ひだまりと自愛に包まれて

今、ここに生きる。

 

 

 

自分を許し、癒し

ラクに生きるお手伝いをします。

 

 

 

今日もこのブログにお越しくださり

ありがとうございます。

 

 

 

心理カウンセラー

ゆみっち、こと林由美です。

 

 

 


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心理カウンセラー
心屋入門認定講師

「エデンの森」認定講師

不安症とともに生きるボランティア団体「不安なハリネズミたち」代表
 

   


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先日、カウンセリングをしてて

クライエントさまからのご相談を聞きながら

 

 

 

 

あ〜、私も、同じようなことで

すごく悩んでいたなぁ、と感じましたので

 

 

 

 

今日は、そのことを書こうと思います。

 

 

 

 

正確には

 

 

 

 

当時の私は(幼少の頃から最近まで)

 

 

 

 

悩んでた、というよりも

悩んでること自体にも、気づけてなかった、と言う方が正しい。

 

 

 

 

私の中では、そんな悩み(思い・感覚)は、当たり前だったんです。

 

 

 

 

だけど、日常的に

すっごく葛藤もしてたことも、無意識に(心に)刻まれています。

 

 

 

 

葛藤することも、当たり前になってたんですね。

 

 

 

 

その葛藤は、当然ですけど、しんどいことで。

だけど、そのしんどさが、当たり前になってた、ということです。

 

 

 

 

もっと言えば、

葛藤してたことにも、気づいてなかったのです。

 

 

 

 

それは

どんなことか、と言いますと。

 

 

 

 

 

 

 

 

障害のある兄弟に対しての、私の想い、です。

 

 

 

 

このブログを読んでくださってる

皆さまは

 

 

 

 

「兄弟」を、「親」に、置き換えてもいいですし

 

 

 

 

障害のある、を

貧乏、病気、みっともない、etc

 

 

 

 

などに置き換えて

読んでくださっても、いいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私には

障害のある二人の兄がいます。

 

 

 

 

私が、物心つく頃には、もう

兄二人とも障害を背負っていましたので

 

 

 

 

私には、障害のあるのが兄であり

むしろ、障害のない兄たちを、私は知らないんですね。

 

 

 

 

で、兄二人の障害は

内部障害ではなかったので、

 

 

 

 

見た目的にも、わかりやすいですし

ちょっと関わってみても、

障害がある、ということは周囲にすぐにわかるわけです。

 

 

 

 

なので

当時、幼稚園とか、小学生とかの私にも

 

 

 

 

周囲の同級生や、子どもたち

あるいは上級生までもが、

私に、兄たちのことを聞いてきたりするんですね。

 

 

 

 

「どうして?」

「なんで〇〇できないの?」

「なんで□□してるの?」

 

 

 

 

私の両親も

兄たちの障害について、いつも暗く落ち込んで、泣いてばかりいたので

 

 

 

 

私は、それが(障害が)

 

 

 

 

良くないこと

悪いこと

不幸なこと

みんなと違って、できないことがあること

恥ずかしいこと

 

 

 

 

早くから、そんなイメージを持っていたんです。

 

 

 

 

なので、いつしか

 

 

 

「どうして?」

「なんで〇〇できないの?」

「なんで□□してるの?」

 


 

 

こう聞かれても

 

 

 

 

「知らない」

「何もわからない」

「そんなことない」

 

 

 

 

そう返事するようになりました。

 

 

 

 

(曖昧に、誤魔化すように)

 

 

 

 

同時に、兄たちのことを

 

 

 

 

隠したい

恥ずかしい

本当のことは絶対に言いたくない

誰にも見せたくない

誰にも言われたくない

 

 

 

 

そんなふうにも

思うようになっていきました。

 

 

 

 

そして

そのうち、私は、兄たちと一緒に遊ばなくなりました。

 

 

 

 

兄たちと一緒にいると

私も、嫌な気持ちになってしまうから。

 

 

 

 

さらに、

年齢的なこともあったし(ちょっと歳が離れてる)

私も、近所の女の子とばかり遊ぶようになったので

 

 

 

 

そのことを好都合として

自然に、兄たちと一緒に遊ばなくなりました。

 

 

 

 

だけど

先日のカウンセリングで、思い出したんです。

 

 

 

 

私は、

 

 

 

「どうして?」

「なんで〇〇できないの?」

「なんで□□してるの?」

 

 

 

 

こんなことを聞かれたり、言われたりするのが嫌だから

 

 

 

 

兄たちから離れたように思ってたけど

 

 

 

 

実は、それだけじゃなかった。

 

 

 

 

それを思い出したんです。

 

 

 

 

私が

兄たちから離れたのは、

 

 

 

 

周囲の人たちが、(子どもたちが)

兄たちに接する態度を見るのが、辛かったのです。

 

 

 

 

周囲の人たちが、(子どもたちが)

兄たちを見る表情

兄たちにかける言葉

 

 

 

 

それを見るのが、痛くて、辛くて、たまらなかった。

 

 

 

 

私に言ってくる、とか

私に聞いてくる、とか

 

 

 

 

そんなことの比ではないぐらい

 

 

 

 

兄たちへの、周囲の人の接する表情、態度、言葉が、

いつも私を傷つけていたのです。

 

 

 

 

なんか、憐れむような

なんか、かわいそうに思うような

なんか、特別扱いにするような

 

 

 

 

そんな顔、そんな態度、そんな言葉

 

 

 

 

それが悔しくて

それが痛くて

それが苦しくて

 

 

 

 

それに、傷ついて

 

 

 

 

私は、その世界がたまらなく嫌で

だから、そんな光景を見なくて済む世界に行こうとしたのです。

 

 

 

 

兄たちとは離れて

私だけの世界、私だけの友人、私だけの存在

 

 

 

 

その世界で、生きていこう。

 

 

 

 

無意識レベルで

そう思ってたことを、思い出したのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

特別、仲が良い兄弟でもなかったけど

そんなに仲が悪い兄弟でもなかった気がします。

 

 

 

 

(子どもの頃はね)

 

 

 

 

だけど

兄たちのことで(障害のことで)

私が、嫌な思いをしてしまうとき、

 

 

 

 

そのときは

私は、兄たちのことを軽く恨んでいました。

 

 

 

 

こんな兄がいるから

兄たちに障害があるから

 

 

 

 

だから、私は恥ずかしい思いをするのよ!

 

 

 

 

だけど、そんな思いを、私はすぐに打ち消します。

 

 

 

 

そんなことを思ってしまう私のことを

私自身が、非難して、責めて、攻撃します。

 

 

 

 

私は、なんて、ひどい人間なんだろう、と。

 

 

 

 

これも葛藤、ですよね。

 

 

 

 

嫌なのに、嫌だと言うことは許されない。

傷つくのに、傷つくことも許されない。

 

 

 

 

ここまでは、わかりやすい葛藤。

 

 

 

 

だけど

もうひとつ、さらなる葛藤があったのです。

 

 

 

 

私は兄たちのことを

 

 

 

 

こんな兄がいるから

兄たちに障害があるから

 

 

だから、私は恥ずかしい思いをするのよ!

 

 

 

 

こう言いたくなる(責めたくなる)一方で

 

 

 

 

兄たちの

周囲の人たちに対しても

 

 

 

 

なんで、兄たちを、そんな目で見るの?

なんで、兄たちに、そんなことを言うの?

なんで、兄たちに隠れて、コソコソと言うの?

なんで、兄たちに、そんな表情をするの?

 

 

 

 

嫌だ!嫌だ!嫌だ!

アンタたちなんか、大っ嫌い!

 

 

 

 

だけど、一瞬はそう思うのだけど

私は、そんな思いも打ち消します。

 

 

 

 

そりゃ、そう、見るよね?

そりや、そう、思うよね?

そりゃ、コソコソするよね?

そりゃ、そんな顔、するよね?

 

 

 

 

だって、兄たちに障害があるんだもん。

 

 

 

 

そりゃ、そんな反応するよね?

 

 

 

 

私だって同じやん。

 

 

 

 

私だって

逃げてるやん。

 

 

 

 

私だって

一緒にされたくないから、逃げてるやん。

 

 

 

 

私だって

周囲の人と同じやん?

 

 

 

 

そう、見るよね?

そう、思うよね?

コソコソするよね?

そんな顔、するよね?

 

 

 

 

私も、同じやん。

 

 

 

 

こんな兄がいるから

兄たちに障害があるから

 

 

だから、私は恥ずかしい思いをするのよ!

 

 

 

 

私も、全く、同じやない。

 

 

 

 

 

 

 

 

冒頭で書いた

私の葛藤を思い出した、というのは

 

 

 

 

逃げたい私

隠したい私

恥ずかしい私

 

 

 

 

そんな思いから

兄から遠ざかりたい私、がいる。

 

 

 

 

兄とは関係のない私でいたい、と思う私がいる。

 

 

 

 

その反面

 

 

 

 

周囲の人たちに対して

 

 

 

 

やめてよ!

ムカつく!

なに、その言い方!

アンタたちに、そんな顔をされる理由はない!

 

 

 

 

そう思って

兄たちを守りたい私もいた、ということ。

 

 

 

 

兄たちに、恥ずかしい思いもさせたくないし

兄たちに、卑屈になどなってほしくないし

兄たちに、堂々と振る舞ってほしいし

 

 

 

 

「兄たちは、恥ずかしい存在じゃない!」

 

 

 

 

そう思いたい私も、いたのです。

 

 

 

 

私は、そんな葛藤をしてたことにも

今の今まで、気づきませんでした。

 

 

 

 

私だって、逃げたやん

私だって、恥ずかしいと思ってるやん

私だって、隠そうとしてるやん

 

 

 

 

そう、自分に言い聞かせるようにして

 

 

 

 

(自分も、同じひどい人間なのだと烙印を押して)

 

 

 

 

やめてよ!

ムカつく!

なに、その言い方!

お前たちにそんな顔をされる理由はない!

 

 

そう思って

兄たちを守りたい私もいた、ということ。

 

 

兄たちに、恥ずかしい思いもさせたくないし

兄たちに、卑屈になどなってほしくないし

兄たちに、堂々と振る舞ってほしいし

 

 

「兄たちは、恥ずかしい存在じゃない!」

 

 

そう思いたい私も、いたのです。

 

 

 

 

こんな私の思いも、打ち消そうとしてきた。

 

 

 

 

あれほど葛藤してたのに

葛藤もしていないフリをしてきたのです。

 

 

 

 

私は、どうせ、こんな人間だから。

私は、どうせ、ひどい人間なのだから。

 

 

 

 

その言葉で

私の中の、さまざまな思いを、

兄たちへの愛情を、

 

 

 

 

なかったことにしてきたことに

 

 

 

 

今さら、気づいたんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

これね

矛盾した感情のように思いませんか?

 

 

 

 

かたや、

 

 

 

 

私も恥ずかしい

私も隠したい

私も逃げたい

 

 

 

 

だけど、もう片方では

 

 

 

 

恥ずかしくない!

守りたい!

悔しい!

こんちくしょう!

 

 

 

 

矛盾してると言えば、そうなのかもしれないですね。

 

 

 

 

だけど

この矛盾すること、こそが

 

 

 

 

こんな両極端な気持ちで、葛藤してしまうこと、こそが

 

 

 

 

感情なのです。

 

 

 

 

整理できて

割り切れて

どちらかに、きちんと分けることができる

 

 

 

 

そんなの、感情ではないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、クライエントさまに言ってるようで

自分自身に言っていました。

 

 

 

 

その両方ともを

思っていい。

 

 

 

 

その両方ともが

同じだけ、心の中にあって。

 

 

 

 

その両方ともが

同じだけ、重い気持ち。

 

 

 

 

私は、

兄たちを傷つけるだけの存在ではなく

 

 

 

 

私もまた

周囲の人たちの兄に対する

表情と言葉に、傷ついてきた。

 

 

 

 

だから

逃げたい、と思うのも当然だし

守りたい、と思うのも自然。

 

 

 

 

隠したい、と思いながら

実際に、隠そうとする私は、なんともひどい加害者だと責め続け

 

 

 

 

だけど、その一方で

隠しきれずに、周囲によって傷ついてしまう私もまた、被害者なのだから。

 

 

 

 

矛盾した気持ちを、そのまま、持ってていい。

 

 

 

 

かたや、

 

私も恥ずかしい

私も隠したい

私も逃げたい

 

 

だけど、もう片方では

 

 

恥ずかしくない!

守りたい!

悔しい!

こんちくしょう!

 

 

 

 

それでいい。

 

 

 

 

その両方とも、すごく自然な感情。

 

 

 

 

傷つける人間は、すでに傷つけられた人間なのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

守りたいから

大好きだから

大事だから

 

 

 

 

だから

 

 

 

 

辛くて逃げてしまう

怖くて距離を取ってしまう

相手を責めることで自分を正当化してしまう

 

 

 

 

ああ〜

 

 

 

 

確かに、そうだったな〜、と

改めて腑に落ちたのです。

 

 

 

 

私もまだまだ

私のことを知らないようです。

 

 

 

 

クライエントさまを通して

またひとつ、私を見つけられたような気がします。

 

 

 

 

ゆみっち、こと林由美でした。

 

 

 

 

〜〜オープンカウンセリングを開催します。〜〜

 

満席になりました。

ありがとうございました。

 

日時:2月17日(土)

時間:10:00〜12:00

定員:10名

参加費:お気持ち金

方法:オンライン(zoom)

 

 

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