と私自身の自己紹介をすっかり忘れて立ち去ってしまいました。
(いやだって、他の人の席にお邪魔するって恥ずかしいじゃないですか~)
 
ヴォティーフ教会の横を通って駅へ
 
それをその日の夜思い出して、
小島さんは私のFacebookにもう数週間前から「知り合いかも」で何度も表示されてたので、メッセージをお送りして昼間の失礼を詫びて、やっと私の自己紹介をしました。
で、Facebookでお友達になりました。
 
でもこの偶然の話は児島さんにはしてません。
ストーカーに思われたら困るから泣き笑い
 
正面からみた夜空に映える白いヴォティーフ教会
 

こんな偶然があったので、ひょっとして今後音楽を一緒に出来るかも?みたいな運命を感じてこの日のコンサートに行きました。

 

こんな演奏者と客席が近いサロンだったので、コンサート後もまた児島さんとご挨拶できました。

 

クラッシック、ジャズ、自作曲を全て演奏するという点で、児島さんと私は共通点がありますねという会話をして、今後コラボできたら良いですねという話になりました。

 

まあそれは私のCDの完成後、つまり今年の夏以降になるのですが、

何か一緒に出来たらいいな~と思ってますルンルン

 

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する