指名にまつわる罪悪感 | トイレ掃除を毎日続けてみたら、幸せになりました。

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トイレには神様がいると信じ、(下心満載で)トイレ掃除を毎日してみるブログです。






マッサージに行ってきた。

時折お世話になっているそのお店には10台くらいの施術台があって、いつも5、6人のスタッフの方がスタンバイしたり、他のお客さんを施術したりしている。

 

 

初めてそこに行ったときは、スマホのアプリから予約をして行った。どんな方がいらっしゃるのか分からなかったので、指名なしで時間帯だけ決めて予約した。

 

 

気持ちよかったけれど、他のスタッフの方も試してみたいなと思い、次の予約のときは確か「女性スタッフ」とだけざっくりとした指名をして行った(初回は男性だった)。

 

 

その次も同じく女性スタッフとだけ指定して予約を入れた。その時に担当してくれた方がなんとなくいい感じがしたので、その次の時はその方(仮にAさん)を指名して予約した。帰り際、「今日はご指名ありがとうございました」とAさんが言った。

 

 

しかし、Aさんに2回担当してもらったあと、また行こうと思ったタイミングでアプリで検索したら、わたしが行きたい時間帯のAさんの予約が取れなかった。取れないなら仕方ないか〜と思って、その時もまた「女性スタッフ」という予約を入れた。

 

 

そうしたら、また別の女性スタッフの方(仮にBさん)が担当してくれた。Bさんの施術が、わたしにはとっても気持ちがよかった。

その日わたしは奥の方の施術台でマッサージしてもらっていて、お会計のために入口の方に歩いていった時に、他のお客さんをマッサージしていたAさんの顔が目に入った。

 

 

「ありがとうございました」

とわたしに向かって言うAさんに軽く会釈をしながら、なんとなくの気まずさを感じていた。なんだろう。浮気してるような(したことないけど、想像するにそんな感じ)、バレンタインのチョコをあげた相手に、他の男の人にもチョコを渡しているところを見られたみたいな、そんな小さな罪悪感みたいなものが湧いた。

 

 

それからわたしはBさんを指名し続けているのだけれど、Aさんを見かけると今でも少し胸が疼く。1回だけならまだしも、2回目にリピートで指名して期待させておきながらその後裏切ってしまった感がぬぐえない。

 

 

わたし、重たい!

我ながら考えすぎだろ、とも思う。相手はもうわたしを担当したことなんか忘れてるんじゃないか? とも思う。

それでもわたしはAさんへの薄っすらとした罪悪感を持たずにはいられない。