ひだまりと自愛に包まれて

今、ここに生きる。

 

 

 

自分を許し、癒し

ラクに生きるお手伝いをします。

 

 

 

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心理カウンセラー

ゆみっち、こと林由美です。

 

 

 


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心理カウンセラー
心屋入門認定講師

「エデンの森」認定講師

不安症とともに生きるボランティア団体「不安なハリネズミたち」代表
 

   


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ある日の出来事です。

 

 

 

 

私の知り合いに

Aさんという、テニスがとても上手な人がいます。

 

 

 

 

その、Aさんが

ママ友である、Cさんと一緒に

テニスを楽しんでいました。

 

 

 

 

Aさんは

テニスがうまいだけあって、それまで、誰とやっても負け知らずでした。

 

 

 

 

だから、Cさんも

それまで、Aさんに、一度も勝ったことがなかったそうなのです。

 

 

 

 

だけど

Cさんは、長い間、

Aさんと一緒に、テニスの練習をしてきたおかげで

メキメキと腕を上げてきたそうで

 

 

 

 

最近では

そのAさんとも互角に勝負できるようになってきました。

 

 

 

 

そして

ついにその日はやってきました。

 

 

 

 

Aさんは

Cさんに負けてしまったのです。

 

 

 

 

Cさんは、Aさんより

年齢は10歳ほど年下。

 

 

 

 

なので、Aさんは

負け惜しみを言うかのように

 

 

 

 

 

「やっぱり、年には勝てないなぁ。

 

前までなら追いついてたボールが

頭の中では追いつけると思うのに、体がついてこないんだから。

 

あ〜、初めて負けちゃった。悔しいな。」

 

 

 

 

 

Aさんは

自分の気持ちにとても正直に

 

 

 

 

悔しさもそのままに、素直に表現されたそうです。

 

 

 

 

そこで、Cさんは

こんなことを、Aさんに言ってきました。

 

 

 

 

「Aさんは、テニス以外でも

他になんでもできるじゃない。

 

 

〇〇もできるし

□□もできるし

■■もできるし

 

 

あれもできるし

これもできる。

 

 

そんな今日の負けなんて、全然、大したことじゃないですよ〜。

 

 

Aさんは、なんでもできる人なんだから〜」

 

 

 

 

 

こう言われて、Aさんは、どう感じたと思いますか?

 

 

 

 

あなたなら

こう言われて、どう感じますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Aさんは

 

 

 

 

「バカにしないでよ!」

 

 

 

 

心の中で

そう感じたそうです。

 

 

 

 

それはテニスに負けた時の悔しさとは別の、全く違う感情。

 

 

 

 

テニスに負けたのも確かに悔しい。

テニスが大好きだからこそ、その悔しさは本当にそう。

 

 

 

 

だけど

その負けたこと、よりも

 

 

 

 

そのあとの、Cさんの

「Aさんは他に何でもできるじゃない〜」

 

 

 

 

その言葉に

Aさんは深く傷ついたそうです。

 

 

 

 

Cさんの、

一見、寄り添ってるような、励ましてるかのような、その言葉。

 

 

 

 

その言葉に傷ついた。

 

 

 

 

きっと

そのCさん本人も

 

 

 

 

寄り添ってるつもりで

励ましてるつもりで

 

 

 

 

もっと言うと

 

 

 

 

「私よりも、Aさんの方が素晴らしいですよ〜」とでも、言いたげな

 

 

 

 

その言葉によって

Aさんはもっと深く、さらに強く、傷ついたそうなのです。

 

 

 

 

バカにされてるような

上から言われてるような

 

 

 

 

そんな感覚になったそうなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これね

 

 

 

 

Aさんの方にも、(言葉の受け取り方にも)

こだわりや、心のクセはあったと思いますが

 

 

 

 

私は

この話を聞いたとき

 

 

 

 

そのCさんの方の

心のクセ、人との関係の作り方、こだわりや価値観を

 

 

 

 

強く感じてしまいました。

 

 

 

 

そのCさんは

 

 

 

 

できる、できない、に

強いこだわりを持ち、そこに価値を置いている。

 

 

 

 

そして

人との関係も

 

 

 

 

もしかしたら、できる、できない、

つまり

 

 

 

 

できる=上

できない=下

 

 

 

 

そう位置付ける。

 

 

 

 

そんなことも

想像してしまいました。

 

 

 

 

もっと

シンプルに言えば

 

 

 

 

自分の内側のこと、よりも

(心、気持ち、感情、情緒)

 

 

 

 

自分の外側のこと、の方に

(できるできない、肩書き、立場、能力など)

 

 


 

重きを置く人。

 

 

 

 

「Aさんは、テニス以外でも

他になんでもできるじゃない。

 

〇〇もできるし

□□もできるし

■■もできるし

 

あれもできるし

これもできる。

 

そんな今日の負けなんて、全然、大したことじゃないですよ〜。

 

Aさんは、なんでもできる人なんだから〜」

 

 

 

 

このCさんの言葉から

勝手にそんなふうに想像してしまいました。

 

 

 

 

あくまで、勝手に、です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こういうお母さん

世の中には、とても多いと思うんですよね。

 

 

 

 

子どもが運動会で一番になれなくて

本人がとても悔しそうにしてるのを見て

 

 

 

 

「何を言ってるの。大丈夫よ。

 

〇〇ちゃんは、あれもできるし、これもできるんだから

 

そんな運動会で一番取れなかったぐらい、どうってことないでしょ?」

 

 

 

 

って、言ってみたり。

 

 

 

 

子どもが学校で

友達にイヤなことを言われて

悲しい思いをして帰ってきて

 

 

 

 

そのことを母親に打ち明けると

 

 

 

 

「その子がおかしいのよ。気にしなくていいの。

 

そんな子の言葉なんて、間に受けちゃダメ。

 

放っておきなさい。」

 

 

 

 

と、言ってみたり。

 

 

 

 

これね

 

 

 

 

実は

子どもの気持ち、感情を無視してるんですよね。

 

 

 

 

お母さんは

アドバイスのつもりで、励ましのつもりで、

 

 

 

 

もしかしたら

寄り添うつもりで、そう言ってるのですが

 

 

 

 

だけど

子どもの側からすると

 

 

 

 

寄り添ってもらってる感は持てないのです。

 

 

 

 

どちらかというと

 

 

 

 

こんなに悔しがってはダメなんだ

こんなに悲しんではいけないんだ

 

 

 

 

子どもの心に湧き上がっている

気持ち、感情を、

 

 

 

 

「そう思っちゃいけないんだ」

 

 

 

 

暗に、そう思わせているのです。

 

 

 

 

そんなメッセージを、子どもに伝え続けてしまってるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「悔しかったんだね」

 

「悲しかったんだね」

 

「そんな気持ちになっちゃったんだね」

 

 

 

 

これが、寄り添う、ということだと

私は思うのです。

 

 

 

 

これが

相手の気持ちを、受容することなのだ、と思うんです。

 

 

 

 

そして

その言葉がどうしても言えずに

 

 

 

 

「気にしないで。

あなたはあれもできるし、これもできるでしょう?」

 

 

 

 

とか

 

 

 

 

「大丈夫よ。

相手が悪いんだから、あなたは相手にしなくていいの」

 

 

 

 

などの、

一見、寄り添ってる風な言葉を

必死で言ってしまう場合は

 

 

 

 

そのお母さんが

そのような感情(心の中に湧き上がる、悲しみやガッカリや悔しさなど)を

 

 

 

 

感じたくないし

抱え持つことができない、ということなのです。

 

 

 

 

だから

目の前で、子どもがそのような気持ちを見せてきたときに

 

 

 

 

その姿を見ていられなくなる。

 

 

 

 

何とかして

アドバイスをし、励まし、早く立ち直らせるように、仕向けてしまう。

 

 

 

 

それは

すべからく

 

 

 

 

お母さん本人が

それらの感情を

 

 

 

 

感じたくない、抱えたくない、早く解決したい、

 

 

 

 

その表れであって

 

 

 

 

それは、そのまま

人の内面である(自分の内面でもある)

 

 

 

 

心、気持ち、感情に

 

 

 

 

寄り添えない、重きを置けない、ということなのだと

私は考えているのです。

 

 

 

 

そして

そんな内側のことよりも

 

 

 

 

外側にフォーカスすることで、解決を図ろうとし

 

 

 

 

自分を納得させようとするのですが

 

 

 

 

人の外側のことは

これもまた全て

 

 

 

 

そこには優劣がついてしまう。

 

 

 

 

どうしても、上下の関係性、優劣、勝敗がついてくる。

 

 

 

 

できる、できない

勝つ、負ける

良い、悪い

肩書き

立場

能力

収入

外見

点数

 

 

 

 

本人にそのつもりはなくても

人の外側を見つめる癖があると

 

 

 

 

どうしても

優劣がついてまわってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先ほどのテニス仲間の

AさんとCさん。

 

 

 

 

もし

Cさんが、

 

 

 

 

「やったーー!

やっと勝てたーー!

 

私も、今まで、すっごく悔しかったのよ」

 

 

 

 

あるいは

 

 

 

 

「悔しいよね。

負けたら悔しいもんね」

 

 

 

 

そんな感じのことを

Aさんに対して、言うことができてたら

 

 

 

 

そのAさんも

きっと

 

 

 

 

「うん、悔しいなぁ〜。すっごく悔しい」

 

 

 

 

そう答えて

 

 

 

 

寄り添ってもらえた気持ちになってたんじゃないかな。

 

 

 

 

変に慰められるよりも、ね。

 

 

 

 

私は

そう感じちゃった出来事でした。

 

 

 

 

そして、Cさんもまた

 

 

 

 

「やったーー!

やっと勝てたーー!

私も、今まで、すっごく悔しかったのよ」

 

 

あるいは

 

 

「悔しいよね。

負けたら悔しいもんね」

 

 

 

 

実は、こちらの方が本音であるのだろうと想像しますし

 

 

 

 

これを言えたら、

Cさん自身も、ラクになっていける気がするのです。

 

 

 

 

ゆみっち、こと林由美でした。

 

 

 

 

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