ひだまりと自愛に包まれて

今、ここに生きる。

 

 

 

自分を許し、癒し

ラクに生きるお手伝いをします。

 

 

 

今日もこのブログにお越しくださり

ありがとうございます。

 

 

 

心理カウンセラー

ゆみっち、こと林由美です。

 

 

 


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心理カウンセラー
心屋入門認定講師

「エデンの森」認定講師

不安症とともに生きるボランティア団体「不安なハリネズミたち」代表
 

   


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「自立」とは

 

自分以外のものの助けなしで、または支配を受けずに、自分の力で物事をやって行くこと。

 

 

 

 

「自律」とは

 

価値観や信条、理念や哲学など個人の内的要素に関して、支配や制約を受けずに独り立ちをすること。

 

 

 

 

どちらも、ネット情報ですが。

 

 

 

 

わかるようで

何となく、わかりづらいですよね。

 

 

 

 

そして

「自立」と「自律」の違いは

 


 

 

自律とは内面的要素、自立とは外的要素での独り立ち

 

 

 

 

言葉を読むと

うんうん、と理解できるのですが、

 

 

 

 

これも実生活においては

混在していて混同していて

なかなか区別できないような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな中

私の大好きな表現、わかりやすい表現を見つけました。

 

 

 

 

それは

「自律」を表現する言葉です。

 

 

 

 

「自律」とは

自分を取り戻すこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは

傾聴の定例会(勉強会)で学んだ言葉です。

 

 

 

 

この日の傾聴の定例会では

主に、認知症の方への傾聴を学んでいたのですが

 

 

 

 

認知症の方々に対しても、真摯に傾聴を行なっていくと

自律(自分を取り戻す)することができる

 

 

 

 

そんな実践、臨床結果を

学んできました。

 

 

 

 

で、そのときに、ふと思ったんですね。

 

 

 

 

これは

・ひきこもり

・不安症の人

・依存症の人

・心の症状を持ってる人

 

 

 

 

こんな人たちも同じだな、と。

 

 

 

 

いや、

こういう人だけでなく

 

 

 

 

人間関係がうまくいかない人

世間が怖い人

どこにも居場所がない人

自分を大切にできない人

 

 

 

 

こんな人たちも

同じように、「自分を取り戻せていない人」なんじゃないか、と。

 

 

 

 

「自立」はできてるかもしれないけど

(仕事してる、結婚してる、子育てしてる、稼いでる、身の回りのことはできる)

 

 

 

 

「自律」できていない。

 

 

 

 

自分を取り戻せていない。

 

 

 

 

自分を生きていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分を取り戻せていない人、

自分を生きていない人は、

「コーピング」をします。

 

 

 

 

コーピングとは

 

ストレスに対処するためにとる行動のこと

 

 

 

 

認知症の方が

しがちなコーピングとは

 

 

 

 

・徘徊

・モノ取られ妄想

・帰宅願望

・暴言、暴力

・介護拒否

・作話(作り話、妄想)

 

 

 

 

などがあり

これは全てストレスに対処するためにとる行動です。

 

 

 

 

認知症の人は総じて

 

 

 

 

思い出せない苦しみ

下矢印

わからない苦しみ

(世界、相手、自分が不明になる)

下矢印

混乱、不安、緊張(ストレス)

下矢印

自分を(世界を)取り戻すためのコーピング

(妄想、作話、徘徊など)

下矢印

そんなコーピングを(苦しみを)表出しながらも

さらに、わかってもらえない苦しみ、孤独

 

 

 

 

この流れを辿っていきます。

 

 

 

 

延々と、このループにハマってしまうんですね。

 

 

 

 

私は、この学びを得ながら

 

 

 

 

「これって、認知症の人だけじゃない」

 

 

 

 

そう思ったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たとえば

ひきこもりの人もそうです。

 

 

 

 

人にわかってもらえない苦しみ

下矢印

自分自身でも、よくわからない苦しみ

(世界、相手、自分が不明になる)

下矢印

混乱、不安、緊張(ストレス)

下矢印

自分を(世界を)取り戻すためのコーピング

(社会との遮断、対人関係を拒否、寡黙など)

下矢印

そんなコーピングを(苦しみを)表出しながらも

さらに、わかってもらえない苦しみ、孤独

 

 

 

 

 

対人不安の人もそう。

依存タイプの人もそう。

 

 

 

 

人にわかってもらえない苦しみ

下矢印

自分自身でも、よくわからない苦しみ

(世界、相手、自分が不明になる)

下矢印

混乱、不安、緊張(ストレス)

下矢印

自分を(世界を)取り戻すためのコーピング

(安心を一心不乱に求める、依存先を求める、など)

下矢印

そんなコーピングを(苦しみを)表出しながらも

さらに、わかってもらえない苦しみ、孤独

 

 

 

 

それ以外にも

 

 

 

 

人の視線が気になる人

人の評価が気になる人

自分で決められない人

 

 

 

 

挙げようとすれば、キリがありません。

 

 

 

 

そして

 

 

 

 

ひとりになろうとしてしまうことも

人を見張ってしまうことも

いつも人の顔色を窺ってしまうことも

人や自分を常に責めてしまうことも

虚言ばかり言ってしまうことも

 

 

 

 

もしかしたら

犯罪を犯したり、薬物やギャンブルに依存してしまうことも

 

 

 

 

全て、その人なりの

「自分の世界を取り戻そうとするコーピング」なのです。

 

 

 

 

だけど

悲しかな、そのコーピングは

 

 

 

 

ますます、わかってもらえない苦しみを増し

ますます、孤独を深めていってしまう。

 

 

 

 

結局は

自分を取り戻そうとして、

 

 

 

 

ずっと、自分を取り戻せていない人、とも言える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃあ、どうすれば

自分を取り戻せるのか。

 

 

 

 

それは、やはり「話す」ことだそうです。

 

 

 

 

よくわからないままでいい。

要点を得なくていい。

何が言いたいのか、わからず

言いたいことが言えないままでいい。

 

 

 

 

とにかく「話す」こと。

 

 

 

 

「話す」ことを諦めないこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

話すためには、聞き手も必要です。

 

 

 

 

黙って聴いてくれる。

ジャッジなく、アドバイスなく、聴いてくれる。

そのままを、聴いてくれる。

 

 

 

 

そんな技量も、必要になってきます。

 

 

 

 

そして

先ほどの、認知症の方のコーピングの流れには、続きがあるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

先ほどの流れを、もう一度掲載します。

 

 

 

 

思い出せない苦しみ

下矢印

わからない苦しみ

(世界、相手、自分が不明になる)

下矢印

混乱、不安、緊張(ストレス)

下矢印

自分を(世界を)取り戻すためのコーピング

(妄想、作話、徘徊など)

下矢印

そんなコーピングを(苦しみを)表出しながらも

さらに、わかってもらえない苦しみ、孤独

 

 

 

 

この続きとして

 

 

 

 

話してみる

下矢印

聴く、聴き続ける

(話してくれるまで、待つ)

下矢印

少しずつ、わかってもらえた感が出てくる

下矢印

(わかってもらえた実感により)

緊張が緩み、不安、孤独が和らぐ

下矢印

世界を取り戻すためのコーピングから(徘徊、妄想など)

徐々に覚醒してくる

下矢印

本来の思い出せない(認知症の)苦しみを

受け入れる余地が生まれる

下矢印

さらに聴く

下矢印

わかってもらえた実感は、認知症の人の語りをさらに促す

語ることにより、自律回復のプロセス

下矢印

世界の再構成

下矢印

自律の回復

 

 

 

 

これが実際に起こってきます。

 

 

 

 

認知症はよくならない。

 

 

 

 

だけど、

わかってもらえた実感を得て

 

 

 

 

自分も、そして周囲をも苦しめていた

コーピングはなりを潜めていき、

 

 

 

 

本来の苦しみを(認知症、不安症、依存症など)

受け入れていく余地が生まれ、

 

 

 

 

認知症は、認知症のままで

不安症は、不安症のままで

依存症は、依存症のままで

 

 

 

 

その人の人生を

取り戻していけるのだろうと思うのです。

 

 

 

 

ひきこもりの人は

ひきこもり気質を持ったまんまで

 

 

 

 

やりたいことを、

やっていけるようになれるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そう考えると

「自立」はできても、「自律」は、なかなか困難な気がします。

 

 

 

 

そして

「自立」できなくても、

 

 

 

 

(障害があったり、仕事ができなかったり、身の回りのことができなかったり)

 

 

 

 

「自律」はできる。

 

 

 

 

私は、自分の人生を生きる上で

大事なのは

 

 

 

 

断然

「自律」の方だと思うのです。

 

 

 

 

「自律」さえできれば

(自分を取り戻しさえすれば)

 

 

 

 

「自立」なんて、クソくらえ。

 

 

 

 

人に助けてもらいながら

人に支えてもらいながら

人に迷惑かけながら

 

 

 

 

自分の生き方を、十分に掴める気がするのです。

 

 

 

 

 

ゆみっち、こと林由美でした。

 

 

 

 

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