ひだまりと自愛に包まれて

今、ここに生きる。

 

 

 

自分を許し、癒し

ラクに生きるお手伝いをします。

 

 

 

今日もこのブログにお越しくださり

ありがとうございます。

 

 

 

心理カウンセラー

ゆみっち、こと林由美です。

 

 

 


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心理カウンセラー
心屋入門認定講師

「エデンの森」認定講師

不安症とともに生きるボランティア団体「不安なハリネズミたち」代表
 

   


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相変わらず

母の看病、介護で、バタバタとしています。

 

 

 

ですが、今のところ

手術後の血液検査や、エコー検査、

その他もろもろの検査では

 

 

 

これといった

懸念する所見も見当たらず

 

 

 

手術後の容体も安定していて

ひとまず、安心しています。

 

 

 

「救急搬送」

「命の危険」

「幻覚・せん妄」

 

 

 

など

 

 

 

今回の母に関する、

私の一連のブログでは

 

 

 

ちょっとセンシティブな言葉が並びました。

 

 

 

そのことで

いろいろとご心配をおかけしたり

クライエントさまにお気遣いさせたり

 

 

 

申し訳なく思っています。

 

 

 

おかげさまで

母の心臓は安定しています。

 

 

 

また、しばらく

命が長らえそうです。

 

 

 

 

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人間とは

つくづく、心の生き物だと思います。

 

 

 

体が元気でないと

心も元気になれないけれど

 

 

 

心が削られると

命も、同じように削られる。

 

 

 

気持ちが満たされていないと

生きる意欲も失い、気力も失い、

 

 

 

そのまま

「命」も失っていくのだろうと、

 

 

 

今回、母を見てて

実感してしまいました。

 

 

 

(以前からそう思ってたけど、

母の様子を目の当たりにして、あらためて実感した感じです)

 

 

 

実は、今週末にでも

母の退院が決まったのです。

 

 

 

退院、ということは

喜ばしいこと、のはずなのですが

 

 

 

母の場合は、ちょっと違うのです。

 

 

 

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前のブログで

母の「せん妄」のことを書きました。

 

 

 

せん妄とは

 

 

 

ボーッとしたり、つじつまの合わない話をしたり、昼夜のリズムが乱れたり(昼間にウトウトして夜間は眠れない)、夕方あたりからソワソワと落ち着かなくなったり、現実にはないものが見えたり、時間・場所が分からなくなったりするなどの症状
日内変動を伴うことも多く、典型的には夜間に悪化し、日中には改善することも多い。

 

 

 

母は、もともと軽度の認知症のうえ、

老人性うつも発症してたので

 

 

 

この「せん妄」の症状は

かなり顕著で

それも日を追うごとに、悪化していきました。

 

 

 

この説明にもあるように

夜間に症状がひどくなるので

 

 

 

その「せん妄」の母の姿を

夜間もずっと付き添っていた私だけが、知ることとなります。

 

 

 

(それと夜間当直の看護師さんですね)

 

 

 

母は、夜に一睡もしないので

その分、昼間に寝ようとします。

 

 

 

(昼間は、幻覚もおさまり、本人も安心できるようです)

 

 

 

だけど

そうしたら、また夜間に寝ないのではないか、という意見も出て

 

 

 

昼間も、母を寝かさないようにするため

無理やりに起こすようになりました。

 

 

 

私には、それが拷問のように見えるんです。

 

 

 

夜も、せん妄に苦しめられ

昼も、眠いのに、眠らせない。

 

 

 

寝不足の母にとって

ベッドで横にもさせてもらえず

 

 

 

ずっと座らされ

目を瞑ろうとすると、腕や足を叩かれ(もちろん軽くです)

 

 

 

夜の母の姿も、私には辛いものがありましたが

 

(不安や幻覚のあまりに、私にも暴言や怒りをぶつけてくる)

 

 

 

昼間の、しんどくてたまらない母の姿も

私には、見るに耐えなくなってきました。

 

 

 

それでも

皆の言う通りに、一生懸命、起きようとしている母を見て

 

 

 

「由美、もう生きるのがしんどいんよ」

 

 

 

ここ数年

何度も、私に言ってきた

母の言葉を思い出し

 

 

 

「もう、しんどいよね」

「もう、生きていたくないよね」

「生きるのが、しんどいんだよね」

「死んだ方がラクかもしれないね」

 

 

 

そんな思いが

私の中にも湧き上がってきました。

 

 

 

 

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ましてや

 

 

 

今の母の唯一の楽しみは「食事」なんですね。

 

 

 

母を、この世に繋ぎ止める、唯一の楽しみの食事が

病院では、奪われてるんです。

 

 

 

「病院のご飯は、美味しくないから食べたくない」

 

 

 

私は、それを母のワガママだと捉え

 

 

 

「何も買ってこないよ」

「私のおにぎりもあげないよ」

「みんな食べてるんだから、ワガママを言わずに病院食を食べて」

 

 

 

そう言い続けてきました。

 

 

 

 

そして

母は、そんな私の言葉、周囲の言葉を聞こうとして

母なりに、一生懸命、食べようとしてきました。

 

 

 

だけど

昨日

 

 

 

何日も続く寝不足からか

体も気力も、生きる意欲も、完全に無くなってしまったのか

 

 

 

朝の食事から、

全く手をつけなくなってしまったのです。

 

 

 

ハンスト、ではありません。

 

 

 

もう、手がつかない、のです。

 

 

 

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このままだと死んでしまう。

 

 

 

いくら、心臓が良くなっても

いくら、手術が成功しても

 

 

 

こんなんじゃ

死んでしまう。

 

 

 

体の部位の問題じゃない。

 

 

 

心の問題であり

意欲の問題、気力の問題なのです。

 

 

 

人間は

楽しみがないと、意欲がないと、生きていけるものじゃないんです。

 

 

 

逆を言えば

 

 

 

体の部位に、不具合があっても、病巣があっても、

 

 

 

楽しみがあれば、それが意欲になる。

意欲があると、気力が出てくる。

 

 

 

その気力が

体を、持ち直してくれるのです。

 

 

 

 

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私は、医師にお願いすることにしました。

 

 

 

もちろん、心臓のことも重要視しながら

それでも、

 

 

 

母の「せん妄」も含め

母の「楽しみ」も含め

母の「性格、生き方」も含め

 

 

 

退院を早めてもらえないか。

 

 

 

1日も早く、家に帰って

落ち着いた状況で、安心して眠れて

兄嫁の作る慣れ親しんだ食事を楽しめて

 

 

 

そして「せん妄」からの解放を目指す。

 

 

 

ただし

 

 

 

この私の考えは

兄や兄嫁とは、異なるものでした。

 

 

 

兄や兄嫁は、

やはり、西洋医学を信じているのです。

 

 

 

(これが悪いことではありません)

 

 

 

検査を、全身くまなくしてもらって

ちょっとでも不安材料が無くなるまで、とことん治療してもらう。

 

 

 

それが、二人の願いでした。

 

 

 

私は医師の判断に任せることにしました。

 

 

 

(兄や兄嫁は、昼間の眠そうで大人しい母しか見ておらず

母の夜間のせん妄の状態を見ていないので

そのことも大きいとは思います。)

 

 

 

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結果は

私から主治医にお願いするまでもありませんでした。

 

 

 

私から、まだ何も言っていないのに

主治医の方から

 

 

 

「早めに退院させましょう。

心臓なら、今のところ、おそらく問題ないと考えます。

 

万全を期すために、もっと様子を見るつもりでしたが

それでも、今のお母さんにとって何が大事かを考えると

 

1日でも早く

落ち着いた環境で生活することだと考えます。

 

認知症や老人性うつなどは、

2〜3日でも急激に悪化します。

 

それが命取りになる可能性だってある。

 

実は、まだ何個か、検査も残っていますが

それは外来通院でも可能です。

 

早めに退院することをお勧めします」

 

 

 

 

きっと、夜間当直の看護師さんから、

母のせん妄の状態について、主治医に何か伝わったのだろうと思います。

 

 

 

(せん妄は、よくあること、だと

その当直看護師さんは仰ってくださいましたが

 

それも、本人や私を安心させる言葉のようにも思います。

 

それぐらい

母のせん妄は、尋常ではないように感じました)

 

 

 

私は、その主治医の言葉に

嬉しすぎて

 

 

 

思わず、主治医に、両手を合わせて拝むような格好をして

「ありがとうございます」と何度も言っていました。

 

 

 

そして

朦朧としている母に抱きつき

 

 

 

「帰れるよ、家に帰れるよ。

母ちゃん、良かったね」

 

 

 

嬉し涙で、泣きながら、そう言いました。

 

 

 

母は、

「家に帰れるん?」

「ホンマに帰れるん?」

 

 

 

ボーーーっとした表情ながらも

その言葉は、理解できてるようでした。

 

 

 

 

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兄や兄嫁は

私が、主治医に対して、私の考えを押し通し、

母の退院を画策したように誤解しているようで

 

 

 

そのことで

私は、かなり兄に罵倒されました。

 

 

 

親の介護とか

家族の看護などしていると

 

 

 

家族間での

こんな諍い、考えの違い、誤解も

たくさん生じてくるのだろうなぁ、と

そんなことも実感しました。

 

 

 

罵倒されたことでの

私の悲しみも、当然あります。

 

 

 

私も限界ギリギリで

ずっと付き添っていたので、

 

 

 

「こんなに罵倒されるなんて

私のやってきたこと、って、いったい何だったのだろう?」

 

 

 

そんな虚しさも、襲ってきます。

 

 

 

だけど

今は、

 

 

 

朦朧としている母に抱きつき

 

「帰れるよ、家に帰れるよ。

母ちゃん、良かったね」

 

嬉し涙で、泣きながら、私はそう言いました。

 

母は、

「家に帰れるん?」

「ホンマに帰れるん?」

 

ボーーーっとした表情ながらも

その言葉は、理解できてるようでした。

 

 

 

母のこの様子を

支えにしようと思っています。

 

 

 

(決して、兄や兄嫁の考えを否定しているのではありません。

 

考えの違いや、見る方向性の違いなどにより

こんなふうにして、

家族内に決裂が入ることも、現実だということです)

 

 

 

 

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母は、

退院できる運びとなりました。

 

 

 

このような退院の形ですが

母にとっては良いことだと、私は信じています。

 

 

 

ということで

私も、そろそろ日常に戻ろうと思います。

 

 

 

明日からも

従来のブログの形に戻していきたいと思っています。

 

 

 

今回の母の件に関しまして

 

 

 

温かい言葉

ご心配の言葉

カウンセリングの日程の変更を申し出てくれる言葉

 

 

 

たくさんの言葉をいただきました。

 

 

 

その言葉たちが

この数日の私を支えてくださった、と言っても過言ではありません。

 

 

 

 

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

そして、これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

ゆみっち、こと林由美でした。

 

 

 

 

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