一昨日、ウィーン旧市庁舎 Altes RathausのバンクオーストリアサロンBank Austria Salonでのコンサート『ベートーヴェンの"不滅の恋人"』Beethovens "Unsterbliche Geliebte"に行きました。

 


シャーロック・ホームズ役を俳優のロナルド・セボスさん、
ワトソン博士役をスザンナ・クネヒトルさんが演じ、
ベートーヴェンの「不滅の最愛の人」とは、誰だったのか?という謎に迫ります。

その会話によるお芝居の合間に、
ソプラノの森野美咲さんが謎に包まれたベートーヴェンの「最愛の人」として美しい歌曲の数々を歌われました。
そしてピアノは木口雄人さんで、木口さんのソロ演奏もありました。

地下鉄のU1のシュテファン広場駅を降りて会場に向かいます。

ライトアップされたシュテファン大聖堂も美しい。

 


ウィーン旧市庁舎の入り口。

柱の上の彫刻が素晴らしい。

 

 

ぎりぎりに駆け込みましたが、ピアノが良く見える席に座れました。

ラッキー!

 

 

天井にはハプスブルク家の紋章である双頭の鷲があります。

 

白と黄金の組み合わせが上品でゴージャス。 キラキラ

 

 

コンサートの合間の朗読って聞こえないことが時々あるのですが、今日の俳優のロナルド・セボスさんとスザンナ・クネヒトルさんは、声量、活舌、演技ともに素晴らしかったです。

 

今日演奏されたベートーヴェンの歌曲は、私はすべて初めて聴く曲ばかりだったのですが、ソプラノの森野美咲さんが美しい声と、響きのあるピアニッシモ、演技力とで素晴らしく歌唱されてました。

 

そして、曲によっては悲しげな表情で登場するにも関わらず、森野さんが出てくるたびにパーっと会場が明るく華やかになりました。

 

木口雄人さんのピアノは、最初の1小節からその曲の世界に引き込まれます。
 
時には繊細に、時にはダイナミックな演奏で、演奏中の真剣なお顔がまたかっこいいです!
 
終演。
素晴らしいコンサートで、お客様みんな喜ばれていました。
 
 
終演後、森野さんと木口さんにご挨拶させていただきました。
 
森野さんは、演奏中の雰囲気と同じに朗らかで華やかで、私よりず~っとお若いのに、まるでマリア様のように包み込むような母性的な包容力を感じます。愛飛び出すハート
こういう人が、聴衆を幸せにするんでしょうね~。
勉強になります。
 
木口さんは、演奏中の厳しくかっこいいお顔キラキラとは打って変わって、お話しすると、声の感じもしゃべり方もとても穏やかで柔和な感じです。
そのギャップがいつも不思議。
 
私は意外と?泣き笑いシャイなので、今回は一緒にお写真を撮りませんでした~!

 

秋の夕べの素晴らしいコンサートでしたキラキラルンルン

 

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