ひだまりと自愛に包まれて

今、ここに生きる。

 

 

 

自分を許し、癒し

ラクに生きるお手伝いをします。

 

 

 

今日もこのブログにお越しくださり

ありがとうございます。

 

 

 

心理カウンセラー

ゆみっち、こと林由美です。

 

 

 


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心理カウンセラー
心屋入門認定講師

「エデンの森」認定講師

不安症とともに生きるボランティア団体「不安なハリネズミたち」代表
 

   


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ある、お母さんから

ご相談を受けました。

 

 

 

そのお母さんには

小学4年生のお子さんがいます。

 

 

 

そして

そのお子さんは、完全なる不登校です。

 

 

 

てっきり

このお子さんのことを相談されるのか、と思いきや

 

 

 

このお母さんの相談内容は

学校の先生のこと、でした。

 

 

 

この学校の先生のことが

お母さんの悩みのタネ。

 

 

 

毎日の苦しみの元。

 

 

 

「この先生に、どうやって対応したらいいですかね?」

 

 

 

子どものことを思い悩むのではなく

学校の先生に、思い悩んでいるとのことでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

聞けば

この先生は、もう60歳手前の女性の先生で

かなりの熱血先生らしいのです。

 

 

 

「今日はどんなふうに過ごしていますか?」

「ご飯は三食食べましたか?」

「昼夜逆転ではなく、夜にきちんと寝ていますか?」

「今日のお子さんのご様子は?」

 

 

 

そんな電話が、

毎日、かかってくるそうです。

 

 

 

毎日ですよ?毎日。

 

 

 

「成長期なので、栄養は必要です」

「家でひとりでいると、人との関係性が作れません」

「いくら不登校でも、生活リズムは整えておくことが必要です」

 

 

 

今、こうしなければ、こうなりますよ。

今、これをしないと、これから先、もっと困りますよ。

 

 

 

私が聞いていても

すごく不安を煽ってくるような、その先生の言葉に

 

 

 

「それ、脅しですよね?」

 

 

 

思わず、そう言ってしまいました。

 

 

 

すると

お母さんも

 

 

 

「そうなんですよーー

もう、毎日、脅されてる気持ちになるんです。

 

その先生は

すごく自信家で、

 

そのやり方で、いろんな不登校児童を

登校する方向へ導いてきたらしくて

 

その成功体験が、

余計に、こんな行動に拍車をかけるんです!」

 

 

 

そう、お母さんは言うのですが。

 

 

 

私の中では

 

 

 

そのやり方で、

不登校児童や、そのご両親が安心できるはずもなく

 

 

 

ましてや

 

 

 

今の不登校を脱出して

学校という集団生活の中に

再び、子どもが安心して身を置ける、とは、

到底考えられず

 

 

 

ここでも

思わず

 

 

 

「それは、この先生の成功体験が積み上がってないから、ではないでしょうか。

 

成功体験がないから

 

そんな、脅しのようなやり方を、

毎日、必死でやってるように

 

私には見えるんですが。

 

先生も、きっと

何かに追い詰められてるんじゃないでしょうかね。

 

先生も、何かに脅されてる。

自分自身に脅されてるんじゃないでしょうかね。

 

そして

その不安を、その脅しを

お母さんに、ただ押し付けてきてるんじゃないでしょうか。」

 

 

 

そう言ってしまいました。

 

 

 

自信のない人こそが

さも、自信のあるような振舞いをする、

 

 

 

そんな

典型的な例なのでは?

 

 

 

私はそう感じてしまったのです。

 

 

 

もちろん、本人は(先生は)無意識だとは思いますが。

 

 

 

自信がないのを隠そうとすればするほど

自信があるような振舞いになるのも、心理あるある、です。

 

 

 

そして

その自信が小さければ、小さいほど

 

(不安になれば、なるほど)

 

 

 

その振舞いは

逆の方向へ大きく働きます。

 

 

 

つまり

自信がないほどに

すごい自信家に見えてくる、ということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、私は、

 

 

 

そのお母さんの話を聞けば聞くほど

不思議な気持ちになっていきました。

 

 

 

なぜなら

このお母さんは、「自分」というものを

きっちり持ってる人のように感じたからです。

 

 

 

生き方も

ファッションも

仕事も

 

 

 

そして、話す内容も

 

 

 

「自分の世界」を

きちんと持っておられて。

 

 

 

詳しくは書きませんが

 

 

 

自然を相手にした(森や山や川など)

仕事をされていて

 

 

 

動物も狩猟したり

 

 

 

自分で自給自足するような

生活をしていたり

 

 

 

(それを目的にして

徳島のすごい田舎に移住してきています)

 

 

 

小学4年生の

自分の子どものことも(現在、不登校の)

 

 

 

「学校に行かなくても

学べる場所は他にたくさんある」との考えを持っていて

 

 

 

(一昨年ぐらいまで、無理やり学校へ行かせてたそうです。

手を強引にひっぱって、連れていってたらしいです。)

 

 

 

今は

その子どもさんと

 

 

今日は、山に一緒に行く

今日は、民間のフリースクールに行く

今日は、居場所的なコミュニティに行く

 

 

 

そんな生活を楽しんでいるので

子どもさんも元気を取り戻しつつあるそうなのですが。

 

 

 

そんな感じで

このお母さんは、世間では、ちょっと珍しいぐらい

 

 

 

自分の考え

自分の世界観

自分の感覚

自分の生き方

 

 

 

そんなオリジナルなものを、

確固として、持ってらっしゃるように見えるのです。

 

 

 

なのに、なぜ

 

 

 

そんな先生の時代遅れな考え方に(すいません)

振り回されるのだろうか?

 

 

 

「私は、こう思います」

「私と子どもは、こんなふうに生きていきます」

 

 

 

そう言えないんだろうか?

 

 

 

なぜ、ここまで

先生の考えに影響されてしまうのだろうか?

 

 

 

そして

先生の言ってることを

 

 

 

「先生が正しくて、私が間違ってるのかもしれない」

 

 

 

自分独自のオリジナルな生き方を、

ここまで貫いているのに

 

 

 

その根幹となる

自分の思いが、

自分という軸が、

 

 

 

なぜ、こんなに、揺さぶられるんだろう?

 

 

 

自然のことや、狩猟のことや、自然の命のことや

自分の生き方のこととなると

 

 

 

すごく熱弁するお母さんも

いるのです。

 

 

 

それこそ、目をキラキラさせて

こんなに世の中は美しくて、素晴らしいんだよ。

 

 

 

そう、はっきりと自己主張するのに

 

 

なぜ、

先生の言葉に、こんなに支配されるんだろう?

 

 

 

先生と、心の距離を取れないのだろうか?

 

 

 

そこが

とても不思議なこととして、

 

 

 

私の中に、ずっと残りました。

 

 

 

私の目からは

 

 

 

そのお母さんと、その先生は

共依存関係として

 

 

 

ガッチリと、響き合っているように

見えたのです。

 

 

 

お互いが、お互いを、必要としているような?

 

 

 

お互いの心の穴を埋めるために

お互いの存在を必要としている。

 

 

 

そんなふうに見えたのです。

 

 

 

 

 

 

 

私の考えは

やはり、いつものところへ行き着きました。

 

 

 

そのお母さんは

やはり、自分の親に反抗しきれていないのではないか、ということです。

 

 

 

田舎に移住したり

オリジナルな仕事したり

 

 

 

世の中の組織に組み込まれるのではなく

ちょっとはみ出した、生き方をしたり

 

 

 

そんなふうな「自分なりの生き方」を

それこそ、必死で模索して、挑戦してるのだけど。

 

 

 

そして

それは、自分を納得もさせているし、満足もさせているのだけれど。

 

 

 

だけど

おそらく、心のどこかでは

 

 

 

親に心配をさせている?

親の気持ちを無視している?

親の期待に応えていない?

 

 

 

そんな気持ちが

根強く残っているのではないか、

 

 

 

そう推測しました。

 

 

 

行動や、体は

親と分離できてるように見えますが

 

 

 

(そして本人たちも、きっと自立していると思ってるのですが)

 

 

 

気持ちや心は

まだ分離できていない。

 

 

 

「私は、私の生き方をする」

「親の気持ちと、私の気持ちは違う」

「私の人生は、私のためにある」

「私の人生は、親の期待のためにあるのではない」

 

 

 

そんな、心の持ちようが

まだ未熟なのだろうと、推測されました。

 

 

 

自分の生き方に、自信が持てない。

 

 

 

こんな生き方をしてて

親に心配をかけてしまうのではないか。

 

 

 

こんな私では

親の期待に応えられないのではないか。

 

 

 

そんな気持ちが

お母さんの心の奥に、潜んでいるのではないか。

 

 

 

だからこそ

年配の女性の言葉(先生の言葉)

 

 

 

とりわけ

正論を言ってくる

常識を言ってくる

 

 

 

子どもために、を言ってくる

 

 

 

先生からの

そんな人からの

世の中の人からの

 

 

 

言葉に揺さぶられる。

 

 

 

そして

 

 

 

このお母さんは

そんな言葉を、どこかで求めている。

 

 

 

そんな存在を

心のどこかで、今も求めている。

 

 

 

そんな気がしました。

 

 

 

それが共依存。

 

 

 

嫌なのだけど

苦しいのだけれど

 

 

 

必要とも、している。

 

 

 

その関係を、その言葉を

相手も、こちらも、捨てられない。

 

 

 

それこそが、共依存。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな場合

 

 

 

先生に対する対処法、とか

先生への逆襲、とか(笑

先生をどうやって無視するか、とか(笑笑

 

 

 

そんな話は、無意味です。

 

 

 

だって

本人は「苦しい」と言いつつ

 

 

 

実は

それを求めてる部分もあるのですから。

 

 

 

そして、

もし

 

 

 

本当にそれを求めてるのだとするなら

 

 

 

その求めてる事実を

 

間違ってる、とか

よくない、とか

修正した方がいい、とか

こうした方がラクになれる、とか

 

 

 

そんな言葉や考えも、無意味だと

私は思います。

 

 

 

大事なのは

 

 

 

本人が求めてるものを

否定せずに、

 

 

 

「必要なんだよね。

必要なものは、必要なのだから、必要としていい。」

 

 

 

こちらも

そう、捉えること。

 

 

 

そして

本人も、

 

 

 

「私にとってこの状況は

確かに苦しいのだけれど、

 

必要としてる部分もあるのかもしれない。」

 

 

 

そう捉え直すことで

 

 

 

本人の中に

徐々に変化が訪れることも多いのです。

 

 

 

「必要に思ってる部分も

確かに感じるから

 

私が、この状況を作ってるのかもしれないな。」

 

 

 

そう思えることで

いろんな状況が、徐々に変わり始めるのです。

 

 

 

こんなのは、私は必要じゃない!

どうして私はここから脱出できないの?

こんな状況なんて作りたくないのに!

 

 

 

そう思ってるうちは

 

 

 

ずっと

その状況

その考え

その気持ちに

 

 

 

支配されていくものなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

この先生の

 

 

 

「自信がないほどに、

自信があるように振舞ってしまう」

 

 

 

のと同じように

 

 

 

このお母さんも

 

 

 

親との分離が

思うようにできないほどに

 

 

 

移住したり(物理的に離れる)

 

自分というオリジナルを追求したり(親の価値観から離れる)

 

確固たる自分を確立しようとしたり(親から自立する)

 

 

 

そんなことを

必死で、やってしまうものなのかもしれません。

 

 

 

そして

それら、

 

 

 

表面上のことが

徐々に成功してきて

 

 

 

今、ようやく

 

 

 

本当の意味での

「親との分離」を

 

 

 

先生というツールを使って

自分でその状況を作り出して

 

 

 

自分の本質の問題を

炙り出そうとしているのかも、しれないのです。

 

 

 

やはり

今の「先生問題」の苦しみや悩みは

 

 

 

このお母さんにとって

必要なものなのだろうと思うのです。

 

 

 

この問題を使って、大事なステップを踏もうとしているのなら

 

 

 

先生との共依存も

ある意味、とことん、やり切る必要があるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆみっち、こと林由美でした。

 

 

 

 

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