あれから20年経った

梅雨入りしてから殆んど雨が降らなかったのに、今日は終日ザンザン降り。

「こんな日は誰かの命日だったりして…」とか思ったら、そうだ、野沢尚さん。

20回目の命日だ。

野沢さんとは、若い頃に会社の先輩のお供で何度か御一緒させていただいた。

毎回決まって1軒目は高級鮨店のカウンターだった。

それが野沢さんの御希望だったのか、先輩が会社の接待費で落とすのに都合の良い店だったのか、はたまた私が「お鮨食べた～い」とのたまったのか、すっかり忘れてしまった。

「誕生日が近い人は、不思議と親近感が湧くよね」という話をしたことや(野沢さんと私は誕生日が近い)、私が野沢さんの初脚本映画『V.マドンナ大戦争』を高校生の時に映画館で観たと言ったら、「珍しい子だね～」と大爆笑されたことは覚えている。

(この映画が大コケしたとは、当時知らなかった。)

ほかにも色々な話をしたのに、ほとんど忘れちゃったなぁ。

やだね、どんどん忘れていく 

野沢さんの師匠も昨年そちらに行かれたことだし、きっと今でも何か書かれているんじゃないかな？と、時々思う。

合掌