神戸の旧居留地 東遊園内にある
「ヴィラブランシュ」フレンチレストラン


photo:01





帰りにお店から出てくると、
公園にはルミナリエの準備がされていました。


photo:02




阪神淡路大震災の起こった年の12月に
初めて開催された ルミナリエ


犠牲者の鎮魂の意を込めて
そして
復興と再生への夢と希望を託して


震災のとき、生後4ヶ月だった次男は17歳
息子は震災が起きる30秒ほど前に泣き出し、
抱き上げた瞬間に起こりました。


冬場の寒い中、
電気もガスも水道もすべてが止まり、
息子たちに服をたくさん着込ませて、
寒くないようにずっと抱いていたことを思い出します。


食事ができるようになるまで、母乳が出なくて…


お腹が空いていても、
普段だったら泣くのに我慢しているんですよ 。


小さくても、まるで状況を理解しているかのようでした。


突然に襲ってくる地震は
一瞬にして、穏やかな生活を奪っていってしまう。。。
それも、なんの前触れもなく


悲しみは時間しか解決できないんじゃないでしょうか。。。


神戸も悲惨な状況でしたが、東日本大震災は地震と津波、放射能
神戸をはるかに越す、想像を絶する状況だと思います。


その後、私もいろいろありましたが、
辛い経験で学んだことは、

毎日の小さな幸せ、ささやかな幸せが、
どれほど有難いことなのかということ。


当たりまえの毎日が、
じつは奇跡なんだといつも感じています。


人間の一生は、きっと長いようで短いんじゃないかと。。。


地位や名誉や財産は、あの世には持っていけませんが、
嬉しいことも悲しいことも経験したこと、
そしてたくさんの素敵な出逢いは、
自分の記憶として残る本当の財産だと思っています。


今を大切に生きることの積み重ねが、
人生最後の日に、悔いの残らない
幸せな人生だったと思えるんじゃないかな。


いろいろ経験するたびに、本当に大切なことが見えてきます(^-^)/
私の幸せのハードルは、とっても低くなりました宝石紫