そう病治療薬、中毒のおそれ | 浅井裕美オフィシャルブログ Powered by Ameba

そう病治療薬、中毒のおそれ

こんばんは。

日本のwebサイトをチェックしていて気になる記事があったので、紹介します。

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そう病治療薬、中毒の恐れ=半数で血中濃度測定せず-厚労省など注意呼び掛け

 そう病や双極性障害(そううつ病)の治療に広く使われる炭酸リチウムについて、医薬品医療機器総合機構(PMDA)が調査したところ、患者に処方された2309例のうち52%の1200例で、一度も血液中のリチウム濃度測定が行われていない可能性があることが分かった。
 適正な濃度が保たれないと、リチウム中毒に陥る可能性があり、PMDAは薬の量を決めるまでは週に1回、その後も2~3カ月に1回をめどに血中濃度を測るよう呼び掛けている。
 PMDAは、日本医療データセンターから提供を受けた2005年1月~10年12月の診療報酬明細書を調査。炭酸リチウムの薬が処方された1200例で、血液検査の記録がなかった。
 中毒の初期症状は、発熱、おう吐、錯乱など。食事や水分量が不足すると起きやすく、他の薬が影響することもある。
 PMDAによると、双極性障害の40代の男性は1年2カ月投薬を受けた後、歯痛のため非ステロイド性の鎮痛剤を併用した際にふらつきが始まり、リチウム中毒となって入院した。
 厚生労働省の担当者は「血中の濃度測定は薬事法上の義務はないが、薬の添付文書で検査するよう書いてある」と説明。「適切に測定し、調整してもらえればリチウム中毒は予防できる。医師は注意を守ってほしい」としている。(2012/11/03-15:25)

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炭酸リチウム中毒のお話。

オーストラリアに来る前まで勤めていた心療内科クリニックでは、
リーマス(炭酸リチウム)が処方されている患者さんが沢山いらっしゃった記憶があります。

そして、私も一時期飲んでました。躁病ではありませんが。

教科書的には血液検査をしてくださいってことが言われていると思いますが、
現状、あまり血液検査はしていないのでは?と思われます。
私もリーマスを飲んでいるころしていなかったですし。設備的に無理だったということもあり。


もちろん、患者さんのためには検査はしたほうがいいと思っています(`・ω・´)


ただ、今まであまり騒がれてこなかったような気がすることが、
今クローズアップされているのは、、、何でだろう?と気になるところです。




精神科の疾患って、お薬との付き合い方がポイントになると思いますし、
自分自身、薬が合わなくて大変な思いをしたことがあるので、
大変な思いをされる方が少しでも減りますように。


「薬はリスク」だと大学生の頃に薬理学の先生が言ってたけど・・・。




それではもう一記事後程更新します!



yuming@おかげさまで今は元気です!