ひだまりと自愛に包まれて

今、ここに生きる。

 

 

 

自分を許し、癒し

ラクに生きるお手伝いをします。

 

 

 

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心理カウンセラー

ゆみっち、こと林由美です。

 

 

 


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心理カウンセラー
心屋入門認定講師

「エデンの森」認定講師

不安症とともに生きるボランティア団体「不安なハリネズミたち」代表
 

   


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今日は「トンネル」のお話です。

 

 

 

 

このトンネルの話

今まで何度か書いたことがあるので、知ってる人もいるかも知れません。

 

 

 

 

今日は、その上で

さらに、新しい視点も書いてみようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、もともとトンネルが大の苦手でした。

 

 

 

 

理由は、よくわかりません。

 

 

 

 

暗いから、なのか

閉塞感がするから、なのか

どこにも逃げ場所がないような気がするから、なのか

 

 

 

 

よくわからないけれど

とにかく、幼い頃から、トンネルが苦手でした。

 

 

 

 

だから、

徳島には地下鉄が無くて本当によかった、

なんてことも思ったりします。

 

 

 

 

そして、私がパニック障害になってからは

このトンネルが、苦手を通り越して、もう恐怖でしかなくなりました。

 

 

 

 

絶対に、絶対に、トンネルの中に入ることができなくなったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

パニックの絶頂期には

全ての乗り物が乗れなくなって、

 

 

 

 

唯一乗れるのは

私が運転している、私の車か

旦那さんが運転している、旦那さんの車、それだけでした。

 

 

 

 

日常生活してる分には

それで十分でした。

 

 

 

 

それでも

渋滞に巻き込まれるとパニック発作を起こすので、

 

 

 

 

絶対に渋滞に巻き込まれない時間に外出する、とか

絶対に渋滞しないルートを走る、とか

 

 

 

 

そんな工夫は不可欠でした。

 

 

 

 

それでも、もし

渋滞してくるかもしれない可能性を考えて

 

 

 

 

渋滞した場合には

すぐにでも、道路から外れて、どこかに逃げ込めるために

 

 

 

 

3車線、2車線の道路では、

必ず一番左の車線を走るようにしていました。

 

 

 

 

もちろん

トンネルは絶対に通りません。

 

 

 

 

どんなに遠回りになろうが

絶対にトンネルには入らないルートを走る。

 

 

 

 

スーーっと走ると

たかだか5秒、長くても10秒もは絶対にかからないトンネル。

 

 

 

 

それでもね、絶対にダメ。

恐怖、なんですよ。

心臓が止まるかと思うほどの、怖さなんです。

 

 

 

 

あの、

発作を起こしそうになる怖さ、

どこにも逃げ場所がない怖さ、

 

 

 

 

暗闇に吸い込まれていきそうな

とてつもない恐怖を考えると

それがどんなに遠回りであっても、私には関係ありませんでした。

 

 

 

 

でもね

ある日、どうしても

トンネルに入らなきゃいけないときが来たのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

私はパニックの絶頂期に

どうしても、このパニック発作を治したくて

あらゆる心のセミナーに通ってた時期がありました。

 

 

 

 

(この時期に、発作で乗れない高速バスに、頓服を飲んで無理やりに乗車し、その結果、やはりパニック発作を起こして高速バスを停めるという珍事件を起こします。しかも数回)

 

 

 

 

本当は、

飛行機に乗って、新幹線に乗って、高速バスに乗って、電車に乗って、

 

 

 

 

あらゆる場所へ、

心のセミナーに行きたかったのだけれど、

 

 

 

 

それが困難な私だったので

せめて、自分が運転する車で行ける四国内で開催されるセミナーを選んでは受講してたんですね。

 

 

 

 

で、ある日

高知県で開催されるセミナーに申し込んだんです。

 

 

 

 

高知県と徳島県を結ぶ高速道路は

知る人ぞ知る、トンネルが並んでる道路なのです。

 

 

 

 

それを知ってた私は

恐怖に慄きながらも、その解決策として、

 

 

 

 

そのトンネルに入ってる間は

(次から次へとトンネルが続くのだけど)

 

旦那さんと電話で話しながら走る。

(もちろんフリーハンド)

 

 

 

 

ぎゃーー

怖いーー

助けてーー

発作が起きるーーっ

 

 

 

 

電話で、そう叫びながら、走ろう、と。

 

 

 

 

誰かと怖さを共有してたら、恐怖も和らぐだろう、と。

 

 

 

 

そう思って、高知県へと出発したのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

結論から言いますと。

 

 

 

 

トンネルが、全く大丈夫だったのです。

てか、むしろ、トンネル内が安心できたのです。

 

 

 

 

なぜかというと。

 

 

 

 


 

 

 

 

その日の高知県は、大雨でどしゃぶりだったんですね。

 

 

 

 

もう警報級の

バケツをひっくり返したかのような、大雨でした。

 

 

 

 

なので、高速道路を走ってるだけで

もう怖くて怖くて、たまりませんでした。

 

 

 

 

ワイパーを全速力にしても

前が見えないほどの大雨で。

 

 

 

 

私以外の車も

かなりスピードを落として走ってましたね。

 

 

 

 

道路も、洪水のようになっていて

どこまでが道路かも、よくわかりませんでした。

 

 

 

 

車にも、大粒の雨がバシャバシャと降り落ちてくるので

騒音も、かなりすごくて。

 

 

 

 

もう怖くて怖くて

たまりませんでした。

 

 

 

 

そんな中

恐る恐る、高速道路を走ってて、トンネルに突入したのです。

 

 

 

 

するとね。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんということでしょう。(懐かしいフレーズ)

 

 

 

 

雨もピタッと止んで(トンネルだから当たり前)

道路も洪水ではなく

前方もよく見えて

 

 

 

 

とにかく静かになったのです。

 

 

 

 

トンネルに入ったことで

一瞬にして、平穏がおとずれました。

 

 

 

 

ほぅ。。。。。。

 

 

 

 

安心感が、私を包みました。

 

 

 

 

で、トンネルを抜けると

また、横殴りの雨で、吹き荒ぶ嵐で、すごい騒音で、前も見えなくなる。

 

 

 

 

私は、次のトンネルを目指して走ります。

 

 

 

 

早くトンネルに行きたい!

早くトンネルに入りたい!

 

 

 

 

そんなことを繰り返すうちに

私は、すごく不思議な気持ちになるのです。

 

 

 

 

トンネルの恐怖って、なんだったのだろう?

私は何が怖かったのだろう?

 

 

 

 

あれほど怖かった場所なのに

一瞬にして、これほど安心感を与えてくれる場所に変わる。

 

 

 

 

パニック発作、って

どういうことなのだろう?

 

 

 

 

私は、何に囚われていたのだろう?

 

 

 

 

私は、何を怖がっているのだろう?

 

 

 

 

あれほど怖かったトンネルが

今は、私を守ってくれている?

 

 

 

 

このときの感覚は

今の、私の感覚を作り上げる、源になったような気がします。

 

 

 

 

あれほど怖かったパニック発作

あれほど嫌だったパニック障害

 

 

 

 

だけど

もしかしたら、このパニック発作が、このパニック障害が

 

 

 

 

実は、私を守ってくれている?

 

 

 

 

今の私が、そう感じているのと

このトンネルの中で感じたこととは同じでした。

 

 

 

 

まさしく、逆転の発想。真逆の視点。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今もね

実は、トンネルは苦手なのです。

 

 

 

 

安心感を得られる場所、ではありません(笑笑

 

 

 

 

だけど

私の怖さの原因は、トンネルではない、ということなのです。

 

 

 

 

トンネルは、ただ

私の恐怖の核を教えてくれているだけ。

 

 

 

 

そして

トンネルを避けてるだけでは、

私自身のその恐怖には、いつまでもたどり着けずに

 

 

 

 

ただ、トンネルを怯え続けるに

とどまってしまう。

 

 

 

 

そして、さらに

トンネルは教えてくれるのです。

 

 

 

 

そのトンネルは、恐怖の核も教えてくれるけど、

同時に、真逆の安心感や安らぎの核も教えてくれるキッカケになる、と。

 

 

 

 

恐怖の実体を知れば、得たい安らぎも、知ることになる。

 

 

 

 

恐怖と安らぎは、

必ず、セットであり

必ず、表裏一体なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

今、トンネルの中にいる人は

たくさんいると思います。

 

 

 

 

目の前が真っ暗

先行きが見えない

行けども行けども抜けられない

 

 

 

 

そして、ようやく、トンネルを抜けたと思ったら

また次のトンネルに入ってしまう

 

 

 

 

(まさしく高知の高速道路、笑笑)

 

 

 

 

私は、そのトンネルさえも、

大事で、貴重で、崇高な時間だと思いたいのです。

 

 

 

 

嫌だ!嫌だ!嫌だ!

明るい場所へ行きたい!

見通しを立てたい!

こんな暗闇を終わりにしたい!

 

 

 

 

そう思う気持ちも、わかるつもりです。(想像できます)

 

 

 

 

そのトンネルで、何が怖いですか?

そのトンネルで、何が見えないですか?

そのトンネルで、何が嫌ですか?

そのトンネルで、何を失いそうですか?

 

 

 

 

その、

あなたの怖いもの

あなたの見たいもの

あなたの失いたくないもの

 

 

 

 

それら

あなたの大事にしたいもの、は

トンネルの中でしか、気づけなかったりする。

 

 

 

 

トンネルだからこそ

あなた自身の本当が、見えたりするのです。

 

 

 

 

どうか、どうか、トンネルを

 

・つらいだけの状況

・苦しいだけの状況

・すぐに出たい状況

 

 

 

 

そんなふうに思わないでほしいのです。

 

 

 

 

私は、あの高速道路でのどしゃぶりから

自分の視点を切り替えてみる、という発想を学び

 

 

 

 

トンネルは依然、苦手なものの

がんじがらめになってた恐怖を手放せるようになりました。

 

 

 

 

トンネルに入っても

このトンネルは、いつか必ず出るだろう、という発想

 

 

 

 

そして、トンネルから出たとしても

またすぐに、違うトンネルに入るだろう、という視点

 

 

 

 

そんなものも、感じられるようになり

 

 

 

 

さらには

 

 

 

 

だからこそ

トンネルに入るも、出るも

 

 

 

 

そこに囚われないようにしよう、

という思いも芽生えてきました。

 

 

 

 

そして

そのトンネルさえも、本当に嫌なものなの?

 

 

 

 

視点を切り替えることで

思考を緩めることで

クセに気づくことで

 

 

 

 

目の前のことは、いかようにも、捉えることができるのです。

 

 

 

 

トンネルさえも大事な過程だと、

腑に落ちることができるのです。

 

 

 

 

ゆみっち、こと林由美でした。

 

 

 

 

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