ひだまりと自愛に包まれて
今、ここに生きる。
自分を許し、癒し
ラクに生きるお手伝いをします。
今日もこのブログにお越しくださり
ありがとうございます。
心理カウンセラー
ゆみっち、こと林由美です。
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心理カウンセラー
心屋入門認定講師
「エデンの森」認定講師
不安症とともに生きるボランティア団体「不安なハリネズミたち」代表
なんでも、お気軽にお問合せください。
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死んでしまうと
誰もがみんな
お金も、大事なものも、
何もかも全部、持っていけない、と言うけれど
死んでしまうと
それこそ、悩みすら、持っていけないんですね。
そんな、当たり前のことに気づきました。
今、大きな悩みを抱えてて
それを、どうにかして無くしたいと思ってましたけど
死んでしまうと
この悩みも持てないのか。。。と思うと
今、生きてることと
今、悩んでることは、セットなんだと思えました。
生きてるから、悩むんだし
悩むことも、生きることなんだ、と
心から思えました。
「いっぺん死んでみるワークショップ」を
開催しました。
初めましての、クライエントさまでした。
私の場合、このワークショップは、
クライエントさまからのリクエストで、開催しています。
(マンツーマンで、クライエントさまからの希望の日時で開催しています)
そこまで悩んでるわけじゃなくて
なので、カウンセリングまでは必要ないのだけど
だけど、何か、生きるうえで学びを深めたい、とか
シンプルに、「死」というものに興味がある、とか
今の生き方を打破したい、とか
なんとなく毎日が同じことの繰り返しで、そんな日常にカンフル剤を、とか
自分にとって大事なものをはっきり見極めたい、とか
何か大切なことを見落としてるような気がする、とか
そんな思いを持ってらっしゃる方が
このワークショップを、よく受講されます。
だからでしょうか。
私の場合
このワークショップを受けてくださるのは
カウンセリングと同じぐらい、「はじめまして」の人が多いのが特徴です。
昨日も
そんなクライエントさまとの出会いがありました。
そして
冒頭の
死んでしまうと
それこそ、悩みすら、持っていけないんですね。
本当にその通りなんですよね。
死んでしまうと
当たり前なんだけど、何も持っていけない。
全部、なくなる。
それを、怖い、と取るか
それを、寂しい、と取るか
それを、無念、と取るか
それを、ラクになる、と取るか
それを、軽くなる、と取るか
それを、やりきった、と取るか
それは、人それぞれ、なんでしょうね。
そして、
どれかひとつの思い、ではなく
いろんな思いが混じり合うのでしょうね。
このクライエントさまの冒頭の言葉で
私が、何を感じ、何に感動したか、と言いますと。
それは
悩んでいる今の自分を
これからは否定しないよ、というメッセージに聞こえたからです。
生きてるうちは、悩みは尽きないものだよ、と
だから、そのまま悩んでていいんだよ、と
自分へのエールにような言葉に聞こえたから、なのです。
悩むことさえも、前向きに捉えてるように
私には見えました。
「死んでみる」疑似体験を通して
「自分が死んでいくさま」を肌身で感じてもらい
もちろん、
恐怖と不安と寂しさと儚さと虚しさを、
かなり、強烈に感じてもらい
それを強烈に感じるからこそ
今、私は生きてるんだ!
そんな実感も、しっかりと味わっていく。
それが、この
「いっぺん死んでみるWS 」の狙いのひとつなのです。
「こうなったら、どうしよう」
「こうなったら、生きていけない」
「こうならないためには、どうしたらいいの?」
幼少の頃から
そんなことばかりを考えてきた私です。
先の不安、ですね。
まだ起こっていない未来のことばかりを考えて
そのリスクに備えることが、私の生きる意味でした。
未来の不安に怯えることが
私の日常だったのです。
「あのとき、ああすれば良かった」
「あのとき、あんなことをするんじゃなかった」
「あのとき、どうすれば良かったんだろう?」
幼少の頃から、
過去の出来事ばかりを思い出しては、繰り返し、後悔してきた私です。
常に過去に囚われてきたのです。
過去の行いに対しての、自分責め、自己否定、反省、後悔で、身悶えする。
それもまた、私の日常でした。
学校へ行ってても
ともだちと遊んでても
部活をしてても
何をしてても
私は常に、
未来に怯え、過去に苛まれ、
それが、私の生きる日常であり、生きる全てだったように思います。
今、私は、
悩みとともに、生きている。
今、私は、
不安とともに、生きている。
今、私は
後悔とともに、生きている。
悩みは尽きないけれど
不安は消えないけれど
後悔も襲ってくるけれど
今、私は生きている。
私の見る視点の先が、変わっただけのような気もします。
今、私は生きている。
それを忘れずにいること。
ただ、それだけ
シンプルなことかもしれないなぁ、と思いました。
あの頃の私は(幼少からの私は)
「今、私は生きている」
そんな、当たり前のことが
ビックリするほど、実感できていなかった、と思い出せるのです。
未来ばかりを想像し
過去ばかりを反芻し
普通に、今を見ていなかった。
今の自分を感じていなかった。
それは
今の自分の存在を
実感できずにいるのと同じこと
だったのです。
今、生きている、という実感は
抗えない「死」と
常に、私たちは隣り合わせだ、ということの認識と
セットなのだろうと思うのです。
「死」への恐怖が、どうしても強くて
「死」を考えないようにしたり
「死」から目を背けてしまうと
(その恐怖を、どうにかしようとしてしまうと)
それは、そのまま
「今を生きること」からも、目を背けてしまうことになってしまうかもしれない。
毎日、日常の中で
絶えず「死」を実感しながら生きるのは不可能だけど
(それはそれで苦しいのだけれど)
年に一度か二度は
「死」について、深く考えたり、身近に触れたり、自分ごととして感じてほしいのです。
それは「死」を見つめているようで
実は、
「生」を、見つめることだからです。
今、私は生きてる。
「生」を見つめる、とは
今、生きてる自分を感じつつ
今、私はどうしたい?
今、私は何ができる?
そんなことを、見つめること。
「死」を見つめる、ということは
自分にとっての「生」も、
実は、一緒に感じさせてくれるのです。
ゆみっち、こと林由美でした。
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