リーダーシップと聞くと、以前はこんなイメージを持っていました。

 

「先頭を切って集団を引っ張っていく力」

 

「集団をまとめたり、コントロールする力」

 

 

こう考えると、

 

私は、リーダーシップがあるタイプ…の真逆です。

 

 

クラスの担任をしていたとき、

 

何といっても、課外活動の引率が憂鬱でした。

 

声も小さいし、「統率力ゼロ」なんです。

 

 

でも、今は「リーダーシップ」っていろいろあっていいと思ってます。

 

 

というのは

 

自分が全てを仕切らないほうがうまくいく、って気づいたからです。

 

 

課外活動やクラスでの発表があるとき、やはりリーダーが必要です。

 

そんなときは、

 

クラスのリーダー格の学生にお願いして、任せていました。

 

 

 

ここで肝心なのは リーダー選び。

 

リーダーというのは、まじめな優等生タイプという意味ではないです。

 

 

クラスでみんなから一目置かれている学生って、いますよね。

 

その人の言うことなら、みんな聞く。

 

文句なしに従う。

 

生まれながらのリーダータイプ。

 

 

そういう人に相談して協力してもらうのです。

 

 

課外活動の引率、発表の練習、どこかに全員で集合するときなど。

 

教師が声を張り上げてやらせるよりも、はるかにラクラク。

 

 

それに学生は

 

「自分たちでやっている」という感覚の方が満足!

 

教師が仕切るとどうしても「やらされ感」が出ますね。

 

 

 

その時、私がすることは、人間関係や環境に配慮すること。

 

「一人でポツンとしている人がいないか」

 

「調子の悪そうな人がいないか」

 

 

 

リーダーシップはいろいろでいい。

 

 

あなたがもともとリーダー格のタイプなら、それを発揮すればいいのです。

 

 

 

そうでない場合、

 

誰かに協力してもらうとか、お願いするとか。

 

それは恥ずかしいことではありません。

 

 

むしろ、もともとリーダータイプの人はやる気になります!

 

 

「引っ張っていくのが得意じゃない」

 

と引け目を感じることはないです。

 

人間関係や環境に配慮することも、リーダーの役目ではないでしょうか。

 

自分なりのリーダーシップを発揮すればいい、と思うのです。

 

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