置かれた場所で咲く。

今日のディボーションで学んだ心に残ったことを、
シェアさせて頂きます。↓

パウロは、主イエスから「キリストの復活の証人」として任命された人です。

彼は、迫害する者からキリストの復活を証しする者へと変えられ、小さい者にも大きい者にも、
神に立ち返り、悔い改めにふさわしい行いをするようにと宣べ伝えました。

私たち皆がパウロと同じような奉仕者、証人として召されているわけではないでしょう。
しかし、それでも私たちは今、この時代にあって復活の主に出会い、主イエスのみことばを聞き、主によってそれぞれの場所へ派遣される証人なのです。

「キリストの復活の証人として、あなたがたをこの世に遣わします。
キリストの愛に見守られている幸いを、分かち合いなさい。
愛の奉仕に励み、健やかに祈りの道を歩みなさい。」

私たちは、このパウロのように、ダマスコやエルサレム、諸外国まで行くことは出来ないかも知れません。
しかし、あなたでなければ行けない場所があります。
それは、何も特別な場所ではないでしょう。

あなたの毎日の生活場所が、あなたがキリストの復活の証人として、
主イエスから派遣されている場所なのです。

そこですべての人にキリストの復活の証人として歩むように、
私たちもまた召されている者なのです。

私は、パウロのようになろうとしていたのだと気付きました。
大きな場所で、大きく働いて、大きく福音を伝えることだと思っていました。
そうしようとしていました。

貧しいどこか大きな外国で仕えたり、
目の前の人たちを心に留めず、大きく羽ばたこうと望んでいました。

それだけが、キリスト者がすべきことで、
それだけが、キリスト者の召しだと思っていました。

でも、それは違いました。

「置かれた場所で咲く」とは、
自分が遣わされた場所に、神の国を建て上げるということです。

今置かれた場所で、キリストの証人となれる人になること。
今目の前にいる人たちに、今すぐ隣にいる人に。

例えば職場だったり、例えば友だったり同僚だったり、
はたまた取引先の人かも知れません。

今日出会ったお店の店員かも知れないし、
明日出会う道行く人かも知れません。

私でしか行けない場所が今その場所です。
私でしか出会えない人全てです。

私と出会う全ての人は、主が最も愛するたましいです。
その尊いたましいが救われることを主は最も渇望しておられることです。

その尊い兄弟姉妹たちが、神様の元へ行く通路として、
取るに足りないこの者を使って頂きたいと切に願います。

人々を主の元へお連れして、私は速やかに下がります。
その時、「良くやった」とその一言だけで十分でしょう。

そうしてまた世に出て行き、畑に埋まった次の宝物を探す旅に出ます。

一人二人三人と…
引き寄せられるように集まってくるでしょう。

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