ひだまりと自愛に包まれて

今、ここに生きる。

 

 

 

自分を許し、癒し

ラクに生きるお手伝いをします。

 

 

 

今日もこのブログにお越しくださり

ありがとうございます。

 

 

 

心理カウンセラー

ゆみっち、こと林由美です。

 

 

 


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心理カウンセラー
心屋入門認定講師

「エデンの森」認定講師

不安症とともに生きるボランティア団体「不安なハリネズミたち」代表
 

   


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先日

このようなご相談をお受けしました。

 

 

 

 

「私には、ふたりの子どもがいるんですけど

下の子どもに重度の障害があります。

 

私は、いつも、その下の子どもに

かかりっきりになっています。

 

なので、どうしても

上の子どもに、我慢をさせてしまってるんです。

 

どうしようもないことなのですが

上の子に申し訳なくて。

 

上の子は、今のところ

素直ないい子に育ってくれてるように見えるのですが

 

この先、この上の子が、

拗ねたり、心に傷を持ったりしないか心配です。

 

今、私は、

どんなふうにして、ふたりの子どもたちに関わったらいいのか、悩んでいます」

 

 

 

 

(掲載許可はいただいております)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このお母さんに対する

カウンセリング内容は

 

 

 

・どんな子育てをしたらいいか

・どんなふうに、ふたりの子どもに関わったらいいか

 

 

 

そんな、子育て相談ではなく

 

 

 

お母さんの持つ

価値観、思考のクセ、心の傷にアプローチして行います。

 

 

 

このときのカウンセリングも

そんな内容で行いました。

 

 

 

今日は、そのカウンセリング内容から離れて

私の思う「子育て」について、ブログを書きたいと思います。

 

 

 

子どもも育てていない私が

自由勝手に書いてるものなので

ご参考程度に読んでくださったら、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

私が中学生の頃に体験した

実際のエピソードです。

 

 

 

私なりに衝撃を受けて、

そして、すごく感動した話です。

 

 

 

 

 

 

 


私が当時通ってた中学校は

かなり荒れてた学校だったんですね。

 

 

 

 

時代も

・校内暴力、だとか

・家庭内暴力、だとか

 

 

 

そんな言葉が氾濫してたときだったので

 

 

 

私の通う中学校も、

例に漏れず、その時代の影響をモロに受けていました。

 

 

 

不良たちに授業が妨害されることも多かったし

知らない他校の生徒が教室で座ってることもあったし

机の上を走り回る生徒たちもいたし

 

 

 

まあまあ

奇想天外なことが、日常化してました。

 

 

 

私としては「楽しかった」ですね。

 

 

 

ときには怖かったり、

ときには困ったり、

ときにはウンザリしたり、

ときにはめんどくさかったり、

 

 

 

そんなことも多かったですけど

でもまあ、総合して、楽しかった中学校生活でした。

 

 

 

そのあと進学した高校なんて

 

・みんなが黙って、シーンとした授業が続く毎日

・聞こえるのは、教科書をめくる紙の音だけ

・仲のいい子としか話さなくて、決まったグループで3年間暮らす

・みんな何を考えてるかわからない

 

 

 

こんな毎日の方が

私にとっては地獄のような日々でした。

 

 

 

 

 

 

でね

その荒れた中学校では、毎日のように自習になるんですね。

 

 

 

(毎日のように、とは、ちょっと大げさかも?笑)

 

 

 

理由はいろいろあります。

 

 

 

いろいろあるけど

その理由の元は、ほぼ全て、不良と呼ばれる生徒たちが引き起こしているものでした。

 

 

 

 

(だから、私は毎朝、登校するときに

 

今日は、誰が、何をやらかしてくれるだろうか?

今日は、どの授業が自習になるだろうか?

 

そんな気持ちでワクワクしてた記憶もあります)

 

 

 

そして冬のある日に登校すると

朝から、先生たちが何やら物々しい雰囲気です。

 

 

 

どうやら、

不良の生徒の誰かが、家出をしたらしいのです。

 

 

 

そして、その家出が、かなり本格的らしくて

四国から出て、関西方面にまで行ってるかもしれない、とのこと。

 

 

 

おおーーーー!!

それは、すごい!!

 

 

 

もしかしたら、今日は一日中、自習になるのか?

 

 

 

そんな気持ちで、朝のホームルームを待っていました。

 

 

 

で、そこに

教科担任の先生が来て、いきなり黒板に、こんなグラフを書き始めたんです。

 

 

 

 

はい、出ました。

私の手書きのヘタクソなグラフです(笑

 

 

 

 

グラフの真ん中あたりに、「平均」と書いて

この教科担任は、こう言いました。

 

 

 

 

みんなは、「平等」の本当の意味を知っているか?

 

 

 

 

そして、続けざまに

赤のチョークで、先ほどのグラフに書き加えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このグラフの、凸と凹は、それぞれの生徒だ。

 

 

 

平均より上に出ている人もいる。

平均より下回っている人もいる。

 

 

 

そして教育とは、みんなに平等に行わなければいけない。

 

 

 

平均より上の人にも、

平均より下の人にも、

同じ分量だけの教育を行うこと。

 

 

 

この世の中の「平等」とは

この赤い部分のことを言っているのだ、と

先生もわかっている。

 

 

 

だけど、先生は、そう思わないんだ。

 

 

 

これを「平等」だとは、どうしても思えないんだ。

 

 

 

先生の思う「平等」とは、コレなんだ。

 

 

 

 

 

そう言って

この教科担任は、赤い部分をチョークで描き直しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「先生は、

コレが平等であり、コレが教育なんだ、と思っています。

 

 

ということで

今日は、一日自習にします。

 

 

先生は、今から、〇〇君を探しに行ってきます!」

 

 

 

 

そう言い残して

その先生は、すぐさま、学校を飛び出して行きました。

 

 

 

クラスの中は

「やったーー!自習だーー!」

「先生ーー、帰ってこなくていいよー!」

 

 

 

歓喜に包まれました。

 

 

 

私は、自習が嬉しいのか、その話が嬉しいのか、わからないまま

とにかく嬉しかったのだけど

 

 

 

今となっては

やっぱり、その話が嬉しかったのだろうと思えるし、感動したのだろうと思います。

 

 

 

そこから

私の「平等」という言葉に対する、認識が変わったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

私にも、障害のある兄たちがいます。

 

 

 

そして

母が、その兄たちに対して

どうしても心配したり、気にかけたり、手をかけたり

 

 

 

そんなことが当たり前の

日常を送ってきました。

 

 

 

そして、もちろん

そのことで、私もずいぶん、

寂しい思いをしてきたし(無自覚)

拗ねてきたし(無自覚)

 

 

 

そのことが、心の傷となり、生きづらい原因になったと言っても

過言ではない気もします。

 

 

 

だけれども。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、かつての子どもとして

訴えたいと思うのです。

 

 

 

(誰に?母に。笑)

 

 

 

 

信念を持って、兄たちに、

もっと、もっと、手をかけて、気にかけて、

もっと、もっと、愛情を注いであげてよ!

 

 

 

これが、子育てなんだ!(これが教育なんだ!)

 

 

 

そんな強い気持ちで

堂々と、キッパリと

 

 

 

兄たちと、私との間に、きちんとした差をつける。

 

 

 

足りないところには、さらに大きな愛情を注ぐ。

欠けてるところには、他よりも気配り、心配りをする。

 

 

 

それを、やり遂げてよ!

 

 

 

その、やり遂げる姿に、

私はいつか、何かを感じ、何かを学び、何かを獲得していくのだから。

 

 

 

「子どもたちに差をつけてはいけない」

 

 

 

そんな、誰かの受け売りのような言葉に、逃げずに。

 

 

 

そんな、安っぽい「平等」に、振り回されずに。

 

 

 

今思うと、私の母は

 

 

 

私からも、もちろん兄たちからも

真正面から向き合わずに、逃げてたと思うのです。

 

 

 

きっと

自分の悲しみや、自分の子育てのやり方からも、逃げてたのでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

しょせん

この世は、不平等なのです。理不尽極まりないのです。

 

 

 

平等なんか、絶対に存在しない。

 

 

 

生い立ちも

家庭背景も

経済状態も

環境も

生まれ持った才能も

 

 

 

全てにおいて、不平等。

 

 

 

だったら。

 

 

 

親が(先生が)

 

 

 

少しでも

その不平等の差を埋めようとしてもいいんじゃない?

 

 

 

私はそう思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「平等」って

見る方向性によって、全く違ってくるものなのかもしれないですね。

 

 

 

それで言うと

 

 

 

「私には、ふたりの子どもがいるんですけど

下の子どもに重度の障害があります。

 

私は、いつも、その下の子どもに

かかりっきりになっています。

 

なので、どうしても

上の子どもに、我慢をさせてしまっています。

 

どうしようもないことなのですが

上の子に申し訳なくて。

 

上の子は、今のところ

素直ないい子に育ってくれてるように見えるのですが

 

この先、この上の子が、

拗ねたり、心に傷を持ったりしないか心配です。

 

今、私は、

どんなふうにして、ふたりの子どもたちに関わったらいいのか、悩んでいます」

 

 

 

 

上の子に、

我慢させてこそ

拗ねさせてこそ

心に傷を持たせてこそ

 

 

 

それで、ようやく

「平等」に近づけるのかもしれないですね。

 

 

 

上の子に、

我慢させることを

拗ねさせることを

心に傷を持つことを

 

 

 

させてあげてほしいとも、思うのです。

 

 

 

それも、上の子の

「何かの獲得」になるはずなのです。

 

 

 

ゆみっち、こと林由美でした。

 

 

 

 

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