ひだまりと自愛に包まれて
今、ここに生きる。
自分を許し、癒し
ラクに生きるお手伝いをします。
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心理カウンセラー
ゆみっち、こと林由美です。
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心理カウンセラー
心屋入門認定講師
「エデンの森」認定講師
不安症とともに生きるボランティア団体「不安なハリネズミたち」代表
なんでも、お気軽にお問合せください。
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私の知人で
誰もが認める、良いお嫁さんがいます。
良い妻、というよりは
良い嫁、という感じです。
もちろん
ご主人にとっても、良い妻だと感じますが
それよりも、何よりも
お姑さんにとって、「良い嫁」なんですね。
そのお嫁さんは
お姑さんと同居してるのですが
毎日のお姑さんの食事は
もちろんのこと、
お姑さんの生活全般を
よく面倒を見ているらしいのです。
お姑さんは、今のところ
足腰も達者で、認知も進んでいなくて
一人で暮らしても問題がないぐらい
自立していらっしゃるのだけど
(食事を作るのは面倒らしいのだけど
作ろうと思えば作れるし
掃除も洗濯も
自分の身の回りは、全部、自分でやれるレベル)
だけど、そのお嫁さんは
細々と、そのお世話をします。
お姑さんの病院や
お姑さんの買い物に至るまで
それほど遠くない距離であっても
必ず自分の車に乗せて、どこまでも付き添っていきます。
お姑さんが、「自分で自転車で行く」と
何度言っても
「暑いから」
「危ないから」
「何かあると困るから」
そう言って
お姑さんの言葉を聞かないそうなのです。
「たまには、ひとりで行きたいのに」
「自分ひとりで、できるのに」
お姑さんも、そうボヤくことがあったり。
でも、本当によくお世話してくれてるのから、
そんなことは本人には言えずに
やっぱり最後には
お嫁さんの言いなりになって
いろんなことで
お世話になってるらしいのです。
で、
お姑さんは言います。
「本当に良いお嫁さんなのよ」
「いろいろお世話してくれるから助かってるのよ」
「私は幸せ者なのよ」
そして、きっと
そう思っているのは、お姑さんだけではなく
ご主人も(お姑さんの息子も)
近所の人たちも
親戚の人たちも
「良いお嫁さん」と
信じて疑わない。
そして、
誰より、本人が、きっと
「私は、良い嫁」、と
信じて疑っていないのだろうと、思います。
そのお嫁さんには
お兄さんがいます。
そして、そのお兄さんにも
お嫁さんがいて(兄嫁)
お嫁さんは、その兄嫁のことを
「鬼嫁」と、呼んでいました。
(もちろん、陰で、です)
私も、実際に
そのお嫁さんが、自分の兄嫁の話をしてる際に
「あの鬼嫁がね!こんなことを言うのよ!」と、
激怒しながら話してる場面を見たことがあるのですが
その言い方といい
その表情といい
その声のトーンといい
( ゚д゚)
普段の表情とは全く違う様子に
唖然としたことがあるのです。
確かに
その兄嫁(鬼嫁?)の言動は
ちょっとひどい、と言いますか
姑に(お嫁さんからすると、実の母ですね)
対する態度が冷たい、と言いますか
私が聞いても
「それは、意地悪だね」と言いたくなるような内容のものばかりでした。
私は、その兄嫁(鬼嫁?)とは
実際に会ったこともなく、当然、話したこともないので
そのお嫁さんの言う
兄嫁の悪口のオンパレードは、
ただ、
「そうなんだね〜」
「それはひどいね〜」
そう言うだけなのですが
それでも
その「良いお嫁さん」の、鬼嫁の悪口は
いったん話し出すと、もう止まりません。
いかに、鬼嫁なのか
いかに、ひどい人間なのか
その状況説明を
延々と、私に話してくれるのです。
そのことに
私は、違和感を感じずにいられませんでした。
お姑さんや、近所の人や、親戚の人にまで
「あの子は、本当に良いお嫁さん」と呼ばれる人が
自分の兄嫁を
「あの鬼嫁が!」と言ってる姿と、同じ人のように見えなかったのです。
自分の実の母親を
大事にしてくれない兄嫁に対して
無性に腹が立つのは
本当に理解できるつもりなのだけど
だけど
そこに
同じ嫁としての立場や、気持ちへの共感性は、全くなく。
ただただ
その兄嫁への、批判、攻撃、悪口のオンパレードに
私は
ちょっと辟易してしまいました。
「この人って、本当に良い嫁なんだろうか?」
そんなことも
心をよぎりました。
自分の姑に(主人の母に)対する
ちょっとやり過ぎなお世話と
(だいぶ、やりすぎなお世話)
自分の兄嫁に対する
ちょっと行き過ぎる批判は
(だいぶ、行き過ぎる批判)
どこかで繋がってるように
そのとき、思ったのです。
その知人は
「良い嫁であらねばいけない」
(無意識下で)そう、自分を縛っているのではないか、と思うのです。
そして
頑張りすぎて、無理しすぎてたのだろうと。
「良い嫁であること」で
ご主人に愛されたかったのかもしれないし
自分の存在価値を高めようとしてたのかもしれないし
とにかく、その知人は
「良い嫁であること」が、必須条件だったのではないでしょうか。
だから
自分ひとりで病院に行こうとする姑に
どんなことをしても、自分が付き添おうとしたり
自分で、身の回りのことをやろうとする姑に
あらゆる手を出して、お世話をしようとしたり
「私は良い嫁」
それを
周囲にも、もちろん自分にも
アピールする必要があった?
そんなことも感じます。
なのに、かたや兄嫁は
そんな「良い嫁」の称号になど、全く興味を見せずに
平気な顔で
姑に冷たい態度、意地悪な言動を見せてくる。
私は、こんなに無理して
お姑さんの世話をしてるのに!
私は、こんなに頑張って
「良い嫁」という称号を守っているのに!
なのに、なんで、あなたは
そんなにも、自由にできるの?
なんで、あなたは
頑張らないの?
姑を大事にできないなんて
最低最悪な嫁
姑に冷たい態度を取るなんて
最低最悪な人間
まさしく鬼!
それは、
自分の母親を大事にしてくれない怒りを
はるかに超えているものでした。
良い嫁も
偏りすぎている場合
それは、悪い嫁、なのです。
良い嫁も、悪い嫁も、
根っこは同じ。
同じ根っこを持つからこそ
兄嫁に、そこまで反応しちゃうんですね。
もし、フラットに
「私は嫁として、良い部分もあるけど、悪い部分もある」
自分のことをそう思えたら
(そして、私は、全員そうだと思います。
完璧に、良い嫁も、完全に、悪い嫁も存在しない)
きっと
兄嫁のことも
・そういう面もあるけど、こういう良い面もある
・姑(実母)との関係が良くないなら、嫁にも、姑にも、両者に原因がある
・同じ嫁という立場で、兄嫁のしんどさも理解できる
・姑(実母)のことを可哀想に思うことも多いけど、私にできることをやっていこう
そんな視点も生まれてきます。
ただただ
兄嫁の批判と攻撃に、終始しないのです。
それこそ
その、兄嫁に対する批判と攻撃は、
そのまま、自分への刃になるので
だからこそ
その知人は、その刃を避けるために
今日も、必死で
「良い嫁」をやっていくしかないのです。
良い嫁も、悪い嫁も、存在しません。
もし
存在してる、と感じるのなら
それは、
自分に対しても、周囲に対しても
「そう思い込ませようとしている」だけの話です。
そして
自分にも、周囲にも、
そう、思い込ませようとしていること自体が
(どちらか一方に、偏ること自体が)
・良い嫁を、必死で頑張ってる、とか
・姑に対して、冷たい態度しか取らない、とか
その逆の面も、実は持ってる、という
何よりの証拠となる。
(悪い部分があるから、良くなろうとしてしまうし
良い部分を見せたくないから、悪い面を全面に出してしまうし)
自分の中の何かを
隠すために
自分の中の何かを
ごまかすために
自分の中の何かを
見ないようにするために
その
偏った言動を取るのだから。
「あの鬼嫁が!」
そう言って兄嫁を軽蔑する、良い嫁も
心のどこかで
自分自身(の悪い部分)を見下し、軽蔑しているのだろうと思います。
それは、それで苦しいはず。
私は
その知人が(良い嫁とされる)
いつか、姑に対して
悪態をつく日が来ることを願っています。
そして
その姑も
「うちの嫁は、ひどい嫁でね〜」と
言える日が来ることを願います。
姑もまた
その嫁の「良い嫁っぷり」が
しんどいはずだろうから。
お世話をされ過ぎることも
優しくされ過ぎることも
いろいろ手を出されることも
周囲から「良い嫁だね〜」と言われ続けることも
実は、「鬼嫁」
私は、そんな気もするのです。
ゆみっち、こと林由美でした。
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