◆ここ咲きDiary「思い込み、決めつけの世界」

 

 

 

 

ひだまりと自愛に包まれて

今、ここに生きる。

 

 

 

自分を許し、癒し

ラクに生きるお手伝いをします。

 

 

 

今日もこのブログにお越しくださり

ありがとうございます。

 

 

 

心理カウンセラー

ゆみっち、こと林由美です。

 

 


林由美のプロフィールはこちらをクリック

心理カウンセラー
心屋入門認定講師

「エデンの森」認定講師

不安症とともに生きるボランティア団体「不安なハリネズミたち」代表
 

　　　


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思い込み、というのは

「もしかして、、これは、私の勝手な思い込み？」

 

 

 

そう

意識してみることで、

ようやく、自分の中の思い込みに、気づいていけます。

 

 

 

決めつけ、というのは

「もしかして、これは、私が勝手に決めつけてる？」

 

 

 

そう

想像してみることで、

ようやく、自分が決めつけてたことに、気づいていけます。

 

 

 

思い込みも、決めつけも

私が勝手に作り上げてた、と気づくまでは

 

 

 

それが、あたかも真実のように

あなたの目の前の世界は、そうなっていきます。

 

 

 

なので

自分の思い込みにも、自分の決めつけにも

それに気づかないままでいると

 

 

 

目の前の世界は、

それが全て真実になってしまうので

 

 

 

当然

「これは、私の思い込みではなくて、実際にそうなんです」とか

「これは、私の決めつけではなくて、本当にそうなんです」とか

 

 

 

人は言い出すんですね。

 

 

 

 

そして

 

 

 

・あの人は、絶対に私を嫌っているんです

・あの人は、絶対に陰で私の悪口を言ってるんです

・あの人は、絶対にこう思っているんです

 

 

 

「あの人は、絶対に、〇〇に違いないんです」

 

 

 

こういう言葉になっていきます。

 

 

 

それ、違うかもしれないのに。

いや、多分、違うのに。

 

 

 

もしかしたら

それこそ、絶対に、違うのに（笑

 

 

 

クライエントさまの

様々なご相談を、今まで多数お聞きしてきて

 

 

 

データとして数値化はしていないものの

私の心象としましては、クライエントさまの仰る

 

 

 

「あの人は、絶対に、〇〇に違いないんです」

 

 

 

これは、結局

ほぼほぼ、真実とは違っていました。

 

 

 

単発のカウンセリングでは

カウンセリング後の状況は、後追いできていませんが

 

 

 

それでも

時間を置いて、また単発のカウンセリングを受けに来られたり

 

 

 

さらに

継続カウンセリングを受けてくださってる人なら、その後の状況もわかってきますので

 

 

 

（私の場合は、継続のクライエントさまが

全てのクライエントさまの８割以上になります）

 

 

 

そんな、私の関わったクライエントさまで言えば

ほぼ全ての人の

 

 

 

「あの人は、絶対に、〇〇に違いないんです」

 

 

 

これは、実際の世界とは、違ってたんですね。

 

 

 

なので

「あれは私の思い込みだったんだ」

「あれは私の決めつけだったんだ」

 

 

 

そう思えることで（気づくことで）

人間関係の拗れの大半は（ほぼ全ては）

解消されて、解決していかれたのです。

 

 

 

まずは

 

・私が、そう思い込んでいる？

・私が、そう決めつけてる？

 

 

 

今、私が言ってる（考えてる）ことは

私が勝手に作り上げてる世界なのかもしれない、

 

 

 

虚像なのかもしれない、

 

 

 

そう気づいていくことが

人間関係の修復、構築の、第一歩になってくると思います。

 

 

 

 

 

 

では、どうして

そんなに、思い込んでしまうのでしょう？

そこまで、決めつけてしまうのでしょう？

 

 

 

そして

おもしろいことに、そう思い込む、そう決めつける、

 

 

 

「あの人は、絶対に、〇〇に違いないんです」

 

 

 

これって

必ず、悪い方向の内容なんですね。

 

 

 

・あの人は、絶対に私を嫌っているんです

・あの人は、絶対に陰で私の悪口を言ってるんです

・あの人は、絶対にこう思っているんです

 

 

 

こんな感じです。

 

 

 

・あの人は、きっと、陰で私のことを褒めてくれてる！

・あの人は、きっと、私を助けてくれる！

 

 

 

そんな（いい感じの）内容ではないんですね。

 

 

 

まあ、そんな（いい感じの）思い込み、決めつけなら

そもそも人間関係に悩むこともないのですが（笑

 

 

 

こんなことを私が言うと

こんなことを仰るクライエントさまもいらっしゃいます。

 

 

 

（いい感じの思い込みですよ、と言わんばかりに）

 

 

 

・あの人は、きっと、私のことが羨ましいんです

・あの人は、きっと、私のことが大好きなんです

・あの人は、きっと、私のことが魅力的なんです

 

 

 

だけど、これらの内容は

一見、自分に対する悪意の思い込みではなくて

良い方向での思い込みのようにも見えますが

 

 

 

それらも、同じなんですね。

 

 

 

・あの人は、きっと、私のことが羨ましいんです

→だから、私の悪口を言ってるんです

 

 

・あの人は、きっと、私のことが大好きなんです

→だから、振り向かない私のことを怒ってるんです

 

 

・あの人は、きっと、私のことが魅力的なんです

→だから、私のことを妬んで、私を嫌ってくるんです

 

 

 

これは

思い込み、決めつけの、二重構造、と言ってもいいかもしれない。

 

 

 

理由や原因も、思い込みなら

その結果も、思い込んでるんですね。

 

 

 

これはこれで

すごく生きづらいだろうと思います。

 

 

 

人との関係が、どんどん、拗れていってしまって

とっても苦しい現実になっていってしまうのも、当然の成り行きなんだろうと思います。

 

 

 

 

 

では、なぜ

そんなに思い込んでしまうのか

そこまで決めつけてしまうのか

 

 

 

そこにも、それなりの理由があるのだろうと思うのです。

 

 

 

いろんな理由が推測できますが

今日は、その中のひとつ（きっとこれが大きい）を書きたいです。

 

 

 

それは。

 

 

 


 

「結論を早く出したい」

 

 

 

これだと思います。

 

 

 

言い方を変えると

 

 

 

「モヤモヤしたくない」

「モヤモヤを抱えたままでいたくない」

 

 

 

ということです。

 

 

 

たとえば

朝、出社して、「おはようございます！」と挨拶したのに

 

 

 

目の前の同僚は

私の挨拶をスルーして、無視した（かのように見えた）

 

 

 

こういったときに

・あの人は、絶対に私を嫌っているんです

 

 

 

そう言い始めるんですね。

 

 

 

これは

やっぱり、（相手の態度の理由など）結論を早く出したい、との心理が働くのだろうと考えます。

 

 

 

もしかしたら、その友人は

・体調が悪いのかもしれないし

・大きな悩みで、心も頭もいっぱいなのかもしれないし

・挨拶が聞こえなかっただけ、なのかもしれないのだけど

 

 

 

そんな相手の状況への想像は、全くできなくなります。

 

 

 

では、なぜ

自分にとっては、つらい結論のはずなのに

そんな結論を早く出そうとするのか。

 

 

 

これも

その人なりの、防御法なのだろうと感じます。

 

 

 

その人なりの、心を守るやり方、なのだろうと。

 

 

 

・あの人は、絶対に私を嫌っているんです

→だから、私も、そのつもりでいよう、とか

 
 

・あの人は、絶対に私を嫌っているんです

→だから、私も、近づかない、とか
 

 

・あの人は、絶対に私を嫌っているんです

→だから、私も気を許さない、とか

 

 

 

自分を守る。

これ以上、傷つかないようにする。

 

 

 

そのための「結論を早く出す」行為になっていく。

 

 

 

 

 

だけど

これも気づいてほしいのです。

 

 

 

そう結論づけることで

あなたは、さらに傷ついてる、ということに、

 

 

 

その方法は

自分を守ってるようで、守ってることにはならないことに、

 

 

 

モヤモヤを解決したようで、解決できていないことに、

 

 

 

気づいてほしいな、と思うのです。

 

 

 

だってね

所詮は、思い込みの世界、決めつけの世界なのだから

 

 

 

それは

人間関係の修復、解決からは、より遠ざかっていってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

友人に、挨拶を無視されたら

モヤモヤしますよね。

 

 

 

上司に、理不尽に怒られたら

傷つきますよね。

 

 

 

パートナーに、八つ当たりされたら

イライラしますよね。

 

 

 

そのときに

その理由が欲しくなり、そして早く結論づけたくなり

 

 

 

・あの人は、絶対に私を嫌っているんです

・あの人は、絶対に陰で私の悪口を言ってるんです

・あの人は、絶対にこう思っているんです

 

 

 

この世界に、

自分から、飛び込んでいこうとしてしまうのだけど。

 

 

 

だけど

そこで、踏みとどまってほしいな、と思うのです。

 

 

 

それって、私の思い込みなんじゃないの？

それって、私の決めつけなんじゃないの？

 

 

 

それって

私が、モヤモヤを抱えたくないから、じゃないの？

 

 

 

それって

私が、傷つきたくないから、じゃないの？

 

 

 

それって

私が、解決したいから、じゃないの？

 

 

 

 

 

 

目の前の現実は、

あなたの想像をはるかに超えてきます。

 

 

 

モヤモヤを抱えていけるようになると

結論を求めなくなると

傷つくことを過度に怖れなくなると

 

 

 

目の前の世界は

大きく変わってくるのです。

 

 

 

目の前の世界は、

あなたの思い込みで作られています。

 

 

 

だからこそ

思い込み、決めつけに気づいていく。

 

 

 

それを意識するだけで

人との関係も、どんどんと変わっていけるし

 

 

 

どんどんと

ラクになっていけるのです。

 

 

 

ゆみっち、こと林由美でした。

 

 

 

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