ひだまりと自愛に包まれて

今、ここに生きる。

 

 

 

自分を許し、癒し

ラクに生きるお手伝いをします。

 

 

 

今日もこのブログにお越しくださり

ありがとうございます。

 

 

 

心理カウンセラー

ゆみっち、こと林由美です。

 

 

 


林由美のプロフィールはこちらをクリック

心理カウンセラー
心屋入門認定講師

「エデンの森」認定講師

不安症とともに生きるボランティア団体「不安なハリネズミたち」代表
 

   


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なぜ、あの人に好かれたいと思ってしまうのか

自分でも、本当にわからないんです。

 

 

 

 

Mちゃんは

何度もそう言います。

 

 

 

 

Mちゃんの言ってる「あの人」とは

昔からの同級生の女性です。

 

 

 

 

その友人は

Mちゃんに何かと、嫌味を言ってきたり、

 

 

 

 

友人の機嫌が悪いときなんかは

突然に八つ当たりの感情をぶつけることも、しょっちゅうで

 

 

 

 

なのに

機嫌のいいときは、優しい言葉を言ってきたり

 

 

 

 

口を開くと

周囲のいろんな人の悪口のオンパレード。

 

 

 

 

 

そんな友人に

Mちゃんは、すごく振り回されるそうなのです。

 

 

 

 

そして

Mちゃんは

 

 

 

 

どうしても、

その友人の顔色を見たり、ご機嫌を伺ったり、

 

 

 

 

時には「ヨイショ」なんかもしてしまうそう。

 

 

 

 

まあ、ここまでは

すごく理解できますよね。

 

 

 

 

嫌味を言われないように、

意地悪をされないように、

八つ当たりされないように、

 

 

 

 

そのために

顔色を見る、ご機嫌を伺う、「ヨイショ」をする

 

 

 

 

それは

そう不思議なことではありません。

 

 

 

 

だけど

Mちゃんの場合は、ここから先がありました。

 

 

 

 

もちろん

Mちゃんは、そんな友人のことを嫌っています。怖がっています。

 

 

 

 

「嫌な人!」

 

 

 

 

そう思っているのですが。

 

 

 

 

(本人や周囲には、そう言わないし、

そんな気持ちは全く見せないですよ。

 

私にだけ、その気持ちを話してくださっています。)

 

 

 

 

 

なのに

 

 

 

 

なのにね。

 

 

 

 

なぜ、あの人に好かれたいと思ってしまうのか

自分でも、本当にわからないんです。

 

 

 

 

Mちゃんは

何度も、何度も、そう言うのです。

 

 

 

 

例えば

その友人の一番の仲良しに、なりたいのだそうです。

 

 

 

 

だから

その友人が、自分以外の誰かと仲良くするのが

許せない気持ちになるのだそうです。

 

 

 

 

自分以外の誰かと

親しくしているのを見てしまったら

 

 

 

 

ずっと

その光景を目で追ってしまい

 

 

 

 

その友人の、一挙手一投足を、見張ってしまう。

 

 

 

 

その友人に好かれたい

その友人に褒められたい

その友人に認められたい

 

 

 

 

だから

今日も、ご機嫌をとる、

 

 

 

 

私を認めてもらおうと、

私と仲良くしてもらおうと、

 

 

 

 

必死になって、笑顔で対応する。

 

 

 

 

どんなに嫌味を言われても

どんなに八つ当たりされても

 

 

 

 

私は大丈夫だよ

私は気にしていないよ

 

 

 

 

そんなふうにして

 

 

 

 

必死で、嫌われないようにしてしまう

私がいるんです。

 

 

 

 

こんなに悔しくて

こんなに腹立たしくて

 

 

 

 

こんなに、嫌いなのに

 

 

 

 

なぜ、あの友人に

ここまで好かれたいと思ってしまうのか

 

 

 

 

自分でも、本当にわからない。

 

 

 

 

そんな自分が

とっても苦しいんです。

 

 

 

 

そうMちゃんは

私に訴えてきていました。

 

 

 

 

(上記の話は、フェイクを入れています。

かつ、伝わりやすいように、表現を変えてあります。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このMちゃんは

私の継続カウンセリングを、長く受けてくださっています。

 

 

 

 

そのことが

Mちゃんの苦しみの深さと大きさを

物語っているように

 

 

 

 

私は受け止めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆみっちさん

 

なぜ、私は

ここまで、あの人に好かれようとしてしまうんですか?

 

なぜ、

大嫌いなあの人に、ここまで好かれたいんでしょうか?

 

それを教えてください。

 

 

 

 

Mちゃんから

何度も、こう質問されました。

 

 

 

 

そのたびに、私は

 

 

 

 

今は、

 

 

 

 

ああ、

私は、好かれたいんだなぁ。

 

こんなに嫌な思いをしているのに

 

どうしても、あの人に好かれたいんだなぁ。

 

私は、

やっぱり、そう思ってしまうんだなぁ。

 

嫌だけど

不思議だけど

納得できないけど

 

私は、

どうしても、あの人に好かれたいんだなぁ。

 

 

 

 

 

そんな自分の気持ちを

感じてください。

受け止めてください。

 

 

 

 

それが

今の私の気持ちなんだ、と

受け入れようとしてみてください。

 

 

 

 

すごく嫌だと思います。

そんな自分に、腹も立つでしょう。

納得もできない。

 

 

 

 

だけど

 

 

 

 

それが、Mちゃんの、今の気持ち、なんです。

 

 

 

 

私は、この言葉を

その都度、Mちゃんに繰り返しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おそらく

Mちゃんは

 

 

 

 

今の状態を早く脱したくて

 

 

 

 

その人に、好かれたい気持ちを

早く消し去って

 

 

 

 

その友人と、心の距離を

早く取りたいのだろうと思います。

 

 

 

 

その友人を目で追う自分も

その友人を見張ってしまう自分も

 

 

 

 

もう苦しくて、

そんな、自分自身に腹が立って

 

 

 

 

だから

早く、それを止めるために

 

 

 

 

なぜ、そうなるのか?の

理由を知りたい。

 

 

 

 

Mちゃんの

そんな気持ちは、よくわかるつもりです。

 

 

 

 

だけど

その答えは、Mちゃんの外側にはありません。

 

 

 

 

Mちゃんの中にしか、答えはないのです。

 

 

 

 

そして

その答えは、いつか必ず、Mちゃんの心が教えてくれるのです。

 

 

 

 

だけど

そうなるのには、まず

 

 

 

 

今の自分の気持ちを

そのまま、素直に受け止めてあげること、が不可欠。

 

 

 

 

そのステップを

必ず、踏む必要があるのです。

 

 

 

 

今の自分の気持ちを

認めたくない

消してしまいたい

受け止めたくない

 

 

 

 

だから

排除しようとしてしまうのだけど

 

 

 

 

(消してしまいたくなるのだけど)

 

 

 

 

それは

自分から、逃げていることであり

 

 

 

 

自分の気持ちから

目を背けていることにしか、ならないのです。

 

 

 

 

答えらしきものや

理由らしきものは

 

 

 

 

いくら頭で理解できても

体や心では、腑に落ちないのです。

 

 

 

 

だから

いくら心理を学んでも

 

 

 

 

同じことを繰り返し

同じところでつまづいて

余計にしんどさを募らせていく。

 

 

 

 

学べば学ぶほど、かもしれません。

 

 

 

 

自分の気持ちを

 

 

 

 

全身全霊で、

そのままを受けとけようとするとき

 

 

 

 

(どんなに嫌な気持ちでも、

どんなに納得できない気持ちでも、ね)

 

 

 

 

Mちゃんの心は

必ず、応えてくれます。

 

 

 

 

「本当はね、これが嫌だったんだ」

「本当はね、こうしたかったんだ」

 

 

 

 

だから。

 

 

 

 

自分から逃げないで。

自分の気持ちから逃げないで。

 

 

 

 

答えや理屈や原因や理由を

知りたくなるのは

 

 

 

 

自分から目を背けたいこと、と

 

 

 

 

実は、同意語であることに、気づいてほしい。

 

 

 

 

理由を求めなくても

答えを探さなくても

 

 

 

 

自分の心が、いつか必ず応えてくれます。

 

 

 

 

それが、心の世界なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

心理を扱う者として

私も、ある程度の見立ては立ちます。

 

 

 

 

おそらく

親子の関係性に根本があること。

 

 

 

 

おそらく

同性の姉妹関係も影響していること。

 

 

 

 

おそらく

「嫌う」こと、「嫌われる」ことに、

大きな恐怖心を持っていること。

 

 

 

 

だけど

 

 

 

 

自分の気持ちを、

認めないままに、答えを探し

 

 

 

 

自分の気持ちを

感じたくないままに、理由や原因を追求して

 

 

 

 

自分の気持ちを

スルーしている状態なら

 

 

 

 

(スルーしたくなっている状態のときは)

 

 

 

 

私は、これらのことには

一切、触れません。

 

 

 

 

そして、この状況での

私の見立てなど、

 

 

 

 

百害あって一利なし。

 

 

 

 

混乱させるだけであり

 

本人の気持ちを

余計に見失わせるだけ、なのです。

 

 

 

 

そして

その見立ても、決して正解とは言えないのです。

 

 

 

 

カウンセラーとして

そのことは絶対に、肝に銘じておかなければいけない。

 

 

 

 

自分が

答えを持ってると思うことの危険性を

 

 

 

 

そして

知らぬ間に、自分は、「正解を言ってるつもり」になっていないかを

 

 

 

 

カウンセラーは

絶えず自分に、突きつける必要があるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな、ある日の

Mちゃんのセッションの日。

 

 

 

 

どんな話の流れだったか

今は思い出せないのだけれど。

 

 

 

 

私が何気に、そして、いつも通りに

 

 

 

 

「Mちゃんは、

人を嫌ってはいけない、と

 

心の底では

やっぱり、そう思っていない?

 

 

私の前では、

 

嫌いなんです、とか

腹が立つんです、とか

 

そんなことが

普通に言えるようになってるけど

 

そして

 

人を嫌っていい

人に腹が立っていい

 

そんな自分でいい、と

 

口では言ってるけれど

 

やっぱり

 

人のことを嫌っちゃ、いけない

人のことを嫌う自分は、醜い

 

本当は、心の奥でそう思ってない?

 

口で言ってることと

心が思ってることが

 

違ってるような。

 

そこに、不一致感があるような。

 

私は

そう感じたのだけど、どうかな?」

 

 

 

 

 

すると

Mちゃんは

 

 

 

 

ハッとした顔をして

 

 

 

 

「そうかもしれません。

 

そんな自分を、やっぱり否定してた。

 

そんな自分はダメでしょ、って

自分を責めてました。

 

今まで気づかなかったけど

 

口で言うように

嫌っていい

腹が立っていい

 

そう思ってたはず、なんだけど

 

嫌うことも

腹が立つことも

 

自分に

言い聞かせてただけ、だったかもしれません。

 

本当は

ちゃんと嫌ったり、腹を立てることができてなかったかもしれません。

 

そんなことしちゃ、いけない

 

そんなふうに思ってた気がします。

 

こんな自分の気持ち、今初めて、気づきました。」

 

 

 

 

 

改めて

Mちゃんは

 

 

 

 

自分の心に起こっている

二重の誤魔化しに気づいたようでした。

 

 

 

 

本当は嫌っている

だけど、そんな気持ちを持っちゃダメと強く思ってる

だけど、嫌っていいんだよ、と言い聞かせる

嫌ってる、と思おうとしている

 

 

 

 

 

本当の気持ちって

こんなふうに、

 

 

 

 

何重にも上に重なってしまうと

すごく見えにくいものなんです。

 

 

 

 

それは

自分に対する縛りが強ければ、強いほど、です。

 

 

 

 

「こうした方がいい」という

他者の言葉を、採用すればするほど、なのです。

 

 

 

 

こういう、

二重のねじれが起こってくるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから

Mちゃんは、好かれたい、と思っちゃうのかもしれないね。

 

 

 

 

私はポツリと言ってしまいました。

 

 

 

 

意図せずに言ってしまった。失敗です。

 

 

 

 

だけど

Mちゃんは、

 

 

 

 

あ、、、、、

 

 

 

 

、、、、、そうかもしれません。

 

 

 

 

そう言ってくれました。

 

 

 

 

Mちゃんの中で、

 

 

 

 

嫌ってはいけない、と

好かれたい、が

 

 

 

 

連鎖していることに気づいたようでした。

 

 

 

 

Mちゃんの中で、何かが繋がったようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嫌ってはいけない、と思うのは

すでに、嫌っている、ということ。

 

 

 

 

好きにならなくちゃいけない、と思うのは

本当は、好きじゃない、ということ。

 

 

 

 

そんな自分の気持ちを

シンプルに、

 

 

 

 

ジャッジせずに、そのままに

 

 

 

 

ただ、気づいていく。

 

 

 

 

それだけで

「好かれたい」気持ちからは開放されていきます。

 

 

 

 

自然と、心が、

そう仕向けてくれるのです。

 

 

 

 

ここは

他人軸とか自分軸とか

 

 

 

 

あるいは

 

 

 

 

自分の「嫌い」を許せるようになると

人の「嫌い」も受け入れられるようになるとか

 

 

 

 

そんな

心の仕組みの説明も成立します。

 

 

 

 

(Mちゃんも、実際、

心理に関する、たくさんの本を熟読していました。

 

なので、

その説明も、すごく頭に入っていました。)

 

 

 

 

過去の

親子関係だとか、トラウマだとか

 

 

 

 

そんな理由や、原因を

言いたがる人もいるでしょう。

 

 

 

 

だけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の気持ちから、逃げない

 

自分の感情から、目を背けない

 

 

 

 

それだけ、なのです。

 

 

 

 

それだけで、いいのです。

 

 

 

 

心理の仕組みや

原因追求や、答え探しなど、必要ないのです。

 

 

 

 

自分の心に湧き上がる

さまざまな思いを、

 

そのままに、ジャッジせず

 

ひとつひとつ、興味深く、見つめていく

 

 

 

 

だって

 

 

 

 

私の

気持ちなのだから。

 

 

 

 

かけがえのない

大切な自分の

大切な気持ち、なのだから。

 

 

 

 

それが怖くて感じられない人のために

それが不安で抱えきれない人のために

 

 

 

 

ひとりでは

迷走してしまう人のために

 

 

 

 

自分自身から

逃げたくてたまらない人のために

 

 

 

 

私たちカウンセラーがいるのです。

 

 

 

 

答えを教えてくれるのが、カウンセラーではない。

 

 

 

 

自分、という迷宮の中に入っていき

自分、というものを、自分が、探し続ける。

 

 

 

 

私は、それだけを

これからも伝えていきたいと思うのです。

 

 

 

 

ゆみっち、こと林由美でした。

 

 

 

 

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