女友達と今年初めてホイリゲに行きました。
ホイリゲとは、オーストリアのワイナリーが、その年に取れたブドウを使った新酒の自家製ワインを提供するワイン酒場です。
料理も素朴な家庭料理をセルフ・サービス方式で頼むところが多いです。
ホイリゲの多くは郊外のブドウ畑の近くにあるのですが、今回行ったホイリゲは19区の閑静な住宅街にあります。
お店の入り口に吊るされた松の枝の束が「営業中」の目印です。
入り口から庭へ向かう通路もブドウの木があって可愛いです。
古い建物にブドウの木が絡まっているのも素敵。
春から秋は、オーストリア人は庭の席に座るのが好きです。
ブドウの木が木陰を作り、下は地面か石畳なので、ウィーンの中心地が30度を超える日でも、ホイリゲの涼しい庭に座ってワインを楽しめます。
午後６時半頃はこの明るさ。
友達３人で、ミックスサラダ、ローストビーフ、焼き豚とお団子、サワークラウト、ラードのディップと茶色いパンをシェアしました。
３人ともいける口なので、白ワインのボトルを注文しました。
夜８時半頃にやっと日が暮れてくると、庭に明かりが灯ります。
オーストリアの民族音楽の生演奏も入っていました。
忙しい友達3人が集まったのは久しぶりで、時間を忘れて（4時間ほど！）語らいました。
気が付くと、夜の10時頃だったと思います。
緑あふれる庭で、気の置けない女友達と、美味しいワインと食事を楽しみながらのおしゃべりは、何物にも代えがたく、最高に楽しい時間です。
これが明日への活力になります。
次回は今年の新酒が飲める秋に会いたいな～！
