Because of you 




この手のブラックミュージックは、
とても好き。

sexyで
甘ったるくて
切なさを感じられる。


甘いため息が似合う。


はぁ。。。
あの人は今頃何をしてるのかしら。
昨日の諍いを後悔したり
いや、自分は間違ってない!って
思い返したり。

恋愛の醍醐味でもある。

良いなぁ。
うっとりしてしまうね。


あたしは今日また大きな気づきを得た。


この記事がずっと気になっていたのだけれど、

お父さんと自分の関係性は割と?
良好だったし、
何も問題が無いと思っていた。

が、先日長男と次男と久しぶりに墓参りに行き、
新しい卒塔婆を見てからずっとモヤモヤしまくっていた。


父が亡くなってから既に22年が過ぎた。

今年は二十三回忌だった。


父が亡くなってから、あたしは親戚達全員に総スカンを喰らった。
理由はさておき、親戚全員と大きな溝が出来ていて
十七回忌迄は頑張ってあたしが親戚に頭を下げて一緒に拝んでもらっていたけれど
こんな暮らしをしている内に、段々と馬鹿らしくなってしまい
今年の二十三回忌の事等すっかり忘れてしまっていた。


そう言えば、去年は、親戚に遭遇するのがとても嫌でお盆やお彼岸の墓参りすら行かなかった。


親不孝である。

でも、自分との折り合いを付けて
自分が納得する理由を準備して
息子らを味方に付けて、
墓参りに行かない自分を正当化していた。

ここの所ずっとモヤモヤしまくっていたので
今朝の仕事中、1人でずっと自分の心の奥底を探りまくっていた。


mine塾で習ったエンプティチェアを
父でやってみた。


父は、あたしになんて言うだろう。
あたしは父になんて言いたかったのだろう。

自分が父の中に入ったつもりで
話をしてみた。


内容は端折るが、
自分の脳内で執り行われる父との会話をしている内に、
あたしは自分が父に何て言いたかったかやっとわかった。




お父さん、ごめんなさい。
だった。





こんな娘でごめんなさい
こんな生き方になってごめんなさい。
離婚してしまってごめんなさい。
事業を失敗してごめんなさい。
お金を失って信用を失ってごめんなさい。
お母さんを助けられなくてごめんなさい。
妹に優しくなくてごめんなさい。
親戚と上手く行かなくなってごめんなさい。
お父さんを嫌ってごめんなさい。
お父さんの病気を救えなくてごめんなさい。
お父さんを幸せにしなくてごめんなさい。

ごめんなさい 
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい。 



ボロボロ大泣きしながら謝りたかった。


あたしの中の過去のあたしは、
父に泣いて謝りたかった。



らしい。。。。(´◦ω◦`)


仕事中だから泣きはしなかったが、(また我慢してたw)
もう鼻の奥がツーン。。。
喉が痛いし重い。

はぁ。。。
ため息着きながらゆっくりゆっくり歩いた。


脳内の父は、
そうだな。もっと仲良くしたかったな。
もっと一緒に居たかったな。
もっと良い子に育てたかったな。
もっと幸せになって欲しかったな。


傍に居てやれなくてごめんな。
寂しい想いをさせてごめんな。


と、父も寂しそうにしていた。


が、
脳内の父はもう既に立派な仏になって居て
病の苦しみからも
生き抜く辛さからも
離れる悲しさからも
解放されていて
とても晴れやかでにこやかだった。


お父さん
もっと一緒に居たかったなぁ。。。
今は泣きながらそう思う。


父との会話を終えるときに
あたしが背負っていた沢山の後悔を
持って行ってくれた。
さすが仏、重たい後悔等ものともせず一瞬で消し去ってくれた。



はぁ。。。
ため息ばかりの1日だったが
なんとなく気持ちが軽くなり
思った以上に動き回れた。



親との関わり方は人それぞれあるだろうが、
あたしはとにかく肉親との縁が薄くて、人様の半分以下位しか親との付き合いが無い。


気づいたら、
この5月であたしは父よりも年上になってしまっていた。
母は、もう15も年下になっている(笑)


もっと一緒に居たかったな。


こんなに短い付き合いなのに
良い娘とは言えない自分を許せなかったのかもしれないな。


父も母もあたしに期待とかする人では無かったけど
あたしはもっと近づきたかったンだなぁ。
もっと傍に居たかったンだなぁ。


ねぇ。。。
それって、「お父さん、お母さん大好き♥」って告白だよね。
  (๑´ㅂ`๑)


と、気付いて
1人で照れ臭くなっている。


ずっと謝りたかった。
拗ねてしまって、
理由を沢山準備して、
あたしのせいじゃない!!!

と、逃げていた。


もちろんあたしのせいでは無いが
父も母もあたしを責めたりしないのだが。

自分が、自分を許せなかった。


上手に生きられなかったけど
自分のホントの気持ちを一つ一つ思い出して、
また一つ一つやり直していく。


父に泣いて謝る事で
あたしはやっと親に甘える事が出来た。


甘え方も人それぞれあるだろう。
大切な人に
自分だけのホントに伝えたかった事を思い出して伝えてください。


殻が破れる筈だから。
お互いに身軽になれる筈だから。


と、あたしはあの時の誰かにまた伝えたかったンだなぁ。。。


と、勝手に1人循環をしている。