午前5時前に小夏の身体に点滴を流してる器械から『ピー』とエラー音。
寝ていた私も慌てて飛び起きた。

見ると点滴液がない‼️
え、朝9時くらいまでは大丈夫なはず‼️
どうすればいい⁉️

病院の先生は学会で不在。
しかし緊急の場合は携帯の留守電に電話できるようなので早速電話してみた。  

状況を留守電に残した5分後に折り返しのお電話をいただきました。
やっぱりこの先生は信頼できる方だと改めて思いました。

『強心剤の点滴液がなくなり切れました。』
先生
『液を流すスピードは2にしてましたか?』
『え、、昨日と同じ3のままですが、、』
先生
『だからか、、点滴外して苦しがってる?切れて急に苦しみ出すようなクスリではないからそれは安心してください。病院側は2のスピードでおクスリを作ったんですよ。申し訳ありません。もし異変があれば他の病院をあたってくださいとしか言えない。僕がいないから。すみません。』

先生の声を聞いて少し落ち着いた私。
先生ありがとうございます。

しかし先生不在の病院が始まるのは9時、、
9時に病院に行き新しい点滴液を受け取ることになってる、、
まだ3時間以上も待たなければならない。
小夏はまだ落ち着いているが、、
緊急な場合の病院は1時間程かかる所にあるみたいだが、、

頭の中が目まぐるしく動くけれど今はどうすることもできない。

小夏に我慢してね、頑張ってね、としか言えない今の状況。
人間のミスだ、、
本当にごめんね。
これで命が危なくなるのなら病院と私の伝達ミス。

しかし私は病院を先生を責める気持にはなれなかった。
一生懸命やってくださってるもの。

先生の『落ち着いてるなら大丈夫』の言葉を信じて9時を待つしかない。

こんな中、小夏はおしっこはしてくれた。
苦労はするけどどうにかおクスリもお利口に飲んでくれた。
まだ吐いてない、、
それだけでも私はホッとした。

あーやっぱり頭の中は小夏で一杯。
小夏のことしか考えられない。

小夏
小夏
小夏

どうか急変しないで。
お願いだから9時まで待ってね。

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私を見つめる小夏ちゃん

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14年来の親友達も小夏を見守ってくれています。