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ひだまりと自愛に包まれて
今、ここに生きる。
自分を許し、癒し
ラクに生きていくお手伝いをします。
今日もこのブログにお越しくださり
ありがとうございます。
心理カウンセラー
心屋入門インストラクター
「エデンの森」認定講師
不安症とともに生きるボランティア団体「不安なハリネズミたち」代表
今日から
通常運転のブログを書いていきますね。
私の公式ラインで
こんなメッセージを送ってくれた人がいます。
私はどうやら、幸せを感じるのが怖いようです。
そのことに
最近、ようやく気づきました。
だけど
幸せを感じてる私もいるのです。
あれ？
私、今日も幸せだった？って、感じるようになっていたのです。
そう感じるのだけど
一方で
こんなに毎日、幸せだなぁって感じる日が続くことにも
怖さを感じる私がいるのです。
この幸せを感じられる私のままでいたい
けど、そんな世界は本当にあるのだろうか
平和ボケしてるんじゃないだろうか、と疑心暗鬼な私もいます。
親のこと
予期不安
広場恐怖
不安になろうと思えば
材料は揃っています。
それでも
私、幸せを感じます。
素晴らしいな、と
私は思いました。
そして
それこそが、正真正銘の「幸せ」
そう思いました。
心理カウンセラー
ゆみっち、こと林由美です。
幸せって
ただ、感じるだけ、だと思っています。
日常の中の、一瞬一瞬で、
「あ、今、幸せかも」
「これが幸せなんだ」
と、ただ、感じる。
それが
幸せの正体であって
幸せなんて
実体がないものだと、私は思ってるんですね。
その
感じる量の多さが
感じる時間の長さが
幸せの質量とか、幸せの大きさに、なっていく
そう思っています。
パニックになるまでの私は
完全に、思考優先型の人間で
（優先、じゃないかも
完全思考型、思考支配型、かも笑）
「感じる」って何？
「感じる」ってどうしたらいいの？
感じる、ということを全く知らないまま、生きてきました。
私だって生身の人間ですから
五感もありますし、感じてはいたはずなのです。
だけど
全ての五感を、思考が封じ込めていたんですね。
以下、嘘のような本当の話です。
痛い、と感じてるはずなのに
目の前のことを考えなくちゃいけないから
その瞬間の痛さに気づけずに
お風呂の中で、よく青あざを見つけていましたし
（そして、その青あざを触って、やっと痛いなぁ、と感じるのです）
美味しいね！
なんて言いながら、お饅頭を食べてるのだけど
それが粒あんか、こし餡か
目で見て確認しないと、判別できなかったし（口の中で味わっていない
かぼちゃコロッケを食べながら
「このカレーコロッケ、美味しいね！」と言ってたし
（見た目が黄色かったから）
人が上着を着るのを見て
「私もずっと寒かった」とようやく気づけるし
横で工事をしていて
その爆音が耳につんざいてくるのに
そんな工事をしていることすら
私は気づかずに仕事をしていたり、とか
まあ、ここに挙げるのもキリがないほど
私は、体を使って、心を使って、
感じるということをしたことがなかったのです。
感じてはいるのでしょうけど
意識ができていないのです。
大きな空を流れる雲を目で見たり
鳥の囀りを耳で聞いたり
皮膚感覚で、暑さ寒さを感じたり
触れた触感で
柔らかさや硬さを感じたり
口で味わうことも
鼻先で匂うことも
痛さも
心地よさも
本当に、本当に、
感じることを意識できなかった。
そんなことを意識するよりは
目の前のことを、どうやって片付けるか
未来の不安のために、何を準備するか
過去の後悔を、どうやって上書きしていくか
あの人はどうか
この人はどう思ってるか
私はどう見られているか
周囲にきちんと馴染んでいるか
そんなことばかり
本当に、そんなことばかり、考えてきて。
その思考が強すぎるが故に
感じる、という
人間が生きていく上で
一番、基本となること
全ての土台となること
それを全く知らずに生きてきたのです。
私が
パニック全盛期のとき
「感じる」って何？
「感じる」ってどうしたらいいの？
そう泣き叫ぶ私に
旦那さんは
「このマグカップを持ってごらん。
温かいコーヒーが入ってる、このマグカップを持ってごらん。
何を感じる？
何が匂う？
何が目に入る？
それを、十分に感じてごらん。」
そう言いました。
当時は今と同じ季節で
真冬でした。
私は凍えた指先に、
マグカップから伝わる温かさをジーンと感じて
コーヒーって、こんな匂いだったんだ、と
アメリカン好きな私の飲むコーヒーは
色も薄めで
両手で、じっとマグカップを持ちながら
「感じる」ということに集中したのです。
これが感じることなんだ。
このときに
初めて知ったような気がしました。
それから、ですね。
そのあと、なんです。
私がいかに
思考優先で生きてきたか、を知るようになったのは。
その時まで
自分がいかに思考に支配されているのか
自分では、全く気づけずにいたのです。
お風呂で見つける青あざも
味音痴だと思ってたことも
騒音も平気だったことも
それらは
私の特技だと、個性だと思っていました。
だけど違ってた。
特技でも、個性でもなく
ただ
感じることが、できていなかっただけ。
感じることに、意識を向けられなかっただけ、だったのです。
他に考えることが多すぎて
考えることが、生きることだと思ってきて
幸せになるためには
「考えなくちゃいけない」
そう思ってきて。
そして
感じることを、見失ってきた。
今はそう思っているのです。
幸せって
感じるだけ、なのです。
状況でも
環境でもなくて
お金でも
ステイタスでも
ブランドでも
才能でも
仕事でも
肩書きでもなくて
幸せは、ただ
「あ〜、幸せ」と感じる
この一瞬のことを、言うのです。
幸せの証拠も
幸せな理由も、全く存在しない。
これがあるから幸せなんだ、とか
こうなれたら幸せなのに、とか
そんな話じゃないのです。
青空を見て
変わる季節の匂いを嗅いで
温かいコーヒーを飲んで
何気なくおしゃべりをして
いつも通り、おはよう！と挨拶をして
テレビを見てクスッと笑って
大好きな焼き鳥を食べて
その瞬間、瞬間に
あ〜、幸せ
そう感じられるかどうか。
その体感覚を、育てていけるかどうか
それが
幸せへの分岐点になるのです。
私は
公式ラインでメッセージをくれた、先ほどの彼女に
そうなんですね。
幸せを感じるんですね。
怖さもあるけれど
疑心暗鬼なところもあるけれど
不安な材料も揃っているけれど
だけど
幸せを感じる。
幸せって、そんなモノだと私は思っています。
幸せって、感じることに
自分が許可を出せるかどうか。
それだけだと思うのです。
そう返信させていただきました。
実は
「感じる能力」は、
人間がすでに持っているもの、なんですね。
それを意識できるかどうか、だけであって
意識さえできれば、今すぐでも感じることはできるのです。
あとは
それを感じていい、という許可を出せるかどうか。
それは、自分の意志に左右されるのです。
全ての人が
「感じる」許可を、出せるわけではないのです。
例えば
私が「痛い！」と感じたとして、
そんな痛さよりも、
今は、仕事が優先でしょ！と思って
私は生きていました。（無意識ですよ）
例えば
私が、かぼちゃであろうが、カレーであろうが
味わうことなく
このコロッケは美味しい！と言ってる背景には
作ってくれてるのだから、という意識、思考が強いわけです。
だけど
私は「痛さ」を感じていいのです。
私は「カボチャの苦手さ」を感じていいのです。
寒さも感じていいし
隣の騒音を感じていいし
居心地の悪さも
居心地の良さも
私の感覚で、私は感じていいのです。
幸せなんて
実体のないモノ。
ただ、感じるだけで
それが幸せ。
幸せを感じるのが、怖くても
不安な材料が揃っていても
人に証明できる、幸せの証拠が何もなくても
今、不安なまんまでも
病気だとしても
自分が、自分に、
幸せを感じていい、と許可が出せるかどうか。
それだけです。
幸せかどうか、なんて
それだけの話、なのです。
ゆみっち、こと林由美でした。
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