ガラケーのリサイクル | モンテネグロな生活

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モンテネグロっていったいどこ?
主人の赴任が決まってから地図を広げてみた私が、来てみて初めて知るモンテネグロという国を日々の生活を通してお伝えします

こんにちは。
大変ご無沙汰してます。

モンテネグロ🇲🇪ネタ、なかなか見つからずで更新できずにいます😅

今回はまたモンテネグロ🇲🇪ネタではなく、2年前に投稿したガラケーのリサイクルの話です。

私が2年前に投稿したのは2018年のノーベル平和賞受賞のコンゴ民主共和国のデニ・ムクウェゲ医師についてです。


2年ちょっと前の投稿↓


ノーベル平和賞について調べてみた ③ コンゴのムクヴェゲ医師について





コンゴ共和国では紛争により女性や子供達が性暴力の被害に遭っており、ムクウェゲ医師は被害者達の治療に尽力されてきました。


また、このような実態を世界に知らしめるための啓発活動をされており、被害者救済と性暴力の根絶、そして性暴力に対する厳罰を国際社会に訴えてノーベル平和賞を受賞されました。



ムクウェゲ医師について調べているうちにコンゴ共和国の現状を知り、ムクウェゲ医師が2016年に東京大学で行った講演についての記事を読んでみました。


2018年10月16日のgooニュースの記事なんですが、ムクウェゲ医師が行った東京大学の講演でのメッセージが心に残りました。


長くなるので詳しくはこちらをご覧ください↓


今年のノーベル平和賞について調べて見た 最終回 コンゴのためにできることは何か?




紛争で傷つくコンゴ共和国のために私がまずにきることは何か?



鉱物の再利用に協力することなのではないか?


つまり、それは使っていない携帯電話をリサイクルに出してレアメタルを再利用してもらうこと。


と考えながら投稿したのは2018年11月のこと。

それから時間ばかり過ぎてしまいましたが、

昨年ようやく行動に移すことができました。


うちにあったガラケー






当時、「認定NPO法人  テラ・ルネッサンス」という、コンゴ民主共和国への支援を目的とした携帯電話のリサイクル回収を行なっている団体を見つけていました。


ただ、団体の信頼性、データの問題などがなかなかクリアにならないままでしたが、自分なりの着地点を見つけて、テラ・ルネッサンスさんにお送りすることにしました。

データの問題に関しては

すべてのガラケーを充電し、データを整理しました。

アナログなやり方ですが、残したい写真や動画などを厳選してスマホで撮影して保存し初期化しました。



バッテリーや本体の不具合で充電できず電源が入らないため初期化できないものに関しては、SoftBankに持ち込みました。
ネットで調べて、携帯電話会社のショップに持って行くのが比較的安全だと判断しました。



「ケータイパンチ」という破砕機器で、目の前で電源ボタンに穴を開けます。 そうすると、物理的に電源が押せなくなるそうで、SoftBankでは目の前でその作業をしてくれるとのことでお願いしました。


こちらがケータイパンチです。


穴を開けることで作動できなくします。


この3箇所に穴を開けてもらいました。

書類も交わして担当者もわかるので多少は安心かな、と。

ただ、業者に渡ってしまえばその先のことはわかりません。

その辺はご承知おき下さいとのことでした。

悪用しようと思えばいろんな手段があるでしょうし、なんとでもできるでしょうからね。

電池パック、充電器はSoftBankで引き取ってもらいました。

メルカリで売るのも手かもしれないですけどね。



レターパックに入れてテラ・ルネッサンスさんへ送りました。


お礼のお葉書をいただきました。


不要になったものがほんのちょっとの手間で少しだけでも誰かの役に立つなら嬉しいですね。

自己満足かもしれませんが、気持ちは晴れやかになりましたよ。

不要なガラケーをお持ちの方で断捨離したい方、
データ等の問題をクリアにして上手く再利用してみてくださいね。

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