ムスリムの人たちにとっては多分

当たり前というか、広く知られている

この存在、ミスワク。

キルギスでは、発音の関係上

ミスファクと呼ばれています。



こちらがそのミスファク。



???ですよねゲラゲラ

見たところ先がボソボソの、ただの
木の枝の様です。


これ、何も知らなかったら何に使うか
まず分からないだろうなという感じ
なのですが……

実は歯ブラシなんです!!

歯磨き粉も何も要らない、古代からある
自然の歯ブラシ。

預言者ムハンマド様が使っていたから
という事で、厶スリムの人達は
これを使って歯磨きをするんですって…


ふーん真顔


…以上。

これが私のはじめの反応でした。

だって、正直言って何が面白くて、
どこの誰がこんな木の切れっ端なんかで
歯なんて磨きたいもんですの?!ちょっと不満

…と、何なら少々キレ気味にもなって
いたものでしたよ。

第一、現代の歯磨きに合っていない!
こんなボソボソの、ブラシでもない
木がバラバラになったスジみたいなので、
歯なんか磨けるわけねーだろ知らんぷり

とかですね。


そんな訳で、この木切れは何年も前から
うちにありましたが、私は全く興味も
ありませんでしたし、一切使おうとも
しませんでした。


それが、なんでいきなり試して
みようかなーと思うに至ったかは
はっきり覚えていないのですが、
ともかく、ようやく使ってみたんですよ。

そして知った、ミスファクの実力泣き笑い


これ、すごい電球!!!

となった訳なんです。


だって、コーヒー・紅茶によるステイン、
色素沈着がたった一度の使用で 全て
取れたんですよ。

すごくないですか!?

もう、クリーニングの為に歯医者に
行く必要がなくなりました、
あるいは頻度が劇的に減りそうです。


実際、今回またまた直近で定期検診を
入れていたのですが、実際歯医者に
行ってみたところ、

「特に歯垢も汚れも付いていないですけど、
クリーニングどうされますか?」

と言われてそのまま帰ってきたくらい笑い泣き

これ、ネタじゃないですよ!!


その後から、私はこのミスファクを
数日に1回位の割合で使用する様に
なりました。


先のボソボソの長さを、約1-1.5cm
位に揃えて、水に濡らして先を少し
洗ったら、そのままゴー!!

ちなみに、先をボソボソにする為には、
皮をナイフで削ぎ落としますと
繊維状の束状になって固まっている
中身が露出します。

それをガチガチ上下の歯で噛んでいると
段々ほぐれて勝手に歯ブラシ状になって
くれるので、特に自分では何もする
必要はないのですよね!

しかも、噛んでいるうちにも歯が
きれいになり、更に歯磨き粉成分も
溶け出してくるという優れもの。

調べてみたら、これは
Salvadola persica という木で、
中東では 歯ブラシの木 とも呼ばれて
きたそうです。


ミスファクは、ステインなどの汚れは
確実に取れますが、ホワイトニング効果
についてはまだ検証中ですが、でもこの人
本当に優秀電球キラキラ

今まで無関心に、数年間もほっぽらかして
本当に申し訳ありませんでした笑い泣き笑い泣き笑い泣き